Traders Trustは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

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FX取引をおこなう上で、必勝できる取引があるのをご存じでしょうか。

必勝できる取引法として、両建て取引が特に有名です。

ただ、基本的に両建ては禁止取引として指定されることが多く、実行上ではおこなうことができません。

日本語に対応していることで日本人にとって使いやすいブローカーとし人気なTraders Trust(トレーダーズトラスト)ですが、両建て取引についてどのようなスタンスなのでしょうか。

この記事では、Traders Trust(トレーダーズトラスト)の両建て取引について解説します。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)は両建てが禁止されている?

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、よくある質問という形で両建てに対しては容認しています

トレーダーズ・トラストでは、ヘッジ取引(両建て)の規制は設けておりません。

両建てポジションを所有する際の証拠金の算出方法には、オフセット方式と、MAX方式がございますが、トレーダーズ・トラストでは、取引量の多いポジションの保有に必要な証拠金額が優先されるMAX方式を採用しています。

オフセット方式:同じ取引ボリュームにて反対売買ポジションを保有する場合の証拠金はオフセットされてゼロとなります。

MAX方式:同じ取引ボリュームにて反対売買ポジションを保有する場合の証拠金は、どちらか片方必要証拠金額の高いポジションの証拠金額が採用され、もう片方のポジションの証拠金は無しでポジションを出来る方式です。

例1:買い建て2ロット・売り建て2ロットにて同じ通貨ペアにて両建てポジションを保有する場合の必要証拠金は、どちらか一方の2ロット分のポジションを保有する証拠金にて合計4ロット分のポジションをお持ち頂けます。(反対売買分の証拠金はゼロとなります。)

例2:買い建て2ロット・売り建て5ロットにて同じ通貨ペアにて両建てポジションを保有する場合の必要証拠金は、売り建て5ロットを保有する為の必要証拠金にて、反対売買分の2ロットを保有する為の必要証拠金は掛かりません。

引用元:Traders Trust(トレーダーズトラスト)

さらに、ホームページ等で明確にされていませんが、以下パターンでの両建ても禁止されていません。

・同一口座内の両建て

・別口座間での両建て

・異業者間での両建て

ここからは、各両建ての特徴やTraders Trust(トレーダーズトラスト)のMAX方式について、詳しく解説します。

同一口座内の両建てが可能

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で開設した口座内で、両建てが可能です。

ただ、同一口座内での両建ては、どの海外FX業者でも許可されており特段珍しいことではありません

むしろ、逆に両建て取引が推奨されているケースもあるほどです。

同一口座内での両建ては、トレンドを狙った両建てがメインとなり、アメリカ雇用統計など重要な経済指標発表の際には一時的なトレンドが発生して相場が乱高下することもあります。

そこで、経済指標が発表される直前で予め両建てして、トレンドによって相場が上がったら買いポジションを決済、含み損になっている売りポジションは相場が下がってきてから利益確定します。

別口座間での両建てが可能

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、以下3つの口座を用意しています。

・クラシック口座

・プロ口座

・VIP口座

トレーダーは、各口座を開設できますが、各口座間において両建てすることが認められています

複数口座で両建てするメリットとしては、片方の口座でのゼロカットを活用するためです。

片方の口座がゼロカットされるケースとしては大きな値動きがあり、証拠金を下回ることとなります。

この際に、片方の口座はゼロカットされますが、もう片方の口座では損失以上の利益を出しているケースが大半です。

ゼロカットを活用すれば、損失以上の利益を確実に出せるのです。

ただ、Traders Trust(トレーダーズトラスト)ではクラシック口座とプロ口座、VIP口座でスプレッド幅が違うため、全く同じ条件で両建てできない点には注意してください。

異業者間での両建てが可能

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、異業種間での両建ても許可しています。

後述しますが、各社のボーナスを有効活用することで、最大限のメリットを活かした取引が可能です。

ただ、Traders Trust(トレーダーズトラスト)は異業者間での両建てを認めていますが、多くの海外FX業者では異業者間での両建ては禁止されているケースが大半です。

もし、両建てする海外FX業者で禁止されている場合、両建てサポートしていませんので注意してください。

MAX方式を採用

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、両建てとなる建玉・未約定注文については、売り、買いそれぞれに必要な証拠金額を比較して大きい額を必要証拠金額とするMAX方式を無料で提供しています。

複数の通貨銘柄に両建てが存在するケースでは、必要証拠金額は通貨ペアごとに計算されます。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で禁止されている5つの両建て取引

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、両建て自体は禁止されていませんが、禁止されている取引方法があります。

利用規約には明確に禁止事項として記載されていませんが、以下の取引を禁止しています。

1.ゼロカット方式を多用した取引

2.窓埋めを利用した取引

3.取引インフラの弱点を利用して利益をあげる取引

4.アービトラージ取引

5.接続遅延を利用した取引

各取引の詳細は、次の通りです。

1.ゼロカット方式を多用した取引

ゼロカットシステムは、あくまでも突発的な価格変動によって発生した負債を補填する仕組みです。

ただ、多くのトレーダーはハイレバトレードで攻めたトレードをおこなう上で発生したマイナス分の補填に利用するケースが大半です。

例えば、アメリカ雇用統計など重要指数の発表時をターゲットとして、毎週のように両建てしてゼロカットシステムが発動してしまうと、悪用と見なされる可能性があります。

ゼロカットシステムは、海外FX業者側にとっては大きな負担がかかるため、悪用する場合は規制の対象となる可能性があるため要注意です。

2.窓埋めを利用した取引

FX取引の場合、土日に取引できない場合が大半です。

ただ、実際には取引数こそ少ないものの取引がおこなわれており、再開する月曜日の朝とクローズする土曜日早朝のレートに差が生じます

月曜日の朝にチャートを確認すると、まるで窓が開いたように隙間が生じますが、実はこの窓は殆どのケースで埋まることで知られています。

なぜ窓埋めが発生するのかと言えば、主に以下の理由があるためです。

・持ち越しポジションの利確

・持ち越しポジションの損切り

・窓閉めトレーダーのエントリー

ほぼ確実に窓埋めが発生するのであれば、それを狙った取引をおこないたくなるものですが、大半の海外FX業者では窓埋めを狙ったトレードを禁止しているのです。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)でも、窓埋めトレードは禁止となっているため、両建てによって窓埋めトレードを多用しているとゼロカットシステムが適用されない可能性があります。

3.取引インフラの弱点を利用して利益をあげる取引

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、東京にサーバーを確保して安定した取引が可能です。

また、セキュリティレベルも高いことで知られていますが、デバイスや機器、回線、プラットフォーム等の不正な操作または改変などによって取引できないわけではありません。

ただ不正行為に該当するため、弱点を逆手にとって両建てトレードをおこなった場合は禁止取引として処分されるリスクがあります。

4.アービトラージ取引

アービトラージとは、2つの通貨の価格差を利用して利益を出す方法となります。

さや取りや裁定取引とも呼ばれており、アービトラージを使えば、理論上は必ず利益を出せます。

アービトラージには、主に以下一覧のように4つの手法が有名です。

・業者間アービトラージ

・スワップアービトラージ

・3通貨アービトラージ

・ボーナスアービトラージ

それぞれ、合理的な方法で利益を出せるのですが、明らかに禁止行為として各業者で禁止されています。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)でも、アービトラージ取引が禁止されているため、両建て時には注意してください。

5.接続遅延を利用した取引

Traders Trust (トレーダーズトラスト)の両建てにおいて、接続遅延を利用した取引も不正行為とみなされる場合があります。

経済指標が発表されるときや世界的な経済イベントのときなどに接続遅延は発生します。

接続遅延が発生すると、価格が変動せず止まってしまうレートエラーの状態になります。

そうなったときに意図的にレートエラーのタイミングで両建てを仕込んでおくことで、レート変動が再開したあとの大幅な変動分を利益にできるというわけです。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)では、接続遅延を利用した両建ては認められていません。

接続遅延によるレートエラーを狙った両建ては控えるようにしましょう。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で禁止されている両建てはバレるの?

Traders Trust(トレーダーズトラスト)自体は両建てを禁止していませんが、異業者間での両建てをおこなうために、片方で禁止されてもバレないと考えて取引するケースがあります。

ただ、取引は悪用されるとFX業者がリスクを被るだけに、厳しくチェックされています

一般的におこなわれるチェック方法は、次の通りです。

・MT4などの取引ツール

・IPアドレス

Traders Trust(トレーダーズトラスト)も多くの海外FX業者と同様に両建てを悪用されないために、厳しく監視しています。

常に監視されていることを念頭に、絶対に禁止事項に該当する取引はおこなわないでください。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で両建てする4つのメリット

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で両建てすることにより、以下のメリットがあります。

1.最大3,000倍のレバレッジで取引できる

2.NDD方式で透明性の高い約定環境が揃っている

3.ECN方式の取引手数料も安い

4.相場のトレンドを確認できる

各メリットについて、詳しく解説します。

1.最大3,000倍のレバレッジで取引できる

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、各口座において最大3,000倍のレバレッジで取引可能です。

最大3,000倍という設定は、他の海外FX業者と比較して破格の設定です。

また、Traders Trust(トレーダーズトラスト)では口座残高によるレバレッジ制限ではなく、取引サイズに応じたレバレッジ制限が入ります。

ダイナミックレバレッジと呼ばれる方式であり、口座残高に関係なくハイレバトレードが可能です。

両建てする上でも、少ない資金で多くの利益を上げるチャンスがあると言えます。

2.NDD方式で透明性の高い約定環境が揃っている

Traders Trust(トレーダーズトラスト)は、取引形態に透明性の高いNDD方式を採用しています

NDD方式とは…

No Dealing Deskの略称で、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流す取引方式のことです。

NDD方式の他に投資家からの注文をFXディーラーを通してからインターバンク市場へ流す「DD方式」がありますが、DD方式はディーラーを仲介するためディーラーが儲かるよう注文する傾向にあって、透明性が低いのが実情です。

一方で、NDD方式の場合はディーラーを仲介せずにそのままインターバンク市場へ流れるため透明性が高い点が魅力となります。

DD方式は投資家の注文通りに取引が進まない可能性がありますが、NDD方式は投資家の注文通りに取引が進みます

Traders Trustでは、さらにトレーダーから預かっている投資運用資金については、自己資金と運用資金とは完全に隔離された銀行口座で、完全分別管理保管しているのです。

トレーダーから得た投資運用資金は、他の目的での使用は一切しておらず、トレーダー自身の投資運用資金は常に安心して資金を確保されています。

狙った取引がしやすいことで、両建ても有利に進められます。

3.ECN方式の取引手数料が安い

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、取引方式としてECN方式を採用しています、

ECN方式とは…

ECN方式はNDD方式のひとつであり、自社の利益分のスプレッドを上乗せしない代わりに売買時に手数料を取る方式のことです。売り手や買い手の片側が注文を発注する際に、マッチングされる注文情報をプレート情報として確認しながら処理できる点が魅力的で、安全性にも配慮しており取扱い商品において公正な価格表示が為されているかなど、多数のチェック機能やロジック分析機能が搭載されています。

以上のように、表示されている価格が妥当であるかどうかを確認する必要はなく、安心して取引できます。

また、取引手数料がとても安いために、頻繁に両建てトレードする方にとってもおすすめです。

4.相場のトレンドを確認できる

両建て時にはトレンドを確認しながら、トレード戦略を立てられます。

未来の相場がどういった展開を見せるのかは、誰にも分りません。

そのため、トレンドが発生するまで両建てし、相場の流れが見えてから片方を手放す戦略が有効となります。

両建てを使ってトレンドを確認し、どういった取引をおこなうのかを判断してください。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で両建てする際の5つの注意点

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で両建てする場合の注意点として、以下5つがあります。

1.利益を出すのは困難

2.スワップポイントのマイナスの方が大きい

3.口座凍結のリスクがある

4.決済タイミングの見極めが困難

5.業者間両建ては相手側の禁止状況を確認

各注意点について、詳しく解説します。

1.利益を出すのは困難

両建ては確実に利益を出せる方法であると説明しましたが、実際に利益を出すためには相当なスキルが必要です。

片方のポジションで利益を得ても、もう片方のポジションで同じ金額の損失が発生して理論上はトータルで利益が出ないのです。

さらに、2つのポジションを保有した分のスプレッドが発生して、2倍のスプレッドを負担しなければなりません。

2倍のスプレッドを負担しながら利益を上げることは、とても難しいものです。

特に、Traders Trust(トレーダーズトラスト)ではスプレッド幅が広めであり、しっかり相場を読んで両建てする必要があります。

中途半端に両建て取引するのであれば、裁量トレードでトレンド相場において押し目買い、戻し売りを狙う方が無難です。

2.スワップポイントのマイナスの方が大きい

両建て取引で稼ぐ方法の1つとして、スワップアービトラージがあります。

スワップアービトラージとは、スワップポイントの高い通貨ペアで両建て取引して、スワップポイントを稼ぐ手法のことです。

ただ、ここれは基本的には禁止事項として取り扱われるため、過度な利用はできません。

さらに、プラスよりもマイナスの方が高い特徴があり、両建て取引でスワップポイントを稼ぐのは困難です。

特にTraders Trust(トレーダーズトラスト)のUSDMXNのスワップポイントでは、買いのスワップポイントで1ロットと600〜800円と高めになっていますが、売りのスワップポイントは−1800〜2400円であり、全くうまみがありません。

3.口座凍結のリスクがある

両建て取引の原則は、ゼロカットとボーナスを用いた方法となります。

ただ、先に紹介したとおりゼロカットとボーナスを悪用すると迷惑行為として処分の対象となる可能性があります。

処分としては、不正取引で得た利益を出金できない場合や、口座やアカウント自体が凍結されることが多くあります。

稼いだ利益が没収される可能性もあるため、注意してください。

4.決済タイミングの見極めが困難

ポジションをとるのが簡単な両建てですが、決済タイミングの見極めが困難な状況もあります。

決済タイミングを少しでも見誤ってしまうと、逆に損失が大きくなる可能性も考えられるでしょう。

相場の値動きが穏やかな状態であれば、決済のタイミングも掴みやすくなります。

しかし、ボラティリティが高く値動きが激しいときに両建てポジションを保有していると、決済直後から損失方向へ一気に価格が変動することもあるでしょう。

そうなると、両建てで稼いだ利益を減らしてしまいかねません。

両建て状態からの決済タイミングに不慣れなうちは、両建てを控えておいた方が得策といえます。

それでも両建てポジションを持ちたいのであれば、ボラティリティが弱い状況を狙うことで決済タイミングをつかみ易くなるでしょう。

5.業者間両建ては相手側の禁止状況を確認

最後に紹介する両建ての注意点として、業者間両建てを行う際の相手側の禁止状況の確認があげられます。

これまでに説明してきたとおり、Traders Trust (トレーダーズトラスト)では業者間の両建ては禁止されていません。

しかし、多くの海外FX業者において業者間の両建ては禁止行為に該当するケースが多い傾向にあります。

業者間に両建てが禁止されている海外FX業者との間で両建てをした場合、両建てした相手側のポジションで利益が出たとしても、ペナルティにより出金できないでしょう。

最悪の場合、口座凍結という事態にも発展しかねません。

そのうえ、Traders Trust (トレーダーズトラスト)での損失だけが残り、無駄に資金を減らすだけの状況となります。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)で業者間の両建てを行う場合は、相手側の海外FX業者も業者間の両建てが禁止されていないかを確認するようにしましょう。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)でできる7つの両建て手法

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、主に次に取り上げる7つの両建て手法を適用できます。

1.利益を出すための両建て

2.ロスカットを回避するための両建て

3.ボーナスを利用した両建て

4.スワップポイントを増やす両建て

5.経済指標を利用した両建て

6.節税対策の両建て

7.相関性の高い通貨ペアを利用した両建て

うまく活用して、取引を有利に進めてください。

1.利益を出すための両建て

基本的に、両建ては利益を出すための手法ではないと説明しましたが、利益を出すための両建て方法も存在します。

それは、利益を固定しつつ相場の様子を見ながらポジション決済する取引手法です。

利益を少しでも出したい場合にスタンダードな手法となっており、プロトレーダーも積極的に採用している取引手法です。

両建てすることで、利益を固定しつつ最後まで相場を見定めた後にジャッジ可能であり、もし大きく相場が反転したとしても利益を出せます。

2.ロスカットを回避するための両建て

ロスカットを回避するための両建てとは、強いトレンドと逆行したポジションを保有している状況で、ロングとショートのポジションを入れ替えロスカットを回避する方法です。

Traders Trust(トレーダーズトラスト)で両建てを活用し、ロット数をキープしたままロングとショートのポジションチェンジできます。

ポジションチェンジできれば、利益の可能性を残せるので次のトレードに繋げられます

3.ボーナスを利用した両建て

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、入金ボーナスなどが用意されており、損失額もボーナスで補えたり非常に効率の良い両建てが可能です。

もし損益が発生した場合でも、残高から損益が先に引かれる仕組みを採用していることから、クレジット額だけを口座に残した状態として別アカウントや他の海外FX業者とクレジットのみを残した口座を利用した両建てにより、損失を最大限抑えた両建てをおこなえます。

但し、ボーナスの悪質に利用したと判断される場合もあるので要注意です。

4.スワップポイントを増やす両建て

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、他社との両建てをおこなうことで、買いのスワップポイントが高い海外FX業者でロングを持ち、売りのマイナスポイントが高い海外FX業者でショートのポジションを持てば、スワップポイントで利益を出せます。

他の海外FX業者と両建てする場合、必ず他海外FX業者と両建てが許可されている海外FX業者を利用してください

5.経済指標を利用した両建て

Traders Trust (トレーダーズトラスト)での有効な両建て手法に経済指標を利用した両建てがあげられます。

アメリカの雇用統計や消費者物価指数などの経済指標発表時には大きな値動きが発生しやすいものです。

しかし、どちらに動くか分からないため、事前にポジションを仕込んでおいたとしてもギャンブル的な要素が高くリスクが高くなってしまいます。

また、経済指標発表時はスプレッドが大きく開きやすいため、スプレッドだけで逆指値にひっかかる場合もあるでしょう。

このような状況の打開策として、経済指標発表時も制限を受けないTraders Trust (トレーダーズトラスト)の両建てが活用できるのです。

経済指標の発表前に両建てポジションを仕込んでおけば、発表後に相場がどちらに動いたとしても逆指値にかかることなく利益を狙えるでしょう。

6.節税対策の両建て

両建ては節税対策としても有効に活用できます。

基本的に課税所得を調整するために、年を跨ぐタイミングで両建てを利用する流れとなります。

背景には、取引による損益の課税対象が決済後の損益にあるためです。

以上を踏まえて例をあげると、ある年のFXによる収益が多く出ていたとき、年末に含み益がのったポジションを決済すると課税所得が大きくなるでしょう。

一方、ある年の収益がなく大きな損失が出ていたとき、年末に含み損を抱えたポジションを決済すると損失繰越できないため翌年の税金を減税できなくなってしまいます。

このような状況下において臨機応変に両建てを取り入れることで、収益にかかる節税効果が期待できるようになるでしょう。

ただし、法人の場合は保有中のポジションも課税対象となるため、ポジションを両建てに移行するのは得策ではありません。

法人の場合は、決算直前までポジションを持ち越さず、利益がなった状態か損失が少ないうちに決済しておいた方が良いといえるでしょう。

7.相関性の高い通貨ペアを利用した両建て

両建てを相関性の高い通貨ペアの取引に利用することで、利益獲得を狙える場合もあります。

相関性の高い通貨ペアとは、同じような値動きをする通貨ペアを指します。

例えば、同じ欧州通貨であるユーロとポンドが絡む通貨ペア同士や、オセアニア通貨と言われる豪ドルとニュージーランドドルが絡む通貨ペアなどがあげられるでしょう。

紹介した通貨以外にも同じような値動きを示す相関性の高い通貨は多く存在しています。

このような相関性の高い通貨を継続して観察しておけば、通貨ペア間の両建てにうまく利用できるようになります。

各通貨ペアの相関性を観察していると分かりますが、中には真逆の動きをする傾向が高い通貨ペアもあります。

逆相関を示す通貨ペアで両建てをすると、ひとたび方向を間違えることで損失も倍になるため注意しましょう。

海外FX業者ごとの両建て禁止状況

ここまでTraders Trust (トレーダーズトラスト)の両建てに関する注意点や活用できる両建て手法を紹介してきました。

本項では、Traders Trust (トレーダーズトラスト)での両建てをさらに活用していくために、他の海外FX業者における両建ての禁止状況をまとめていきたいと思います。

海外FX業者の両建て状況をまとめると次のとおりとなります。

海外FX業者

業者間の両建て

複数口座間の両建て

同一口座での両建て

Traders Trust 

許可

許可

許可

Tradeview

許可

許可

許可

Titan FX

許可

許可

許可

AXIORY

許可

許可

許可

FBS

許可

許可

(ゼロカット狙い無効)

許可

XM Trading

禁止

禁止

許可

iFOREX

禁止

禁止

許可

LAND-FX

禁止

禁止

許可

同一口座での両建ては、いずれの海外FX業者も禁止されていません。

同一口座での両建て以外の禁止状況は海外FX業者によって、まちまちとなっています。

次項から両建てが禁止されていない海外FX業者と禁止されている海外FX業者について解説していきます。

両建てが禁止されていない海外FX業者

まずは、両建てが禁止されていない海外FX業者から解説します。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)で、業者間の両建てを上手く活用する際の参考としてみてください。

両建てに寛容なTraders Trust (トレーダーズトラスト)と相性の良い両建てに関する規制が緩い海外FX業者は以下のとおりです。

1つずつ見ていきましょう。

Tradeview

Tradeviewは、Traders Trust (トレーダーズトラスト)に劣らないほど、両建てが緩めな海外FX業者といえるでしょう。

両建てのほかにも、スキャルピングも許可されているなど規約に関して全般的に制限が少ない傾向にあります。

また、スプレッドは業界最小水準となっており、取引環境に申し分ありません。

ゼロカットも採用しているため、経済指標時などの大きな値動きが予測できる場合も強気な取引が可能となります。

指標発表時と業者間両建ての組み合わせに利用できる海外FX業者です。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)との両建ての相性も良いでしょう。

Tradeviewの両建てについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Tradeviewは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

AXIORY

AXIORYもTradeviewと同じように両建てに寛容な数少ない海外FX業者です。

両建てにゼロカットを利用した取引も許可されているので、経済指標と業者間における両建ての組み合わせにも安心して利用できるでしょう。

また、日本向けに手厚いサポートが徹底されており、利用のハードルも低いといえます。

取引環境も良好で、スキャルピング環境に特化した海外FX業者の1つです。

AXIORYの両建てについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、業者間の両建てを検討するうえでの参考にしてみてください。

AXIORYは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

TitanFX

TitanFXは約定力とスプレッドに一定の評価のある海外FX業者です。

業者間の両建てに一定の規制は排除されているものの、ゼロカット狙いの両建てに一部制限を受けるため注意が必要といえるでしょう。

ゼロカット狙い以外の両建てであれば、活用しても差し支えありません。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)で不安なく業者間の両建てを取り入れたい場合は、避けておいた方がよいでしょう。

TitanFXの両建てについては以下の記事で詳しく解説していますので、両建てを検討する際に不安を抱えている方はぜひ一読してみてください。

タイタンFXは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

両建てが禁止されている海外FX業者

両建てが禁止されていない海外FX業者を紹介してきました。

最後に両建てが禁止されている海外FX業者を簡単に紹介しておきます。

Traders Trust (トレーダーズトラスト)で業者間の両建てを行う際、以下に紹介する業者を選ぶ場合は両建てに厳しい業者のため注意しておきましょう。

海外FX業者

業者間の両建て

口座間の両建て

同一口座内での両建て

XM Trading

禁止

禁止

許可

GEMFOREX

禁止

禁止

許可

iFOREX

禁止

禁止

許可

Big Boss

禁止

禁止

許可

LAND-FX

禁止

禁止

許可

紹介した中のいずれの海外FX業者においても、同一口座内での両建ては許可されています。

しかし、口座間の両建てや業者間の両建ては禁止されている状況です。

禁止されていることを知らない状態で、Traders Trust (トレーダーズトラスト)との業者間両建てを行うとペナルティを受ける可能性が高くなるでしょう。

まとめ

Traders Trust(トレーダーズトラスト)では、両建て取引は一切禁止されていません。

これはとても貴重な存在であり、ぜひ活用して利益を上げていきたいものです。

但し、禁止取引を活用して両建てすると、最悪の場合、口座凍結のリスクもあるので注意してください。

ホームページにログインして、サイトにて関連情報をしっかり確認した上で、両建てを有効活用してください。