FxProのスプレッド一覧と比較をご紹介!

トップ » 海外FX » FxPro » FxProのスプレッド一覧と比較をご紹介!

海外FX業者のFxProは、2006年からサービスの提供を始め、トレーダーから熱い信頼を得ています。

FxProの公式サイトではスプレッド情報が分かりづらく、スプレッドがどの程度なのか把握しづいのが現状です。

そこで、この記事ではFxProのスプレッドについて詳しく解説します。

ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。

海外FXのスプレッドとは?

海外FXのスプレッドとは

海外FXのスプレッドとは、ブローカーがトレーダーから受け取る手数料のことです

スプレッドとは

売買時に保有したポジションよりもスプレッド分が上乗せされ、差額が発生します。この時の差額が「スプレッド」です。

スプレッドによって海外FX業者は利益を受け取り、運営に生かしています。

海外FX業者は国内FX業者よりもスプレッドが広く、手数料が高い傾向にありますが、仕組み上仕方ありません。

なぜなら、海外FX業者は取引方式にNDD方式を採用しているからです。

NDD方式とは

取引方式の一つで、業者が取引に介入せず透明性の高い取引方式のことです。

NDD方式だとブローカーがトレーダーとインターバンク市場の間に介入せず、注文に仲介しません。

そのためノミ行為などの不正行為がなく、トレーダーが損失を受けてもNDD方式のFX業者は儲かりません。

したがって、NDD方式のFX業者ではスプレッドが主な収益源になるため、手数料を高くせざるを得ないのです。

FxProの口座ごとのスプレッド

FxProの口座ごとのスプレッド

FxProには多くの口座タイプが用意されており、その数は5種類に上ります。

そこで、次に5種類の口座タイプをまとめました。

・MT4マーケット口座

・MT4インスタント口座(変動スプレッド)

・MT4インスタント口座(固定スプレッド)

・MT5口座

・cTrader口座

FxProの各口座タイプは、スプレッドが異なっています。

口座タイプごとのスプレッドが分かるように、スプレッド情報を表でまとめるので参考にして下さい。

MT4口座マーケット口座

FxProのMT4マーケット口座の平均スプレッドを、以下にまとめました。

MT5口座
USD/JPY 1.5pips
EUR/JPY 2.1pips
GBP/JPY 3.3pips
EUR/USD 1.4pips
GBP/USD 1.6pips
USD/CAD 2.0pips
AUD/USD 1.5pips

MT4マーケット口座は、FxProの口座タイプの中でも狭いスプレッド値を実現しています

そのため、人気の口座タイプになっています。

ただし、取引ツールはMT4しかないため、MT5やcTraderは使えません。

MT4では自動売買も可能なので、EAを使えば裁量トレードしなくても取引の数を積み重ねられます。

MT4口座インスタント口座(変動スプレッド)

MT4インスタント口座は、変動スプレッドと固定スプレッドで口座タイプが分かれています。

ここでは、変動スプレッドを採り入れているMT4インスタント口座のスプレッドをまとめました。

MT5口座
USD/JPY 1.8pips
EUR/JPY 2.4pips
GBP/JPY 3.6pips
EUR/USD 1.7pips
GBP/USD 1.9pips
USD/CAD 2.0pips
AUD/USD 1.8pips

海外FX業者のスプレッドは、基本的に変動制です。

FxProも例にもれず、変動制を採用しています。

ただし、スプレッドが固定されているインスタント口座もあるので、同じではないと理解しておく必要があります。

MT4インスタント口座のスプレッドは、MT4マーケット口座に比べて広めです。

MT4口座インスタント口座(固定スプレッド)

こちらはMT4インスタント口座の、もう一つの口座タイプです。

何が違うのかというと、スプレッドが固定になっている点にあります

そこで、次の表にMT4インスタント口座(固定スプレッド)のスプレッドをまとめました。

MT5口座
USD/JPY 1.6pips
EUR/JPY 1.8pips
GBP/JPY 2.7pips
EUR/USD 1.6pips
GBP/USD 1.8pips
USD/CAD 1.8pips
AUD/USD 1.7pips

MT4インスタント口座の固定スプレッドは変動ではないため、時として有利な取引ができます。

そのため、他の口座タイプでスプレッドが広がっている時に、こちらの口座タイプを使うのが最もおすすめな使い方だと言えるでしょう。

ただし、全ての銘柄でスプレッドが固定されている訳ではないので注意しなくてはいけません。

上記7通貨のみスプレッドは固定となっており、他の銘柄では変動制が採用されています。

ですので、固定スプレッドと言っても一部で固定されているだけだと覚えておきましょう。

MT5口座

FxProのMT5口座のスプレッドを、以下の表にまとめました。

MT5口座
USD/JPY 1.8pips
EUR/JPY 2.4pips
GBP/JPY 3.6pips
EUR/USD 1.7pips
GBP/USD 1.8pips
USD/CAD 2.3pips
AUD/USD 1.8pips

MT5口座のスプレッドはMT4口座とあまり違いはありません

では何が違うのかというと、取引ツールがMT5に対応している点です。

MT5はMT4よりも高性能と言われており、処理速度が高速だったり使えるインジケーターが多種に及んだりと利点を持っています。

また、約定が速いのも評価できる点です。

ただし、MT4口座のように自動売買には適していない点には注意して下さい

全く自動売買できないわけではありませんが、MT4よりも対応しているEAが少なく、システムトレードには不向きです。

cTrader口座

次の表にFxProにおけるcTrader口座の平均スプレッドをまとめました。

cTrader口座
USD/JPY 1.8pips(0.9pips)
EUR/JPY 2.3pips(1.4pips)
GBP/JPY 3.5pips(2.4pips)
EUR/USD 1.7pips(0.8pips)
GBP/USD 2.1pips(1.2pips)
USD/CAD 2.3pips(1.4pips)
AUD/USD 2.2pips(1.3pips)

※()内は手数料を含まないスプレッド値です

cTrader口座では取引手数料が別途発生し、スプレッドに上乗せされて取引コストがかかります。

ですので、最低スプレッド値は特に狭く割安に感じるかもしれませんが、実際は他の口座タイプとあまり違いはありません。

cTrader口座を使う利点はスプレッドの狭さではなく、高性能でカスタマイズ性に優れた取引ツールの、cTraderを利用できる点にあります

MT4口座やMT5とは違った性能を持っているcTraderを利用したいがために、FxProを選んでいるトレーダーも少なくありません。

なお、他の海外FX業者でcTraderはなかなか扱っていないため、FxProは貴重な海外FX業者だと言えます。

FxProのスプレッド比較(Gemforex,TitanFX比較)

FxProのスプレッドを他業者と比較

FxProがどの程度のスプレッド値なのか、他海外FX業者と比べないと分からない方もいると思います。

そこで、次の表に3社のスプレッドをまとめて比較しました。

FxPro MT4口座 Gemforex
スタンダード口座
TitanFX
Zeroスタンダード口座
USD/JPY 1.8pips 1.2pips 1.3pips
EUR/JPY 2.4pips 1.4pips 1.5pips
GBP/JPY 3.6pips 1.9pips 2.2pips
EUR/USD 1.7pips 1.2pips 1.1pips
GBP/USD 1.9pips 2.1pips 1.6pips
AUD/USD 1.8pips 1.5pips 1.1pips

FxProのスプレッドは、他業者と比較して広めということが分かりました。

そのため、短期間で取引を重ねるスキャルピングを目的としたトレーダーには不利な環境となっています。

ただし、デイトレードや長期的なトレードに関しては気になるほどのスプレッドではありません。

したがって、FxProで取引するなら中長期的な手法がおすすめされます。

なお、FxProではスキャルピングも両建て取引も許されているので、できない訳ではありません

FxProのスプレッドの特徴

FxProの口座タイプごとのスプレッド一覧表と他社とのスプレッド比較状況を紹介してきました。

本項では、これまで紹介してきた内容からFxProのスプレッドの特徴を解説していきます。

他社と比べると、やや広めとなっているFxProのスプレッドですが、背景にはスプレッドとは別に手数料が発生しない点があげられます。

5種類もの口座タイプがあるFxProは、cTrader以外の口座タイプでは手数料が発生しません。

また、株式指数とエネルギー銘柄に関しては手数料が無料となっています。

スプレッドが広めでも手数料が発生しない点を考慮すると、トータルで平均的な水準に落ち着くのではないでしょうか。

cTrader口座の取引手数料は以下のようになっています。

【cTrader口座取引手数料】

通貨ペア

対応通貨

1,000通貨

10,000通貨

100,000通貨

1,000,000通貨

米ドル/日本円

USD/JPY

米ドル

0.07ドル

0.7ドル

7ドル

70ドル

日本円

約10円

約100円

約1,000円

約10,000円

ユーロ/米ドル

EUR/USD

ユーロ

0.07ユーロ

0.7ユーロ

7ユーロ

70ユーロ

日本円

約10円

約99円

約990円

約9,899円

ポンド/米ドル

GBP/USD

ポンド

0.07ポンド

0.7ポンド

7ポンド

70ポンド

日本円

約13円

約113円

約1,123円

約11,227円

豪ドル/米ドル

AUD/USD

豪ドル

0.07ドル

0.7ドル

7ドル

70ドル

米ドル

約7円

約64円

約637円

約6,366円

口座タイプの中で、cTrader口座のスプレッドが一番低いのは取引手数料が発生するためといえるでしょう。

以下はcTrader口座以外の各口座タイプの特徴です。

【MT4マーケット口座】

cTrader口座の次にスプレッドが狭い口座となっています。

取引手数料を合わせると、cTrader口座よりも低コストで取引できるでしょう。

文字通りMT4専用口座なので、MT5やcTraderによる短期売買を目的としている人の利用には不向きといえます。

【MT4インスタント口座】

MT4インスタント口座の変動スプレッドと固定スプレッドは、どちらもスプレッドもあまり変わりません。

また、固定スプレッドは取引銘柄も7種類と限定的です。

MT4インスタント口座を選ぶときは、変動スプレッドを選ぶとよいでしょう。

【MT5口座】

MT4の各口座タイプと同じように、スプレッド以外の取引手数料は発生しません。

スプレッド水準は、cTrader口座のスプレッドと取引手数料を合わせたコストと同じ程度となっています。

FxProの早朝スプレッド

FxPro早朝時のスプレッド

FxProは変動制のスプレッドを採用しているため、時と場合によってスプレッドが急拡大することがあります。

早朝時のスプレッドは特に顕著であり、広がる傾向にあります。

そこで、FxProにおける早朝スプレッドの一部を、以下の表に記載するので参考にして下さい。

FxPro早朝時のスプレッド
USD/JPY 8.3pips
EUR/JPY 13.1pips
GBP/JPY 22.5pips
EUR/USD 8.5pips

上記のスプレッドは変動制なので、これより広がる可能性が十分にあるため注意して下さい。

また、早朝時だけでなく経済指標発表時にもスプレッドは急拡大を見せます。

レバレッジをフルに使って取引する場合には、拡大したスプレッドによってロスカットを受ける可能性もあるため注意しましょう

ロスカットを受けない対策として、スプレッドが急拡大を見せる前に損切したり、利益を確定したりする方法が挙げられます。

通貨ペアごとのスプレッド一覧表

FxPro通貨ペアごとのスプレッド

FxProの通貨ペアごとのスプレッドが把握できるように、次の表にまとめました。

MT4口座 MT5口座 cTrader口座
USD/JPY 1.8pips 1.8pips 1.8pips(0.9pips)
EUR/JPY 2.4pips 2.4pips 2.3pips(1.4pips)
GBP/JPY 3.6pips 3.6pips 3.5pips(2.4pips)
EUR/USD 1.7pips 1.7pips 1.7pips(0.8pips)
GBP/USD 1.9pips 1.8pips 2.1pips(1.2pips)
USD/CAD 2.0pips 2.3pips 2.3pips(1.4pips)
AUD/USD 1.8pips 1.8pips 2.2pips(1.3pips)

※()内は手数料を含まないスプレッド

FxProでは、口座タイプによるスプレッドの違いはあまりありません。

結果として、口座タイプを選ぶ判断材料は取引ツールになります。

MT4・MT5・cTraderの3種類から自分に合った口座を選びましょう

マイナー通貨ペアのスプレッド一覧表

FxProのメジャー通貨における口座タイプごとのスプレッドを紹介しました。

次は、マイナー通貨ペアのスプレッドを見ていきましょう。

【マイナー通貨スプレッド一覧表】

通貨ペア

MT4マーケット口座

MT4インスタント口座

MT5口座

cTrader口座

カナダドル/日本円

CAD/JPY

3.6pips

3.3pips

2.1pips

ニュージーランド・ドル/日本円

NZD/JPY

2.5pips

2.3pips

1.5pips

ユーロ/ポンド

EUR/GBP

1.2pips

1.2pips

0.6pips

ユーロ/豪ドル

EUR/AUD

3.0pips

2.8pips

1.5pips

米ドル/香港ドル

USD/HKD

30.8pips

28.8pips

7.2pips

米ドル/人民元

USD/CNH

35.6pips

32.6pips

13.2pips

ポンド/ニュージーランド・ドル

GBP/NZD

5.6pips

5.2pips

3.1pips

ポンド/カナダドル

GBP/CAD

4.6pips

4.4pips

2.7pips

豪ドル/ニュージーランド・ドル

AUD/NZD

3.8pips

3.4pips

1.5pips

豪ドル/スイスフラン

AUD/CHF

2.8pips

2.6pips

0.9pips

ニュージーランド・ドル/カナダドル

NZD/CAD

4.3pips

3.9pips

1.8pips

カナダドル/スイスフラン

CAD/CHF

4.1pips

3.7pips

0.6pips

メジャー通貨に比べてマイナー通貨は、全体的にスプレッドが広い水準にあることが分かります。

また、マイナー通貨の中でも、米ドル/人民元(USD/CNH)米ドル/香港ドル(USD/HKD)のスプレッドがとくに大きくなっています。

次は、貴金属銘柄のスプレッドを見ていきましょう。

貴金属銘柄のスプレッド一覧表

ここからはFxProの通貨ペア以外のスプレッドを紹介していきます。

まずは、貴金属銘柄のスプレッドからまとめていきます。

【貴金属銘柄スプレッド一覧表】

貴金属取引銘柄

MT4マーケット口座

MT4インスタント口座

MT5口座

cTrader口座

ゴールド/米ドル

XAU/USD

3.0pips

3.2pips

3.3pips

ゴールド/ユーロ

XAU/EUR

4.4pips

4.8pips

44.0pips

シルバー/米ドル

XAG/USD

2.1pips

3.1pips

1.6pips

シルバー/ユーロ

XAG/EUR

2.4pips

5.6pips

2.8pips

パラジウム/米ドル

XPD/USD

256.3pips

256.3pips

254.6pips

プラチナ/米ドル

XPT/USD

41.2pips

41.2pips

39.0pips

貴金属銘柄のスプレッドは取引量の多いゴールド/米ドル(XAU/USD)シルバー/米ドル(XAG/USD)のスプレッドが狭めの水準です。

逆に取引量の少ないパラジウム/米ドル(XPD/USD)のスプレッドは、他の貴金属銘柄と比較して突出した数値となっており、取引できる大きさとはいえません。

口座タイプごとに見てもゴールド/ユーロ(XAU/EUR)のcTrader口座スプレッドが大幅に大きくなっている以外は、ほとんど違いはないでしょう。

エネルギー関連銘柄のスプレッド一覧表

次に、エネルギー銘柄関連銘柄のスプレッドを見ていきましょう。

【エネルギー関連銘柄スプレッド一覧表】

エネルギー関連銘柄

MT4マーケット口座

MT4インスタント口座

MT5口座

cTrader口座

ブレント原油

8.4pips

8.4pips

5.9pips

WTI原油

9.6pips

9.6pips

6.4pips

天然ガス

0.9pips

0.9pips

0.4pips

エネルギー銘柄関連銘柄のスプレッドはMT4の各口座とMT5口座のスプレッドが同じ水準で、cTrader口座のスプレッドが低くなっています。

FxProでは、いずれの口座もエネルギー関連銘柄に手数料は発生しません。

エネルギー関連銘柄を取引するのであれば、スプレッドが最も低い水準にあるcTrader口座の利用が適しているといえるでしょう。

株価指数のスプレッド一覧表

FxProの株価指数のスプレッドを紹介していきます。

【株価指数スプレッド一覧表】

株価指数取引銘柄

MT4マーケット口座

MT4インスタント口座

MT5口座

cTrader口座

日経225

JP225

84.1pips

84.2pips

8.0pips

香港株価指数50

HK50

270.0pips

270.0pips

10.5pips

S&P500

US500

6.0pips

6.0pips

1.2pips

ナスダック

UT100

11.5pips

11.5pips

1.2pips

ダウ30

US30

20.1pips

20.1pips

3.0pips

ヨーロッパ株価指数50

EU50

10.0pips

10.0pips

1.0pips

ドイツ株価指数30

DE30

30.0pips

30.0pips

5.0pips

フランス株価指数40

FR40

12.5pips

12.5pips

2.7pips

スペイン株価指数35

ES35

156.1pips

156.9pips

19.1pips

オーストラリア株価指数

AU200

17.8pips

18.0pips

1.9pips

スイス株価指数

SMI

120.0pips

120.0pips

12.0pips

株価指数のスプレッドもエネルギー関連銘柄と同じように、cTrader口座以外のスプレッドは同じ水準になっているようです。

cTrader口座のスプレッドは他の口座タイプの十分の一程度と低いため、取引手数料のかからない株価指数の取引においてもcTrader口座の利用がおすすめといえるでしょう。

仮想通貨のスプレッド一覧表

最後に仮想通貨のスプレッドを紹介していきます。

FxProの仮想通貨のスプレッドは以下のとおりです。

【仮想通貨スプレッド一覧表】

仮想通貨取引銘柄

MT4マーケット口座

MT4インスタント口座

MT5口座

cTrader口座

ビットコイン/米ドル

BTC/USD

840.4pips

840.0pips

ライトコイン/米ドル

LTC/USD

5.0pips

4.8pips

イーサリアム/米ドル

ETH/USD

94.9pips

95.0pips

ビットコインキャッシュ/米ドル

BCH/USD

35.6pips

35.6pips

リップル/米ドル

XRP/USD

8.3pips

8.2pips

FxProにおける仮想通貨の取引では、cTrader口座での利用ができません。

そのため、仮想通貨を取引する際は、MT4の各口座かMT5口座を利用しましょう。

仮想通貨スプレッド一覧表を見てみると、口座タイプによるスプレッドの違いは少なくなっているため、開設中の口座で仮想通貨の取引を進めても差し支えないといえます。

FxProのスプレッドが開くタイミング

ここまで、FxProの取引銘柄ごとのスプレッドを紹介してきました。

FxProのスプレッドは口座タイプや銘柄によって幅が異なったり、取引手数料が発生しなかったりと特徴的でした。

本項では、FxProのスプレッドが開くタイミングについて解説していきます。

取引銘柄によるスプレッドの開きではなく、時間帯や時期的な兼ね合いからスプレッドが開くタイミングを見ていきましょう。

FxProのスプレッドが開くタイミングは次のとおりです。

・取引量が少ないとき

・深夜から早朝にかけて

・経済指標発表や要人発言

・年末年始

1つずつ見ていきましょう。

取引量が少ないとき

はじめに紹介するFxProのスプレッドが開くタイミングは取引量が少ないときです。

スプレッドは取引に上乗せされる手数料ですので、取引量が少なくなるとスプレッドによる収益が見込めず、自然にスプレッドが広くなる傾向があります。

また、取引量が少ないときは、言うなれば買い手と売り手が少ない状況です。

そこで、インターバンク市場が取引量の少ない中で注文を約定させるために、発注価格と多少値幅が離れた価格帯へスプレッドを開いてでも約定させようとするわけです。

取引量が少なく通貨の流動性が低いときは、約定しにくい状況となっているので取引は控えておいた方がよいといえるでしょう。

深夜から早朝にかけて

FxProのスプレッドが開くタイミング2つ目は深夜から早朝にかけた時間帯です。

マーケットの状況からいうと、ニューヨーク市場が閉場してからオセアニア市場の始まり頃の時間帯で6時~8時頃となります。

早朝もニュージーランドのウェリントン市場やオーストラリアのシドニー市場は開場していますが、3大マーケット(東京、ロンドン、ニューヨーク)に比べると市場参加者は少ない状況です。

このため、通貨の流動性が下がりスプレッドが開く傾向にあるわけです。

経済指標発表や要人発言

経済指標発表の前後、要人発言やサプライズな出来事が起こったときはスプレッドが開く傾向にあります。

これらのイベントが起こると、為替相場に新たなトレンドを発生させる要因となります。

経済指標の結果や要人発言による大きな値動きに備えて保有ポジションを手仕舞っている場合が多く、発表や発言の前後は取引の手控えムードが強まりスプレッドが開く場合が多いでしょう。

相場にトレンドを発生させる主なイベントには、アメリカの雇用統計や消費者(生産者)物価指数、FOMC終了後の政策金利発表などがあげられます。

要人発言にはアメリカや欧州、日本などの主要各国の中央銀行総裁の発言が相場に影響を与えるとして注目されています。

年末年始

スプレッドが開くタイミングの1つとして、年末年始があげられます。

年末年始は相場を動かしている世界の大口投資家が休暇に入っているため、突発的なサプライズがない限り、通貨の流動性が低い傾向になりがちです。

中でもクリスマスから年末にかけては欧米がクリスマス休暇となっており、相場は薄商いとなるでしょう。

また、12月後半は決算シーズンであることから、例年マーケット全体に共通する特徴として、むやみにポジションをとって損失を出さないようにする傾向が強くなっています。

FxProのスプレッドの評判は?

FxProの評判は?

FxProのスプレッドがどういった評価を受けているのか、実際の口コミ投稿を元に見てみましょう。

以下で、Twitterの投稿から抜粋したFxProのスプレッドに関する評判を紹介します。

FxProのスプレッドに関連する口コミ評価をまとめると、次の通りになります。

・FxProのスプレッドは他の業者と比べて広い

・早朝時のスプレッドは特に拡大する

・固定スプレッド口座でもスプレッドは変動する

FxProはスプレッドが広いという口コミが多いことが分かりました。

また、固定スプレッド口座も常にスプレッドが同じなのではなく、場合によって変動します。

まとめ

海外FX業者のFxProでは、スプレッドは広めに設定されています。

ですが、取引方式に透明性の高いNDD方式を採用していることもあり、スプレッドが広めになっています。

FxProにはスプレッド以外に魅力があり、以下のようなメリットがあります。

・信託保全を採用して安全性に定評を持つ

・cTraderが使える数少ないFX業者

・世界中でサービスを展開している

FxProは日本ではあまり有名ではありませんが、世界では利用しているトレーダーが数多くいます。

数多く存在するFX業者からFxProが選ばれて理由は、その安全性の高さからです。

信託保全を採用している海外FX業者は少なく、多くが分別管理となっています。

外部の銀行によって預けた資金が補償されているFxProは、安心して資金を預けられ、取引できる信頼できる海外FX業者だと言えるでしょう。

また、FxProでは通貨ペア以外にも、金属やCFDなど多数の銘柄で取引できます。

ボーナスやキャンペーンはなく、日本語によるサポートも不十分ですが、多くの海外トレーダーに愛されているのがFxProです。

信頼性と安全性の高いFxProで、みなさんも取引してみませんか?

FxProの口座開設はこちらから