FxProのレバレッジ制限とは?レバレッジルールを他社と徹底比較

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海外FXの醍醐味の一つに、ハイレバレッジで取引できる点があります。

各海外FX業者が競うようにハイレバレッジを提供しており、トレーダーとしてはハイレバレッジ取引できる海外FX業者を選ぶトレーダーが多くいます。

世界中でサービスを提供しているFxPro(エフエックスプロ)も、入金方法が限られていたり日本語サポートがないなどのデメリットがありますが、例に漏れずに比較的高いレバレッジでトレード可能です。

ただ、レバレッジ設定には落とし穴があり、実質レバレッジを確認した上で海外FX業者を選定して口座開設しないと思うような取引ができません。

では、FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ設定はどのようになっているのでしょうか。

この記事を読めばわかること

・海外FX業者のレバレッジ制限について

・FxPro(エフエックスプロ)の最大レバレッジを他社と比較

・FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジルール

・FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ確認方法、変更方法

この記事では、FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ制限などを詳しく解説します。

海外FX業者のレバレッジ制限とは?

海外FXと国内FXにはいくつかの違いがありますが、大きな違いとして日本では金融庁の規制によって金融商品を取り扱う場合は、最大レバレッジが一律で25倍に制限されているという点が挙げられます。

一方で、海外FX業者では仮想通貨も含めてレバレッジの規制がないため、各海外FX業者でレバレッジを自由に設定できる状況です

例えば、Exnessという海外FX業者においてはレバレッジ無制限解放が可能で、なんと2億倍という他を凌駕するレバレッジを効かせて取引できます。

ただし、多くの海外FX業者では取引量などに応じてレバレッジ制限が設定される仕組みになっています。

例えば、TRADEVIEW(トレードビュー)のMT4スタンダード口座においては、証拠金残高1,000万円までの場合はレバレッジ500倍で取引できますが、1,000万円を超える場合は一律100倍までに制限されます。

最大3,000倍と高いレバレッジ設定となっているFBSでも、3,000倍のハイレバレッジ取引を希望する場合は証拠金200ドルまでしか取引できません。

金融ライセンスなどによる制限は設けられていませんが、完全に制限がないわけではなく「最大○○%」という表現になっている場合は、継続してそのレバレッジで取引できないという点には注意が必要です。

海外FX業者のレバレッジや各業者のレバレッジ比較については、以下の記事で詳しく解説しています。

【徹底比較】海外FXのレバレッジ20社比較!ハイレバでおすすめな業者もご紹介

FxPro(エフエックスプロ)の最大レバレッジを他社と徹底比較

海外FXにおけるレバレッジ制限が理解できたところで、FxPro(エフエックスプロ)の最大レバレッジはどのようになっているのでしょうか。

他社のレバレッジ条件を含めて、FxPro(エフエックスプロ)の最大レバレッジを比較した結果がこちらです。

海外FX業者名 口座の種類 最大レバレッジ ロスカット水準
Traders Trust

・クラシック口座
・プロ口座
・VIP口座

3,000倍 20%
FBS スタンダード口座 3,000倍 20%
FXジャイアンツ

・レギュラー口座
・ゼロスプレッド口座
・オート口座

1,000倍
※ゼロスプレッド口座とオート口座は最大500倍

レギュラー口座:20%
ゼロスプレッド口座:80%

GEMFOREX

・オールインワン口座
・ノースプレッド口座
※どちらもレバレッジ制限なし

1,000倍

20%
HotForex

MICRO口座
※他の口座は最大レバレッジ400~500倍

1,000倍 10%
Milton Markets

・エリート口座
・スマート口座(最大200倍)

1,000倍

100%以下
VirtueForex

・スタンダード口座
・スーパーボーナス口座(最大レバレッジ777倍)

1,000倍 100%
IronFX

・ライブ変動口座
・ライブ固定口座
・ライブゼロスプレッド口座
・STP/ECNノーコミッション口座
・STP/ECNゼロスプレッド口座
・STP/ECNアブソルトゼロ口座
※ライブ変動口座・ライブ固定口座以外は最大レバレッジ500倍に制限

1,000倍

20%

FXGT

・セント口座
・ミニ口座
・スタンダード口座
・FX専用口座
・ECN口座

1000倍 20%
IS6FX

MICRO口座

1,000倍 50%
XM(エックスエム)

MICRO口座(MT4)

888倍

20%

BigBoss

スタンダード口座

555倍

20%

TitanFX

スタンダード口座

500倍 20%
LandFX

ライブ口座

500倍 30%
FxPro

MT4口座

500倍

20%

MyfxMarkets

・スタンダード口座
・プロ口座

500倍 20%
Tradeview

X leverage口座

400倍 100%
AXIORY

スタンダード口座

400倍 20%
iFOREX

エリート口座

400倍 0%
IFCMarkets

・NetTradeX ビギナー口座
・MT4・MT5 マイクロ口座

400倍 10%
FxPro(エフエックスプロ)

・FxPro MT4 Instant
・FxPro MT4
・FxPro MT5
・FxPro cTrader
・FxPro Platform

200倍 50%

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ設定は、他社と比較してダントツに低く最大200倍です。

後述しますが、以前は500倍に設定されていたことを考えれば、とても低い数字となっています。

その分、より安全に取引できるサービスに成長しています。

口座タイプは5種類で最大レバレッジ200倍

FxPro(エフエックスプロ)では、最大レバレッジが200倍ととても低い設定となっています。

2021年2月21日までは、最大レバレッジ500倍という他社と比較しても平均的な設定でした。

しかし、バハマ証券委員会が変更した影響によって、2021年2月22日から最大レバレッジ200倍に変更されたのです。

FxPro(エフエックスプロ)では、他社ではあまり見られないバハマ証券委員会(SCB)の金融ライセンスを取得していますが、バハマ証券委員会の方針によって急な形でレバレッジが変更されました。

また、レバレッジ変更と同時に、ロスカット基準も証拠金維持率20%から50%と引き上げられました

以上の変更により、より安全に取引できるようになった反面、ハイレバトレードしたいトレーダーには悪い取引条件になってしまいました。

FxPro(エフエックスプロ)では以下5つの口座が用意されていますが、それぞれの口座で最大レバレッジ200倍が設定可能です。

・FxPro MT4 Instant

・FxPro MT4

・FxPro MT5

・FxPro cTrader

・FxPro Platform

各口座の特徴について、詳しく解説します。

FxPro MT4 Instant

FxPro MT4 Instant口座は、約定方式がDD方式を採用している点が特徴です。

DD方式とは

Dealing Deskの略で、相対取引となりトレーダーとFX業者が1対1で取引する方式のことです。トレーダーからの注文は、一旦FXトレーダーを通してからインターバンク市場へ流れます。

DD方式のメリットとして、スリッページが発生しにくいという特徴があります。

スリッページとは

トレーダーの注文レートと実際に約定したレートのギャップのことを指します。為替相場の変動によってトレーダーが注文時に指定したレートと、実際に約定するレートとの間に差が生じる場合があり、注文レートと異なるレートで約定する可能性があります。スリッページは相場の変動によって発生するため、注文レートより不利な方向のレートで約定するケースもあれば、有利な方向のレートで約定するケースもあります。

スリッページは、基本的にマイナスに作用することが多いため、このスリッページが発生しにくい点は魅力的です。

ただし、FxPro MT4 Instant口座はFxPro(エフエックスプロ)の中でもスプレッドが最も広い口座であり、注文回数が多い方は使いにくいというデメリットがあります。

FxPro MT4 Instant口座のスプレッドは原則固定となっており、東京市場の時間帯である日中の場合は原則固定のスプレッドで取引できる点が大きなメリットとして挙げられます。

FxPro MT4

FxPro MT4は、一般的な口座タイプとなり、定番の取引プラットフォームであるMT4に対応しています。

スプレッド幅も一般的な設定となり、取引手数料も無料に設定されています。

まだFX取引自体に慣れていないトレーダーは、なるべく手数料をかけたくないと思いますが、そんな時はFxPro MT4がおすすめです。

また、FxPro MT4はスタンダードな口座でありながら423銘柄と豊富な取引銘柄を取り揃えています。

よって、他の口座タイプよりも多彩な戦略で取引できる点が魅力的です。

FxPro MT5

FxPro MT5口座はMT5に対応しており、MT4では標準搭載されていない時間足の表示ができたり、板情報を使った取引が可能です。

ただし、MT4では自動売買が可能であるのに対して、MT5は自動売買に対応していないので注意が必要です。

また、FxPro MT5口座では2,188銘柄と最も多くの銘柄を取り揃えており、マイナーな銘柄や金融商品の取引ができます。

FxPro MT5口座の最大のデメリットは、両建て取引に対応していない点が挙げられます。

もし、ポジションを保有している時に反対売買をおこなった場合、決済注文として取り扱われます。

例えば、ロングポジションを1ロット保有し、同一銘柄を0.5ロット発注した場合には0.5ロットが保有ポジションから決済されるので注意してください。

FxPro cTrader

FxPro cTrader口座は、MT4に匹敵する人気があるcTraderを取引プラットフォームとして利用できる口座です。

スキャルピングなどの裁量トレーダーから特に愛されているcTraderの魅力は、多彩なツールと取引の公平性が挙げられます。

cTraderでは、ECN方式を採用しているのが特徴です。

ECN方式とは

直訳すると「電子通信ネットワーク」という意味となり、アメリカには金融商品を電子商取引できる私設取引システムが存在しており、その取引所のことをECN呼びます。ECNという私設取引所に直結して為替を取引する発注方法のことをECN方式と呼んでいます。個人トレーダーだけでなく、ファンドやブローカー、証券会社、銀行、リクイディティプロバイダーなどの売買注文が絶えずマッチングされて、売買が成立しているのが特徴です。

ECN方式では仲介が入らないため、スプレッドが他の口座よりも狭いという特徴があります。

また、FxPro cTrader口座の商品数は99銘柄とMT4の口座より少なめであり、暗号資産やCFDが取引できないデメリットがある反面、主要な通貨ペアは他の口座と同様に7銘柄の通貨ペアを取引できます。

FxPro Platform

FxPro Platform口座は、独自の取引プラットフォームを利用して取引できる口座です。

FxPro MT4口座とほぼ同じ口座スペックですが、MT4口座では利用できない一括決済機能を利用できます。

ただし、FxPro Platform口座は全て英語表記となっているため、英語が苦手なトレーダーには不向きな口座です。

取引量に応じてレバレッジ制限がかかる

FxPro(エフエックスプロ)の場合、あくまでも最大レバレッジが200倍に設定されているだけであり、取引しているロット数に応じてレバレッジ制限がかかります

具体的には、以下の条件でレバレッジ設定がかかってしまいます。

ロット数 最大レバレッジ
~200ロット 200倍
200~300ロット 100倍
300~500ロット 50倍
500ロット~ 33倍

500ロットを取引していると、33倍にまでレバレッジが低下します。

それでも、日本のFX業者では25倍に制限されていることを考えればまだ有利な条件と言えます。

レバレッジ制限は、規定のロット数に達した時点で自動的に適用されるため、ハイレバトレードしたい場合は保有ポジションを常に意識して取引してください。

最大レバレッジが200倍ではない通貨ペアがある

FxPro(エフエックスプロ)では、全ての通貨ペアで200倍のレバレッジ設定ができるわけではありません

具体的な通貨ペアとレバレッジ設定の関係を以下表にまとめました。

通貨ペア レバレッジ設定
ZARクロスペア 最大レバレッジ100倍
CNH・ILS・THB・RUBクロスペア 最大レバレッジ50倍
DKK・CZK・HKD・TRY・SGDクロスペア 最大レバレッジ20倍

上記表より、マイナー通貨ペアだけがレバレッジ制限の対象となり、メジャー通貨ペアは最大200倍で取引できることが分かります。

ただし、マイナー通貨ペアを中心に取引したい場合、ハイレバトレードが期待できない点には注意してください。

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ確認方法と変更方法

FxPro(エフエックスプロ)では、保有ロット数に応じてレバレッジ制限が自動でかかります

また、そもそもレバレッジ設定が低く設定されている通貨ペアがあるため、今実際にどのようなレバレッジ設定になっているのかを把握したい場合があります。

ここでは、レバレッジ確認方法と変更方法について解説します。

レバレッジ確認方法

現時点でレバレッジを確認したい場合、はじめに「FxPro(エフエックスプロ)のホームページ」にアクセスします。

次に、FxPro(エフエックスプロ)にログインして、FxPro会員ページに移動します。

マイページ左側にあるメニュータブの「口座」をクリックすれば、利用している口座状況が反映され、現在のレバレッジが確認可能です。

レバレッジ変更方法

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジは、トレーダー自身で変更できます

FxPro(エフエックスプロ)マイページ左側にあるメニュータブの「口座」をクリックした後、レバレッジを変更する場合は「レバレッジ欄えんぴつアイコン」をクリックしてください。

すると、レバレッジ変更ページへ移行するので、希望するレバレッジを選択します。

そして、レバレッジを選択したら「保存」をクリックすることでレバレッジの変更が完了します。

なお、取引アカウントのレバレッジを変更する場合、オープンオーダーをクローズする必要があるので注意してください。

また、レバレッジは24時間毎に変更できます。

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジの3つの注意点

FxPro(エフエックスプロ)の口座タイプごとの特徴やレバレッジ制限、レバレッジ確認方法を解説してきました。

FxPro(エフエックスプロ)で取引を行っていく上で、レバレッジの注意点を押さえておくことは重要です。

そこで、FxPro(エフエックスプロ)におけるレバレッジの注意点を以下のとおり紹介していきます。

1.ロスカット水準が厳しい

2.マージンコールがない

3.レバレッジ制限が取引数と取引銘柄による

1つずつ見ていきましょう。

1.ロスカット水準が厳しい

はじめに紹介するFxPro(エフエックスプロ)におけるレバレッジの注意点は、ロスカット水準の厳しさです。

ロスカットとは?

FXの取引において必要となる有効証拠金が一定の水準(%)を下回ったときに、FX業者から自動で決済される仕組みのことをいいます。

ロスカットがない場合、損失が有効証拠金を下回っても口座残高のマイナスは膨らみ続けます。

結果、口座資金は大きなマイナスを抱えてしまうでしょう。

ロスカット水準は、FX業者によって異なる水準で設定されています。

過去、FxPro(エフエックスプロ)のロスカット水準は証拠金維持率20~30%でした。

しかし、2021年2月に行われた最大レバレッジ引き下げに合わせて、ロスカット水準も50%に変更されているため注意が必要です。

ロスカット50%への引き上げにより、FxPro(エフエックスプロ)での取引でロスカットされる可能性は、より高まったといえるでしょう。

2.マージンコールがない

FxPro(エフエックスプロ)はロスカットが引き上げられただけではなく、マージンコールがないため注意が必要です。

ロスカット水準20%のときはマージンコールが25%に設定されていました。

しかし、ロスカット水準が50%へ変更されて以降は、ロスカット水準がマージンコール水準を上回っているため、実質マージンコールされない状況となっています。

証拠金維持率がロスカット水準に近付いたとき、マージンコールが届くのを待っているといきなりロスカットされてしまう、といった状況にもなりかねません。

FxPro(エフエックスプロ)の取引ではマージンコールがないことを認識し、自分の中でロスカットされるまでに決済する基準を設定しておくようにしましょう。

参考までに、主要な海外FX業者のロスカット水準は20%に設定されている場合が多く、FxPro(エフエックスプロ)のロスカット水準は海外FX業者の中でも、やや高めの水準となっているようです。

3.レバレッジ制限が取引数と取引銘柄による

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ制限は、取引数と取引銘柄によって変わってきます。

取引量が多くなればなるほどレバレッジ制限を受けることになり、最高500ロット以上の取引を行った場合、33倍のレバレッジ制限を受けてしまいます。

また、取引銘柄によって最大レバレッジが違ってくるため、取引する際には注意しましょう。

中には最大レバレッジが20倍までしか取引できない通貨ペアもあります。

取引量の少ないマイナー通貨ペアで取引を行う場合は、さきほどのレバレッジ確認方法で紹介した公式サイトで事前に確認するようにしましょう。

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外の5つのメリット

ここまで、FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジの特徴や注意点を解説してきました。

海外FXのなかでも、レバレッジが高い水準にあるとはいえないFxPro(エフエックスプロ)に、レバレッジ以外のメリットがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

本項では、FxPro(エフエックスプロ)におけるレバレッジ以外のメリットを以下の順に紹介していきます。

1.安心の経営実績を誇る

2.グループで多数の金融ライセンスを保有

3.取引銘柄が多い

4.取引プラットフォームが充実

5.ゼロカットを採用

1つずつ見ていきましょう。

1.安心の経営実績を誇る

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外のメリットとして、安心の経営実績があげられます。

FxPro(エフエックスプロ)が日本で初めてサービスを開始したのは2009年ですが、会社の創業自体は2006年から世界的に事業展開を進めていました。

つまり、15年以上の経営実績を誇っていることになります。

創業から現在までにリーマンショックやスイスフランショックなどの世界的な金融危機も度々発生しています。

その中で破綻することなく健全な経営を維持できている点は、企業として安定した経営基盤があると評価できるでしょう。

2.グループで多数の金融ライセンスを保有

世界的にサービス展開しているFxPro(エフエックスプロ)は、グループで5つの金融ライセンスを取得しています。

FxPro(エフエックスプロ)が取得している金融ライセンスには、FCA(英国金融行動監視機構)やCySEC(キプロス証券取引委員会)など取得が厳しい金融ライセンスも含まれています。

中でもイギリスのFCAは、とくに取得難易度が高い金融ライセンスとなっており、FxPro(エフエックスプロ)が企業として信頼できることが伺えます。

また、日本でのサービス展開のために、SCB(バハマ証券取引委員会)の金融ライセンスを取得しています。

海外FXの金融ライセンスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

海外FXの金融ライセンスって何?特徴や種類・業者別の違いを徹底解説!

3.取引銘柄が多い

FxPro(エフエックスプロ)では、多くの取引銘柄における取引が可能となっています。

取引できる通貨ペアだけでも69種類の通貨ペアが取引でき、取引銘柄の多さは海外FX業者のなかでもトップクラスといえるでしょう。

さらに、通貨ペア以外に取引できるCFD銘柄(貴金属、エネルギー、株式指数、仮想通貨など)にも幅広く対応しており、取引銘柄を全て合わせると全425種類にもなります。

FxPro(エフエックスプロ)での取引では、たいていの取引銘柄がそろっているため、自分が取引したい銘柄がない状況が起こることはないでしょう。

4.取引プラットフォームが充実

FxPro(エフエックスプロ)では、取引プラットフォームの種類が多く充実している点もメリットといえるでしょう。

実際にFxPro(エフエックスプロ)が提供している取引プラットフォームにはMT4・MT5・cTrader・FxPro EDGEがあります。

各取引プラットフォームにはそれぞれ特徴があり、取引スタイルによる使い分けが可能です。

取引プラットフォームの充実により、あらゆるトレーダーへの幅広い取引に対応できるでしょう。

各取引プラットフォームの簡単な特徴は以下のとおりです。

【MT4、MT5】

MT4は取引プラットフォームとして採用している海外FX業者も多く、世界的に利用者も多い取引プラットフォームです。

独自に作成したインジケーターや自動売買ツールも導入できるのが特徴といえるでしょう。

MT5はMT4の後継となる取引プラットフォームですが、導入できるインジケーターや自動売買ツールに制限があるため、MT4に比べると利用者が少ない傾向にあります。

【cTrader】

cTraderはスキャルピングなどの短期売買のために開発された取引プラットフォームで、海外FX業者でも採用している業者は限定的です。

短期売買に特化させるため、表示や操作性がシンプルに設計されているのが特徴となっています。

【FxPro EDGE】

FxPro EDGEは、FxPro(エフエックスプロ)が独自に開発した短期売買向けの取引プラットフォームです。

cTraderよりも取引手数料が低いのが特徴です。

5.ゼロカットを採用

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外のメリットとして、ゼロカットの採用があげられます。

FxPro(エフエックスプロ)ではゼロカットの採用により、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスにふれたとしても、FxPro(エフエックスプロ)の負担により追加で請求されることはありません。

ゼロカットは国内FXでは採用できないシステムとなっており、海外FXにおける魅力の1つといえるでしょう。

FxPro(エフエックスプロ)のゼロカットについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

FxProのゼロカットシステムを徹底解説!ルールや注意点も紹介!

FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外の6つのデメリット

 FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外のメリットを解説してきました。

たくさんのメリットがある FxPro(エフエックスプロ)ですが、メリットだけではなくデメリットも把握しておく必要があります。

そこで、本項では FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外のデメリットを以下のとおり紹介していきます。

1.スプレッドが広い

2.入金方法が少ない

3.マイナススワップが多い

4.突然撤退の可能性がある

5.スリッページ確率が高い

6.ボーナスキャンペーンがない

1つずつ見ていきましょう。

1.スプレッドが広い

はじめに紹介する FxPro(エフエックスプロ)のレバレッジ以外のデメリットはスプレッドの広さです。

スプレッドが広いと取引回数が多くなるほど、取引コストが積み重なっていき負担が大きくなってしまいます。

取引銘柄にもよりますが全体的には広い傾向にあるため、スプレッド水準が他の海外FX業者と比べて、どの程度高い水準にあるのかは把握しておくようにしましょう。

以下、FxPro(エフエックスプロ)と海外FX業者の主要口座タイプにおける主要通貨ペアのスプレッド水準一覧です。

通貨ペア

FxPro

Axiory

GEMFOREX

米ドル/日本円

USD/JPY

1.8pips

1.2pips

1.6pips

ユーロ/米ドル

EUR/USD

1.7pips

1.2pips

1.6pips

ユーロ/日本円

EUR/JPY

2.4pips

1.3pips

1.3pips

ポンド/米ドル

GBP/USD

1.9pips

1.6pips

1.6pips

ポンド/日本円

GBP/JPY

3.8pips

1.8pips

1.8pips

主要通貨ペアのスプレッドは、いずれのスプレッドにおいても高くなっていることが分かります。

 FxPro(エフエックスプロ)のスプレッドについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

FxProのスプレッド一覧と比較をご紹介!

2.入金方法が少ない

FxPro(エフエックスプロ)では入金方法の少なさもデメリットといえるでしょう。

利用できる入金方法は、クレジットカード/デビットカード・海外銀行送金・bitwalletの3種類のみとなっています。

入金手数料は全て無料となっていますが、海外銀行送金は入金の反映に3営業日以上もかかるため、即時性の高い入金手段はクレジットカードとbitwallet入金のみといえるでしょう。

 FxPro(エフエックスプロ)の入金方法について確認したい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

FxProの入金手段・方法を徹底解説!手数料や反映時間も紹介

3.マイナススワップが多い

FxPro(エフエックスプロ)では、ほとんどの通貨ペアでスワップポイントがマイナスになっています。

このような環境下では、スワップポイントを狙った取引は到底できません。

買いと売りのスワップポイントがどちらもマイナススワップのため、長期でポジションを保有する取引には向いていないといえるでしょう。

提供している取引プラットフォームの特徴から判断しても、FxPro(エフエックスプロ)では長期的な取引ではなく、短期取引に適しているようです。

4.突然撤退の可能性がある

FxPro(エフエックスプロ)のデメリットとして、突然撤退の可能性があることを頭の片隅に入れておく必要があります。

FxPro(エフエックスプロ)には、1度だけ日本から徹底した過去があります。

撤退の理由は、当時FxPro(エフエックスプロ)が保有していたライセンス取得先の機関が日本の金融庁の呼びかけ(海外FX業者への活動制限)に応じたためです。

とはいえ、突然の撤退により多くの日本ユーザーがポジション決済を余儀なくされ、多額の負債を抱えてしまったわけです。

2013年から日本向けサービスは再開していますが日本人のユーザー数は少なく、過去の撤退の影響からの信頼回復は難しいといえるでしょう。

5.スリッページ確率が高い

FxPro(エフエックスプロ)の取引ではスリッページ発生の可能性が高くなっています。

FxPro(エフエックスプロ)の公式サイトにおいて、スリッページ確率を約5%と公表してます。

スリッページは注文した価格と約定した価格に差が生じることをいいます。

そのため、スリッページが発生するとエントリー価格が想定と変わってくるため、損失が大きくなることも考えらるでしょう

約5%でスリッページが発生すると、1日の取引回数が多いトレーダーには不利な状況といえます。

取引回数が多くなる場合は、スリッページ発生のリスクを念頭に取引を行うようにしましょう。

6.ボーナスキャンペーンがない

FxPro(エフエックスプロ)では、ボーナスキャンペーンが開催されていません。

FxPro(エフエックスプロ)は、創業から現在までボーナスキャンペーンを開催した実績がないため、今後も開催される可能性は低いといえるでしょう。

海外FXでは、豪華なボーナスも魅力の1つとなっています。

 ボーナスを目的としてFxPro(エフエックスプロ)を利用しようと考えている場合は、利用を避けた方がよいでしょう。

海外FXでの取引にボーナスを求めている方は、次項でボーナスのある海外FX業者を紹介していますので参考にしてみてください。

ボーナスのある海外FX業者

最後にボーナスキャンペーンが開催されていないFxPro(エフエックスプロ)の代わりに、ボーナスが豪華な海外FX業者を以下の順に紹介していきます。

なお、これから紹介する海外FX業者は、ボーナスの代表ともいえる口座開設ボーナス入金ボーナスのどちらも提供している海外FX業者となっています。

1つずつ見ていきましょう。

XM Trading

XM Tradingは、日本ユーザーを最も多く抱えている海外FX業者です。

口座開設ボーナスは高額水準の13,000円となっています。

さらに、入金ボーナスは入金額の100%を入金ボーナス(入金額500ドルまで)として受け取れるでしょう。

ボーナスの対象口座は、スタンダード口座です。

XM Tradingのボーナスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】XMボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

FXGT

FXGTの口座開設ボーナスは15,000円です。

入金ボーナスは、70%の入金ボーナスを上限額15万円まで受け取れます。

70%での受取上限額15万円は、入金額25万円程度になります。

対象口座はスタンダード口座、ミニ口座です。

FXGTのボーナスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】FXGTボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

GEMFOREX

GEMFOREXは、海外FX業者でもボーナスの種類が多い海外FX業者です。

口座開設ボーナス(開設フォーム添付!)は30,000円と高額で、入金ボーナスは抽選で入金額の100%のボーナスを受け取れるでしょう。

ボーナスの対象口座は、オールインワン口座です。

GEMFOREXのボーナスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】GEMFOREXボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

iFOREX

iFOREXは、長い経営実績(25年以上)を誇る海外FX業者です。

口座開設ボーナスは7,500円で、入金ボーナスは1,000ドルまでの入金であれば100%の入金ボーナスを受け取れます。

iFOREXの提供している口座タイプは1つのため、口座タイプによる制限は発生しません。

iFOREXのボーナスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】iForexボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

IS6FX

IS6FXの口座開設ボーナスは基本5,000円ですが、期間限定で10,000円になるキャンペーンを開催している場合もあります。

入金ボーナスは抽選で50%(スタンダード口座)と100%(EX口座)の入金ボーナスが各口座タイプに用意されています。

口座開設ボーナスはスタンダード口座のみが対象となるので注意しましょう。

IS6FXのボーナスについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】 IS6FXボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

まとめ

FxPro(エフエックスプロ)では、他の海外FX業者と比較して低いレバレッジしか設定できず、ボーナスがなかったり出金に手間がかかるなどの評判が多く聞かれます。

その反面で安全性が高く、リスクを回避して取引できるというメリットがありますが、ハイレバトレードしたいトレーダーにとってはデメリットになります。

またFxPro(エフエックスプロ)では、通貨の保有ロット数に応じてレバレッジ制限がかかるため、よく確認した上で最適なトレードを楽しんでください。