海外FX業者では両建てが禁止されている?両建て可能な業者を紹介!

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FXの世界では、様々な取引メソッドが存在し、自分にとってより有利な条件で取引できる方法を用いることで、確実かつ安定して収益を上げるチャンスがあります。

ただ、手段を選ばず取引していることでFX業者からペナルティが与えられる可能性も。代表的なペナルティの対象となる可能性があるメソッドとして、両建てがあります。

では、両建てとは一体どのような取引方法であり、実際に禁止されているのでしょうか?

この記事では、海外FX業者では両建てが禁止されているのか、そして両建てのメリット等について詳しく解説します。

海外FXの両建てとは?

両建て

始めに、両建てとは一体どのような取引方法であるのかについて解説します。

両建てとは…

買いと売りのポジションを同時に保有することを指します。

通常は、どちらか片方のポジションを保有して取引するのがスタンダードですが、あえて両方のポジションを保有するというのが両建てのポイントです。

買いと売りのポジション両方を保有していうることで、どちらか片方に通貨ペアのレートが動くと、一方が含み益でもう一方が含み損が発生します。

実例を挙げて紹介すると、1ドル110円のタイミングで両建てでエントリーして1ドル120円まで値上がりしたとします。この場合は、単純に買いポジションとしては10円分の含み益が発生し、売りポジションにおいては10円分の含み損が発生します。

両建ての場合は、買いと売りどちらかのポジションを決済せずキープしておけば、差し引きゼロの状態が維持されるのが特徴です。

これだけ見ると、両建てで取引したとしても利益が出ないメソッドのように見えると思います。

両建てトレードがなぜここまで注目されているのかと言えば、使い方次第ではリスク回避しながら取引できる点にあります。

海外FXで両建てする3つのメリット

上昇

海外FXで両建て取引する場合、様々なメリットがあります。

・損失を軽減できる

・スワップポイント(金利差)による利益を得られる

・ポジションを保有したまま相場を観察できる

ここでは、海外FXで両建てする3つのメリットを詳しく紹介します。

1.損失を軽減できる

両建てのメリットの1つに、損失を軽減できるという点があります。

例えば、片側だけのポジションを持っている場合、もし反対側に値動きすると損失が膨らむ一方となます。狙い通りの方向に転換すればよいですが、その後も反対に値動きし続ければいつかは資金が尽きて強制ロスカットになります。

特に、ハイレバレッジを効かせて取引していると、少しの値動きでも耐えきれず口座から資金が尽きてしまいがちです。

その点で、両建てすることでどれだけ値動きしたとしてもポジションを保有し続けている限り損失は発生しません。

うまく買い増したり、購入時の価格に戻れば損失を出すことなく耐ることが可能です。

これは、片側だけのポジションを保有しているケースでは対応できません。

2.スワップポイント(金利差)による利益を得られる

FX取引では、単純に購入時との価格差によって利益が出たり損失が発生することになります。

ただ、実際にはスワップポイントによっても利益が得られます

スワップポイントとは、金利差調整分とも呼ばれており、2カ国間の金利差によって発生する利益のことを指します。

例えば、日本は昨今超低金利で雀の涙ほどしか金利が発生しません。

一方で、メキシコやトルコ、南アフリカなどの新興国では高金利に設定していますが、日本円と高金利の通貨間で取引すれば、スワップ差としてただポジションを持っているだけでも金利差によって利益が得られます。

ただ、実際にはスワップポイントの場合は逆に金利差で損失が発せする場合もあります。

これだけ見ると、同じ通貨間で両建てしても利益が出ないと思われがちですが、実は買いと売りで微妙にスワップポイントが違うケースがあり、その通貨を選択すればポジションを維持しているだけでスワップポイントを得られる可能性があるのが特徴です。

3.ポジションを保有したまま相場を観察できる

FX取引において、相場の動きを見極めるのはとても重要なことです。

イレギュラーな値動きするケースもありますが、基本的にはパターンにはまった値動きをするケースが多く見られますので、FX取引初心者の方はとにかくチャートをにらめっこして、相場の動きを見ることが重要です。

両建てによって自分の大切な資金を投入することで、本気になって相場を見られます

金額としては、多額を投資する必要はなく1ロットでも良いので両建てして、チャートを見る癖を付けてください。

海外FXで両建てする4つのデメリット

デメリット

海外FX取引において、両建てすることが必ずしも有効ではないケースがあります。

場合によっては、両建て取引が不利に働くことすらあります。

ここでは、海外FXで両建てする4つのデメリットについて詳しく解説します。

1.二重ロスカットを受ける可能性がある

海外FXの両建てで注意すべきポイントとして、二重ロスカットの問題があります。

両建ての場合、2つのポジションを保有することになるため、より多くの証拠金が必要です。

もし、証拠金に余裕がない状態で両建てを行なうことで、ロスカットリスクが高まります。

取引コストの負担も高い手法であることから、余裕を持った証拠金が必要となり、またFXでは値動きが大きくなることでスプレッドが拡大する傾向があります。

口座資金に余裕があったとしても、早朝の流動性の低い時間や相場が大きく変動した場合にはスプレッドが拡大して評価損が増えるのが難点です。

さらに、スワップポイントがマイナスになる場合、ポジションを保有しているだけでマイナスになってしまいます。

以上のことから、両建てであったとしてもロスカットとなるリスクがあることは、常に念頭において取引しなければなりません。

2.規約違反になる可能性がある

両建てにおける最大の問題点として、そもそもFX業者において両建てを規約違反としているケースがある点が挙げられます。

両建てを禁止している理由としては、FX会社側にとっては損失を被る可能性が高くなるためです。

なぜ、規約違反とされてしまうのかについては、後で詳しく解説します。

3.スプレッドが2倍になる

海外FXのデメリットの1つに、スプレッドが2倍になる点があげられます。

スプレッドは、ポジションを保有するたびに発生します。

両建てを建てると、「買い」と「売り」の2つのポジションを保有する状態となるため、片方のポジションに比べてスプレッドが2倍となるのです。

両建ての手法によっては、ポジションを頻繁に立て直す場合も想定されるでしょう。

スプレッド幅が広いと、いくら両建てで損失リスクを下げたとしても、コストは増えてしまいます。

海外FXで両建てを行う際は、できるだけスプレッド幅が狭いFX業者を選びましょう。

4.マイナススワップによる損失

海外FXでの両建てでは、マイナススワップによる損失を把握しておくようにしましょう。

多くの海外FX業者が提供している取引銘柄では、両建てによりマイナススワップとなる銘柄が多い傾向にあります。

マイナススワップが多いと、両建て中にスワップポイントによる支出がかさんでしまう原因になります。

海外FXの両建てによるポジション保有が長くなる場合は、マイナススワップがどの程度発生するのか確認しておくようにしましょう。

海外FXの両建ては節税になる?

節税

両建てを利用することによって、実は節税につなげることが可能です。

これは、FX取引している方であれば一度は耳にしたことがあるようなテクニックです。節税と聞くと、どこかグレーな印象があるかもしれませんが、全く怪しい方法ではありません。

その理由としては、節税というよりは利益の繰り延べであるためです。

FX取引においては、ポジションを持って決済した時点で、初めて利益が確定します。例えば、保有しているポジションで100万円の利益があっても、それを決済しなければ100万円が目減りする可能性があるのです。

あくまでも、決済して初めて利益が発生することになり、その利益が課税対象となります。

本来今年払うべき税金のベースとなる利益を、来年以降に繰り延べれば今年は税金の支払いを免れることが可能です。

もし来年損失を出した場合は来年の税金は少なくなり、利益が出たらまた次の年に利益を繰り延ばすなどのコントロールによって、節税が可能となります。

海外FXの両建てによる3つの節税方法

節税

海外FXの両建てによる節税方法として、主に以下3つの方法があります。

・含み益がある未決済ポジションがある場合

・含み損がある未決済ポジションがある場合

・含み益、含み損がどちらもない場合

それぞれのケースにおいて、微妙に節税方法が異なります。

ここでは、各ケースにおける両建てを用いた節税方法を紹介します。

1.含み益がある未決済ポジションがある場合

含み益がある未決済ポジションがある場合は、年内は未決済のままにしておくことで節税に寄与します

取引して得られた利益なので、すぐに決済して自分のものにしたいと考えがちですが、もし決済すると利益となり納税の対象となるケースがあるのです。

少し我慢して、翌年に決済することでうまく納税対象となる金額をコントロールしやすくなります。

ただ、未決済のままにしておくことによるリスクがあるので注意が必要です

特に、年末年始は投資が停滞することが多いので、ちょっとしたことでも大きな値動きが発生しがちであり、相場の変動で損失を出してしまう可能性もあります。

そこで、両建てをうまく活用することで、未決済ポジションの利益を確保できます。

2.含み損がある未決済ポジションがある場合

含み損がある未決済ポジションを保有しているケースでも、含み益のポジションがある場合と基本的な考え方は同じです。

含み損があって年内に決済すると損失として確定し、税金は発生しません

ただ、既に多くの利益があって納税対象になっている場合、損失をその年に出すよりは翌年に持ち越した方が良いケースもあります。

損失を大きくさせることなく、来年に持ち越すために両建てを利用するケースも多くあります。

両建てすることで、相場が変動したとしても損失額で来年に繰り越せます。

3.含み益、含み損がどちらもない場合

含み益と含み損がどちらもないという状況もありますよね。

そのようなケースにおいても、両建てを活用することで含み益や含み損がなかったとしても節税できます

例えば、海外FXでは累進課税が採用されており、利益が大きくなればなるほど、高い税率となるのです。

よって、納税しなければならない基準を超えていたとしても、累進課税をにらんでどの税率になるのかを睨みつつ取引しなければなりません。

そこで、両建てで損益確定を上手くして損益をコントロールすることで、節税が可能です。

海外FXでは両建てが禁止されている?その理由は?

海外FX業者にとっては、独自の問題点があるために両建てを禁止しているケースが多く見られます。

その理由とは、ゼロカットとボーナス制度があるためです。

ここからは、海外FX業者の多くが禁止しているゼロカットとボーナスを活用した両建てについて詳しく解説します。

ゼロカットとボーナスを活用すると、トレーダー有利な取引になってしまうから

海外FX業者の多くが、ゼロカットとボーナスを活用した両建てを禁止しています

ゼロカットとは…

急激に相場が変動した際にロスカットが発生しても、超過した過剰損失部分を業者側が負担してくれる制度のことです。

ゼロカットによって、口座の残高以上の損失は自動的にゼロにリセットされるのが特徴で、ゼロカットがない場合は、追証という形で損失分を補填しなければなりません。

大きな値動きが発生すると大きな損失が発生して、払えきれなくなり破産する可能性も否定できない状況に陥ります。その点で、ゼロカットはとても魅力的な制度でありますが、あくまでも業者側が損失を被っているだけです。

具体例で紹介すると、両建てで一方のポジションで30万円の利益があり、もう一方の反対ポジションで20万円の損失が発生します。

損失が発生してゼロカットが発動して損失が20万円に限定されますが、利益が出た方のポジションが全額の30万円が利益となり、差し引き10万円が手に入るのです。

アメリカ雇用統計など、大きな相場の変動時に両建てを行なうことで、確実な利益を上げられる反面、業者側にとっては迷惑な話となります。

ボーナス制度とは、例えば入金しただけでも取引で使用できる資金を提供したり、取引内容に応じてポイントが付与されるなどが提供されているのです。

このような手厚いサポートがある中で、両建てをされても損失が大きくなる可能性があるため、禁止している業者が存在しています。

海外FXで両建てがバレてしまう2つの理由とは?

バレる

両建ては、一見すると業者にバレずに利用できるのでは?と考えがちです。

ただ、業者側としては迷惑行為に対して厳しい対応をとっており、様々な形で監視しています。

では、具体的にどのような形で両建てがバレてしまうのでしょうか?

主な理由としては、以下の2つが挙げらます。

1.MT4・MT5を使うと業者間で両建てがバレる

FX取引時に有効なツールとして、MT4やMT5があります。

複雑なチャートも簡単に表示できるツールとして、高い人気を誇っていますが、実は両建てをしているとバレやすいのです。

なぜバレてしまうのかと言えば、全ての業者がMT4プラットフォームの履歴をチェックできることが原因となります。

取引履歴を把握されるのはとても怖いことですが、実際に履歴をチェックして両建てをしている時点で、違反とされて処分されるケースがあるので注意しましょう。

2.異業者間の取引でも仲介業者を経由してバレる

同じ業者間で両建てしてバレるのは理解でき、それなら違う業者間で両建てするということも考えますよね。

異業者間の両建てすればバレないと思うかもしれませんが、実際には高い確率でばれるので注意が必要です。

なぜバレるのかと言えば、両建てするために使用した海外FX業者が同じ仲介業者出会った場合に、同一サーバーを利用して注文している形となります

これによって、結果として両建てがバレてしまうので注意が必要です。

両建てする意識がなくても、知らずうちに両建てになってしまうというケースも多々見られます。

海外FXで両建てがバレるとどうなるの?

海外FXにおいて、両建てがもしバレてしまうとどのようになってしまうのでしょうか。

各業者では、規約で厳しい処分を下すことが決められています。

一般的には、登録しているメールアドレスなどに不正利用である警告が送付され、その後に具体的な処分が下ります。

代表的な処分としては口座凍結があり、取引して得られた利益などが凍結によって利用できなくなり、不正によって得られた利益が凍結されるのであればまだしも、まっとうな取引で得られた利益も凍結される可能性があります。

場合によっては、没収などの処分もあり得ますので十分に注意してください。

これだけでなく、さらに重い処分が下れるケースもあり、最悪ブラックリスト入りしてしまいます。

ブラックリストに入ると、別の業者で口座を開設したくても業者側で別の業者で不正利用していたという事が把握でき、口座開設ができないケースがあるのです。

よって、軽い気持ちで不正利用して処分されると、取り返しが付かないことになりかねませんので注意しましょう。

海外FXではボーナスを悪用した両建て取引が存在する

海外FX業者の特徴として、スプレッド幅が広いという弱点を補うように各種ボーナスが用意されています。

主なボーナスとしては、以下のようなパターンが存在します。

・口座開設ボーナス

・入金ボーナス

・イベント系のキャンペーン

各種ボーナスと両建てを組み合わせて、取引しようとするケースが散見されます。

主に、以下のような両建てがあります。

・100%入金ボーナスが利用できる2つの取引口座を使った両建て取引

・複数のグループでボーナスを悪用した取引する

・相関性のある通貨ペアを利用した両建て取引

それぞれの両建て方法について、詳しく解説します。

100%入金ボーナスが利用できる2つの取引口座を使った両建て取引

海外FX業者の多くが、入金時に入金額と同額のボーナスを付与するケースがあります

例えば、10万円入金したら同額の10万円を獲得でき、それを取引に利用することが可能です。

このボーナスは、残念ながらそのまま出金できず、ボーナスを利用して取引して得られた利益のみが出金できます。

それでも、取引時の資金として利用できる点が魅力的です。

この100%入金ボーナスを悪用して、2つの取引口座を使って片方がロング、片方をショートとして両建てして、アメリカ雇用統計などの大きなイベントで両建てポジションを持ちます。

イベント時には大きな値動きが発生し、片方がロスカット基準に達成してその場ですべての資金が失われますが、もう片方はそれ以上の利益を出せれば片側の損失を補填して、プラス収支となる可能性が高まります。

また、ロスカットした状態でもう片方のポジションを決済しても、単純にボーナス分を差し引いてもトータルで利益を出せます

このやり方では、家族名義の口座を借りておこなうなどの方法が横行していますが、当然違反行為となるので注意してください。

複数のグループでボーナスを悪用した取引する

2つの口座間でのボーナスを悪用した取引方法だけでなく、複数人でタッグを組んでボーナスを悪用した両建て取引するケースもあります。

一見すると、業者側にバレずに効率よく取引できると思いがちですが、実際におこなうと明らかに不自然な取引の動きとなるものです。

実際に、グループ内で同様の手口で取引していて、不正が発覚して口座が凍結されたケースもあります

異業種間でおこなえばバレないと思うかもしれませんが、これもあっさりとバレてしまうものですので注意してください。

相関性のある通貨ペアを利用した両建て取引

両建てと言えば、一般的には同じ通貨ペアのショートとロングのポジションを保有する形となります。

よって、違う通貨ペアのショートとロングを持っていれば両建てにならないと思われがちですが、残念ながら関連していると判断されるケースがあります。

例えば、ユーロドルのショートとユーロ円のロングの両建てポジションを持っていると、ユーロが関連していると判断されるのです

これは、意図的に両建てしているわけではなく、自然に取引の中でポジションを持ちがちですが、不正と見なされるケースがあるので注意してください。

主要海外FX業者のボーナス悪用に関するガイドラインを紹介!

各海外FX業者では、ボーナス悪用に関するガイドラインが用意されています。

ガイドラインをしっかりと確認して、違反行為と見なされないように注意しながら取引する必要があります。

主要海外FX業者のボーナス悪用に関するガイドラインは、以下の通りです。

GEMFOREX(ゲムフォレックス)

GEMFOREX(ゲムフォレックス)では、12条の利用者の禁止行為という項目で、以下の上項が設定されています。

本サービスを利用する上で、利用者は以下にあげる行為をしてはなりません。以下の行為が判明した場合は、無条件で利用を停止または削除し、報酬も凍結することがあります。場合によっては法的処置により処理を行うものとします。禁止行為の有無についての判断は当社が行うこととし、利用者に対するその内容・根拠の説明を要しないものとします。

実在しない利用者として利用者登録する行為

口座名義人以外の者が利用する行為

1つの口座を複数名で利用する行為

利用者登録の際、申告事項に虚偽の記載・誤記・または意図して記入漏れの状態で登録する行為

ひとつの登録種別につき、同一人物がアカウントを2つ以上持つ行為(ただし当社が特別に認めた場合を除く)

故意・過失に関わらず、当社の営業を妨害する行為

当社及び委託先企業の著作権その他の権利を侵害する行為

当社または第三者を中傷し名誉を傷つけ、不利益をもたらす行為

著作権等の知的財産権、肖像権等の人格権、その他法律上の権利ないし保護に値する権利の侵害、あるいは関連する法規に違反する行為
第三者のプライバシーを侵害する行為

違法または疑わしい活動をする行為

当社判断で不適切とみなすトレード行為

2つの業者(または複数業者)に入金して、両建て取引する行為(同通貨ペア、相関性の高い通貨ペアも含みます)

当社複数口座で両建て取引する行為(同通貨ペア、相関性の高い通貨ペアも含みます)

第3者同士が同じタイミングで入金やトレードを繰り返し、同じタイミングで出金する行為

提供サービスやシステムの盲点を狙った悪質とみなす取引

経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなす取引。

事前連絡なしで大きなロット数での取引

虚偽の連絡先または第三者の連絡先で登録する行為

消費者の判断に誤解を与える行為、または消費者の判断から好ましくないと当社が判断する行為

準禁治産者、禁治産者のいずれかであり、申込の際に法定代理人の同意等を得ずに登録する行為

18歳未満であるのに利用者として登録する行為

反社会行為、法令違反行為及び弊社が適宜禁止する行為

反社会勢力者、前科者、法令違反者及び弊社が適宜禁止とする者が利用者として登録する行為

引用:GEMFOREX

同じ通貨ペアだけでなく、関連する通貨ペアの両建てが禁止されている状況です。

LAND FX

LAND FXでは、ボーナス関連の規約として次のような項目が設定されています。

10. 口座の残高がマイナスになった場合にはマイナス額をボーナスから相殺いたします。相殺後も残高がマイナスの場合には規定に従い、japan.support@land-fx.com へ申請する必要があります。

11. 口座がマイナスの状態で入金されますと、入金額及びボーナスが正常に反映されない場合があります。
必ず残高が0以上であることを確認し入金してください。

12. Land-FXは当ボーナス口座に対し故意過失を問わず、乱用又は取引違反が見受けられた利用者の利用停止及び口座凍結などの措置を事前の通知をせず行えるものとします。禁止行為の有無についての判断は、当社が行うこととし利用者に対するその内容・根拠の説明・証明を要しないものとします。特に下記に表示する取引にはご注意下さい。※その他の規定や禁止行為に関してはCustomer Agreement(約諾書)を熟読し同意てください。

·複数業者間での両建て取引及び疑わしい取引

·当社複数口座での両建て取引及び疑わしい取引

·特定グループ内での両建て取引及び疑わしい取引

·提供サービスやシステムの欠陥を利用した悪質とみなす取引

引用:LAND FX

特定グループ内の両建てに対して、明確に禁止されているのが特徴です。

IS6FX

IS6FXでは、禁止行為という項目の中で明確に両建てを禁止しています。

お客様は以下に挙げる禁止行為をしてはなりません。万が一、禁止行為が判明した場合は無条件で利用を停止もしくは登録削除し、報酬も凍結することがあります。

場合によっては法的処置により処理を行うものとします。禁止行為の有無についての判断は当社が行うこととし、お客様に対するその内容や根拠の説明を一切要しないものとします。

・口座名義人以外の者が利用すること

・複数名で1つの口座を利用すること

・実在しない利用者として登録すること

・18歳未満の者が登録すること

・反社会勢力者、前科者、法令違反者及び当社が適宜禁止とする者が登録すること

・被保佐人、被補助人のいずれかであり、申込の際に保佐人もしくは補助人の同意を得ずに登録すること

・申告事項に虚偽の情報を記載・誤記・または意図して記入漏れの状態で登録すること

・同一名義でトレーダーまたはパートナーのアカウントを2つ以上持つこと(ただし当社が特別に認めた場合を除く)

・違法または疑わしい活動をすること

・不当なトレード報酬を得るトレード

・当社判断で不適切とみなすトレード

・複数の業者(もしくは複数のトレーダー)の口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと

・当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと

・第3者同士が同じタイミングで入金やトレードを繰り返し、同じタイミングで出金すること

・提供サービスやシステムの盲点を狙った悪質とみなすトレード

・経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなすトレード

・事前連絡なしの大きなロット数でのトレード

・故意・過失に関わらず、当社の営業を妨害すること

・当社及び委託先企業の著作権その他の権利を侵害すること

・当社または第三者を中傷し名誉を傷つけ、不利益をもたらすこと

・著作権等の知的財産権、肖像権等の人格権、その他法律上の権利ないし保護に値する権利の侵害、あるいは関連する法規に違反すること

・第三者のプライバシーを侵害すること

・消費者の判断に誤解を与える行為、または消費者の判断から好ましくないと当社が判断すること

・反社会行為、法令違反行為及び当社が適宜禁止すること

当社は不正・違法行為を行うユーザーを探し出し、特定するための高度な独自技術を使用しています。

お客様は当社のセキュリティ対策への侵入やアクセス、もしくは他の方法でこれを回避をすることはできません。

お客様が規約に違反していると判断した場合、当社は単独の裁量によりお客様のサービスへのアクセスを直ちに終了するか、口座を閉鎖することができます。
また当社は規約違反に関して第三の利害関係者に通知することがあります。

引用:IS6FX

独自のシステムによって、厳しく監視していることを表明しており、決して不正をおこなってはなりません。

両建てに使われる3つの手法

両建て

両建てには、いくつかのパターンがあります。

主なパターンは、以下の通りです。

・同一口座内での両建て

・同一FX業者内で複数口座での両建て

・異業者間での両建て

それぞれのパターンにおいて、両建てが認められていたり、逆に完全禁止されているケースもあります。

ここでは、両建てに使われる3つの手法を紹介します。

同一口座内での両建て|全FX業者に認められている手法

同一口座内での両建てとは、同じ業者内の同じ口座において、両建てを行なうパターンです。

最もスタンダードな方法ですが、実はこのパターンは全FX業者で特に禁止はされていません。

なぜ禁止されていないのかと言えば、ゼロカットシステムが発動しないためです。

両建てしていても、損失も利益も発生しないために両建てしていてもゼロカットとならないために、特に業者に不利益が生じません。

よって、安心して両建てを運用できる反面、ロスカットを活用した利益を確定するテクニックは利用できないので注意してください。

同一FX業者内で複数口座での両建て|一部FX業者で禁止されている手法

FX業者では、複数の口座を開設することを許可しているケースがあります

これによって、Aという口座で買いを、Bという口座で売りポジションを持つということも可能です。

ただ、同一FX業者内で複数口座での両建ては禁止されています

ゼロカット目的の両建ては基本的には禁止されており、もし明言していない業者も何らかの処置を受ける可能性が高いので注意してください。

XMやgemforexなど、大手の業者では明確に禁止扱いとなっています。

異業者間での両建て|一部FX業者で禁止されている手法

異業者間の両建は、Aという業者で買いポジション、Bという業者で売りポジションを持っている状態を指します。

複数口座の両建てと同じく、相場が急激に動いた時にどちらかがのポジションでゼロカットシステムが発動するため、禁止されているケースが大半です。

ボーナスが手厚いケースや、ロスカット水準が低い業者は大体禁止されています。

海外FXで役立つ両建て手法6選

海外FXの両建てに関する特徴や節税方法などを解説しました。

両建ての基本となる特徴や節税方法の理解により、海外FXでの取引に両建てを取り入れたくなっているのではないでしょうか。

そんな両建てには、相場の特性を活かしたさまざまな手法があります。

両建ての基本を押さえたうえで、これらの手法を取り入れると、相場に合わせた臨機応変な取引ができるようになるでしょう。

そこで本項では、海外FXで役立つ両建て手法を以下の順に解説していきます。

1.スワップ差を活用したサヤどり

2.つなぎ売り

3.窓開けを利用した両建て

4.ロスカット回避の両建て

5.経済指標を狙った両建て

6.相関性の高い通貨ペアによる両建て

1つずつ見ていきましょう。

1.スワップ差を活用したサヤどり

はじめに紹介する海外FXで役立つ両建て手法は、スワップ差を活用したサヤどりです。

スワップポイントは、提供している海外FX業者によって数値が異なります。

同じFX業者での両建てではマイナススワップとなる場合が多いものです。

しかし、「買い」と「売り」のポジションをFX業者ごとに上手く使い分けると、プラススワップになる場合があります。

つまり、同じ取引銘柄で、両建てにより業者を変えた異なるポジションを建てることで、同じ業者の両建てでは発生しないであろうプラススワップがサヤ取りとして受け取れるというわけです。

ただし、スワップ差を活用したサヤどりは、複数業者間での両建てを行うため、活用する際は海外FX業者の両建て禁止状況を確認しておくようにしましょう。

大きく利益を出すことは不可能ですが、長期的に安定して稼げる方法としておすすめできます。

もし複数業者間でのサヤどりができない場合は、GEMFOREXを利用すると良いでしょう。

GEMFOREXでは同一口座での両建てにより、プラススワップとなる取引銘柄が提供されており、両建てによるスワップポイントのサヤどりが推奨されています。

スワップポイントのサヤどりを取り入れる際は、スワップポイントが日々の変動によりマイナススワップになっていないか気を付けてください。

2.つなぎ売り

2つ目に紹介する役立つ両建て手法は、つなぎ売りです。

つなぎ売りは、両建てのリスクヘッジの特性を活かした手法となります。

やり方は簡単で、最初に建てていたポジションで含み益が出た際に、決済せずに反対注文を出します。

反対注文に含み益が出たタイミングを見計らって反対注文を決済し、両建てをキープしつつ最初の含み益が発生した価格で決済という流れで取引を行っていきます。

つなぎ売りは、反対注文の決済タイミングを自由に選べるため、トレンドやレンジなど相場の方向性に合わせて柔軟に取引できる手法といえます。

両建て移行後に利益が見込めないようであれば、最初の利益確定価格まで両建てをキープしておけば良いだけなので、ヘッジによりリスクは低くなるでしょう。

3.窓開けを利用した両建て

海外FXで役立つ両建てに、窓開けを利用した両建てがあげられます。

窓開けとは?

連続したローソク足の終値と始値に隙間が生じることをいいます。

相場の特性から開いた窓は、いったん閉じる傾向があります。

窓開けには特性があるものの、相場には絶対はなく、窓が埋められない状況も十分に起こる可能性はあります。

両建てに限らず窓埋めを狙った手法は使われていますが、窓埋め手法に両建てを活用することで、よりリスクを下げた状態で窓埋めを狙えるようになるでしょう。

4.ロスカット回避の両建て

両建ては、ロスカット回避にも役立ちます。

相場には、マーケットメーカーといわれる大口投資家や大口投資家が導入しているAIによるS/L狩りが発生することがあります。

S/L狩りが発動すると、一時的に値動きの方向性と逆のS/Lが集まっているような価格帯まで下げてから、本来の方向性に戻るという動きをします。

含み損を抱えた状態でS/L狩りにあうと、ロスカットされた後に、値動きが利益方向へ伸びていくという状況にもなりかねません。

このような状況で両建てを建てておけば、ロスカットが執行されることなく利益を伸ばせるでしょう。

あとはS/L狩り後に本来の値動きが発生したタイミングで両建てを解除し、値動きについていけば良いだけです。

5.経済指標を狙った両建て

海外FX業者によっては、経済指標を狙った両建てが役立つ場合があります。

経済指標は、結果次第で新たなトレンドが発生する起爆剤となるイベントです。

ボラティリティも高いため、狙える値幅も普段より大きいものとなるでしょう。

しかし、丸腰で臨むにはボラティリティの高さから、多少のリスクを伴います。

両建てによるリスクヘッジを利かせることで、経済指標で発生した大きな値動きを狙いにいくことができます。

また、経済指標発表時に両建てを活用すれば、発表前から抱えていたポジションの利益を守ることもできるでしょう。

ただし、経済指標を狙った両建てを禁止している海外FX業者もあるため、注意が必要です。

ExnessやTitan FXなどの海外FX業者では、経済指標を狙った両建てが可能となっています。

6.相関性の高い通貨ペアによる両建て

最後に紹介する海外FXで役立つ両建ては、相関性の高い通貨ペアによる両建てです。

通貨ペアには、値動きの相関性が高いものや低いものがあります。

相関性の高い通貨ペアは年間をとおして、同じような値動きを伴います。

そこで、相関性の高い通貨ペア同士による「買い」と「売り」の両建てを建てることで、通貨ペア同士の差益を狙えるでしょう。

相関性の高い通貨ペアには、欧州通貨(ユーロ/米ドルとポンド/米ドル)同士やオセアニア通貨(豪ドル/米ドルとニュージーランドドル/米ドル)同士の通貨ペアがあげられます。

欧州通貨は欧州関連の経済イベントの発生、オセアニア通貨は株との連動性などのタイミングを狙うことで、両建ての優位性が高まるでしょう。

両建てにおける注意点

海外FXに役立つ両建て手法を解説しました。

両建てを海外FXで取り入れていくには使える手法だけではなく、注意点も押さえておく必要があります。

そこで、海外FXの両建てにおける注意点を以下の順に解説していきます。

・状況次第で証拠金が増額

・業者間でロスカット水準の変化

・時間帯によるスプレッド幅の拡大

・FX業者の禁止状況を確認

・スワップポイントの変動リスク

・利益が限定的

1つずつ見ていきましょう。

状況次第で証拠金が増額

はじめに解説する海外FXの両建ての注意点は、証拠金の増額です。

両建ては「買い」と「売り」のポジション2つを同時に建てます。

ポジションを2つ建てた結果、証拠金が2倍になる点を把握しておきましょう。

しかし、多くの海外FX業者では同じ口座内で両建てを行う場合、先に建てたポジションの証拠金を使うため、証拠金が2倍になることはありません。

両建てにより証拠金が増額されるのは、複数口座間での両建て複数業者間における両建ての場合となるでしょう。

業者間でロスカット水準の変化

海外FXで両建てを行ううえで意識したいのが、各FX業者のロスカット水準です。

海外FX業者のロスカット水準は、0~100%までさまざまな水準が設定されています。

そのため、複数業者間での両建てを取り入れた場合ロスカット水準が異なっていると、片方のポジションだけが意図しない形でロスカットされるような状況も考えられます。

複数業者間における両建てを取り入れる際は、利用するFX業者のロスカット水準に大きな差がないかを確認しておくようにしましょう。

ロスカット水準の差が大きくなる場合は、複数業者間における両建ては控えるようにします。

時間帯によるスプレッド幅の拡大

海外FXでの両建ての注意点として、時間帯によるスプレッド幅の拡大があげられます。

スプレッドは、通貨の流動性によって常に変化しています。

流動性が低い日本時間の早朝などは、とくにスプレッド幅が開きやすい時間となります。

スプレッド幅が広くなると、証拠金維持率の低下にも影響を及ぼすため、ロスカットの可能性が高くなるでしょう。

両建てを建てた際の証拠金維持率がロスカット水準に近い場合は、ちょっとしたスプレッド幅の変動によりロスカットされるため注意が必要です。

FX業者の禁止状況を確認

海外FXの取引に両建てを取り入れる際は、利用している海外FX業者の両建て禁止状況を確認しておく必要があります。

両建てに対する禁止状況は、海外FX業者によって取引に利用できる状況が異なります。

利用規約が厳しい海外FX業者によっては、両建てを禁止している場合もあるでしょう。

もし、禁止されている両建てを行ってしまうとペナルティの対象となり、利益の出金拒否や口座凍結などの処置を受ける可能性も否めません。

両建てを行う際は、利用規約内の両建てに関する事項を必ず確認しておきましょう。

スワップポイントの変動リスク

サヤどりやプラススワップスを狙った両建てでは、スワップポイントの変動リスクに注意しましょう。

スワップポイントを狙う場合、たいていは金利が高い新興国絡みの通貨ペアでの取引がメインとなってきます。

新興国通貨の経済情勢は不安定でレートや金利の変動が激しく、スワップポイントの変動も例外ではありません。

スワップポイントの日々の変動により、プラススワップからマイナススワップになっている可能性もあるでしょう。

そうなると、損失だけが増えていく状況になってしまいます。

スワップポイント狙いでの両建てポジション保有中は、スワップポイントの変動に気を付けるようにします。

利益が限定的

最後に解説する両建てにおける注意点は、取引による利益が限定的となることです。

損失を防ぐ効果が期待できる両建てでは大きな利益は見込めません。

多くの両建て手法では、リスクを避けつつコツコツ手堅く収益を増やしていく手法となるため、1回の取引で大きな利益は見込めないでしょう。

取引のたびに大きな利益を求めている人は両建てではなく、片ポジションのみの取引が適しています。

両建て可能な海外FX業者一覧

海外FXのスキャルピングでおすすめな業者10選!ポイントも紹介!

スワップポイントを狙う取引方法をおこなう場合でも、そもそも両建てが認められている業者であることが大前提です。

また、異業者間で両建てしたい場合は、特に認められているかをしっかりと確認しなければなりません。

では、実際にどの程度の業者が両建てを認めているのでしょうか?

各パターンにおける、両建ての可否をまとめた結果がこちらです。

海外FX業者 同一口座での両建て 複数口座での両建て 異業者間での両建て
GEMFOREX

可能

禁止

禁止

XM Trading

可能

禁止

禁止

HotForex

可能

禁止

禁止

LAND-FX

可能

禁止

禁止

iFOREX

可能

禁止

禁止

TitanFX

可能

可能

可能

Axiory

可能

可能

可能

Tradeview

可能

可能

可能

FBS

可能

禁止

可能

同一口座間での両建てに関しては、各社で許可されていることがわかります

一方で、別口座間や異業者間では大手が禁止しているケースが大半です。

また、認められている業者であっても、ゼロカット目的で利用するケースは禁止されているので注意してください。

以上の業者の中から、自分に合った業者を選定して有益に取引することが重要です。

両建てがおすすめの海外FX業者5選

海外FXで両建て可能な海外FX業者を紹介しました。

数多くある海外FX業者の両建て禁止状況から、自分の取引スタイルに合った業者を選ぶのは大変です。

そこで、本項では紹介した海外FX業者の中から両建てに寛容なおすすめの海外FX業者を厳選し、以下の順に紹介していきます。

なお、厳選して紹介する海外FX業者は、いずれも「同一口座内での両建て」「複数口座での両建て」「複数業者間における両建て」が認められている海外FX業者となっています。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

TRADEVIEW

まず紹介する海外FX業者は、TRADEVIEWです。

TRADEVIEWは透明性が売りの海外FX業者で、信託保全による資金補償も徹底されており、信頼性は高いといえるでしょう。

また、両建てに寛容なだけではなく、スキャルピングや自動売買も許可されています。

取引プラットフォームはMT4、MT5以外にcTrader、Currenexと豊富なラインナップの中から選べるようになっています。

取引環境も申し分なく、両建てに適した海外FX業者です。

TRADEVIEWの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Tradeviewは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

AXIORY

AXIORYは透明性が高いだけでなく、取引コストが低いことに定評のある海外FX業者です。

取引銘柄は60種類以上の通貨ペアから、100種類を超える株式銘柄、70種類ほどのETF銘柄から選べ、取引銘柄で困ることはありません。

日本ユーザーからの評価も高く、取引環境も優れているため、海外FXで両建てを取り入れる際は、ぜひ利用したい海外FX業者です。

AXIORYの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

AXIORYは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

TitanFX

TitanFXは、約定スピードに特化した海外FX業者です。

ボーナスを開催しておらず、ボーナス分の予算を取引環境の向上に充てているため、スプレッドや取引コストの低さも海外FX業者の中では高水準です。

両建てに関する規定では、意図的にゼロカットを狙った両建ては禁止されているので、TitanFXで両建てを行う際は気を付けましょう。

TitanFXの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイタンFXは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

Exness

Exnessではレバレッジ無制限に加え、ロスカット率が0%となっています。

複数業者による両建てを行う際は、ロスカット率の違いに気を付けておく必要があります。

また、スワップフリーとなる銘柄が多いため、スワップポイント狙いの両建てには適していないといえるでしょう。

そのほか、Exnessの取引においてはスキャルピングも認められています。

Exnessの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Exnessは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

TradersTrust

TradersTrustは、海外FX業者の中でスワップポイントが優遇されているため、スワップポイントを狙った両建てに活用できます。

また、両建てに限らず、自動売買やスキャルピングによる取引も可能です。

レバレッジは3,000倍と高めで、取引コストも低い傾向にあります。

口座開設ボーナスや入金ボーナス以外にも多くのキャンペーンが開催されており、ボーナスを両建てに活用することで、さらに資金負担を減らせるでしょう。

TradersTrustの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Traders Trustは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

海外FXの両建てに関するQ&A

海外FXで両建てがおすすめの海外FX業者を紹介していきました。

本項では、海外FXの両建てに関する疑問点をQ&A形式で以下の順に紹介していきます。

・海外FXで両建てがばれない方法はありますか?

・FXの両建てで勝てる手法を教えてください

・海外FXのボーナスは両建てに使えますか?

・両建ては何のために行うのですか?

・両建てしたら証拠金はどうなりますか?

1つずつ見ていきましょう。

海外FXで両建てがバレない方法はありますか?

海外FXで両建てがバレない方法はありません。

両建ては多くの海外FX業者で利用されているMT4を使っている限り、取引履歴が共有されるため、バレる可能性が高いでしょう。

また、業者を跨いだ両建てに関しても、ブリッジと呼ばれる取引サーバーを提供している業者が共通している場合が多く、いずれバレてしまいます。

FXの両建てで勝てる手法を教えてください

FXでの両建てで確実に利益をあげていくには、プラススワップ狙いの両建てがおすすめです。

両建てにより為替損失が生じない状態をキープしつつ、プラススワップだけを確実に貯められます。

資金を減らすことがないため、精神的にも安定できるでしょう。

ただし、スワップポイントは日々変動しているため、こまめなチェックを忘れないように気をつけておいてください。

海外FXのボーナスは両建てに使えますか?

海外FXのボーナスはクッション機能がついていれば、両建ての証拠金の一部として使えるでしょう。

なお、クッション機能がついていないボーナスは両建てに限らず、取引における必要証拠金としては利用できません。

両建てにボーナスを利用するときは、クッション機能がついているかの確認が必要です。

両建ては何のために行うのですか?

両建ては状況によって、リスクヘッジや手堅く利益を狙う際に利用できます。

両建てを取り入れると以下のような効果が得られるので、使いたいシーンに合わせて活用してみてください。

両建ての効果

・ロスカットの回避

・経済イベント時の急変動に対する資金防衛

・節税対策(手動による損失繰越)

・プラススワップの収益化

・サヤどり、つなぎ売りによる為替差益の獲得

両建てしたら証拠金はどうなりますか?

両建ては同一口座内であれば、必要証拠金が2倍かかることはありません。

しかし、複数口座での両建て複数業者間の両建てになると必要証拠金が相殺されず、2倍発生するでしょう。

まとめ

海外FXにおいて、必ずしも両建てが完全禁止されているわけではありません。

特に、一部業者では両建てでスワップポイントを狙う方法が推奨されているケースもあります。

ただ、両建てにも少なからずリスクがある点は、常に意識しなければなりません。

特に、ゼロカット目的で取引する場合は、両建てが認められていても違反となるケースがあるので注意してください。

しっかりと利用規約を確認して、ルールに従って両建てを行なってください。