海外FXのスキャルピングでおすすめな業者11選!ポイントも紹介!

トップ » 海外FXの基礎知識 » 海外FXのスキャルピングでおすすめな業者11選!ポイントも紹介!

FXには様々な手法が存在しますが、その中でも短期売買を繰り返して利益を積み重ねていく「スキャルピング」が海外FXでは最も効率よく稼げます。

国内FXはレバレッジ倍率が低いのでスキャルピングはあまり向きません。海外FXはレバレッジ倍率が数百倍~数千倍といったハイレバレッジ取引が可能なので、資金を一気に増やせます。

しかしスキャルピングは、業者によって一部制限があったり、ストップレベルが広いなどあまり向かないところもあります。

そこで当記事では、スキャルピングに適した海外FX業者の見つけ方やおすすめな業者を紹介します。

スキャルピングとは?

スキャルピングとは?の画像

スキャルピングは、FX取引の代表的な取引手段のひとつで、1日に数回~数十回の短期売買を繰り返し、数銭~数十銭といったわずかな利幅を狙いトレードする方法です。

このように短期売買を繰り返して利益を得るトレード手法ということから、レバレッジ倍率が高いほど利幅が大きくなり、効率的に稼げます。

また、国内FXは最大レバレッジ25倍ですが、海外FXは最大レバレッジ500~3000倍で取引できるので、少額の資金でも十分資金を増やすことが可能です。

しかし海外FXでスキャルピングする場合、業者の種類やサービス内容によって稼げる金額が変わってきます。

さらに海外FX業者の中には、スキャルピングを禁止している業者もあるので、スキャルピングで利益を狙っているトレーダーの方は業者選びを慎重に行う必要があります。

なぜスキャルピングを禁止するFX業者がいるのか?

なぜスキャルピングを禁止するFX業者がいるのか?の画像

海外FX業者の中には、スキャルピングを禁止している業者が存在します。

なぜスキャルピングを禁止している業者が存在するのか、理由として以下2点が挙げられます。

1.サーバー落ちを防ぐため

2.スキャルピングが業者の損失になるから

ここからは、スキャルピングを禁止にする理由を詳しく解説していきます。

サーバー落ちを防ぐため

海外FX業者に限らず、FX業者全てが顧客のトレードデータをサーバー経由で管理しています。

前述でも紹介した通り、スキャルピングは短期売買を繰り返して利益を狙う手法のため、何度も売り買いの注文が入るとサーバーに負荷がかかり、注文のスピードが遅れる・画面がフリーズするなどの事態に陥り、顧客からの信頼を失ってしまいます

もしポジションを保有している顧客がサーバーダウンの影響でポジションが決済できなくなった際に株価暴落や急騰が起こると、損失が膨らみ最悪の場合は借金を背負うリスクがあります。

このような事態に陥ると、顧客からの信用がガタ落ちし、二度と業者を利用してもらえなくなります。

海外FX業者の中には、このような事態を防ぐためにスキャルピングを禁止にしているところがあります。

DD方式の業者の場合、損失につながる恐れがあるから

海外FXでは、DD方式とNDD方式の2種類の取引方法があります。

DD方式とは、Dealing Desk(ディーリング・デスク)の略称でトレーダーの注文はFX業者のディーラーを通して、インターバンクに注文が出される取引方法のことです。

主に国内FX業者が取り入れている取引方法で、トレーダーの注文が必ず発注されているとは限らず、業者ディーラーが有利になるように注文を通し、不利になるようなら注文は通さないことがあります。

次にNDD方式とは、Non Dealing Desk(ノンディーリング・デスク)の略称でトレーダーの注文は直接インターバンクに出される取引方法のことです。NDD方式は主に海外FX業者が取り入れている方法で、トレーダーが儲かるとFX業者も儲かるという関係性があり、透明性が高いことから安心して取引できる方法です。

ただし、NDD方式の場合は業者の収入源がスプレッドになるので、DD方式のFX業者よりはスプレッドが広いというデメリットがあります。

海外FX業者を選ぶ際には、NDD方式を採用している業者だと透明性が高くフェアなトレードができるのでおすすめです

スキャルピングに最適な海外FX業者を見つける7つのポイント

スキャルピングに最適な海外FX業者を見つける7つのポイントの画像

ここからは、スキャルピングに最適な海外FX業者を見つけるポイントを紹介します。

スキャルピングに適した海外FX業者を見つけるポイントは以下の通りです。

1.スキャルピングが禁止されていないか

2.スプレッドが狭い業者であるか

3.取引方式が「NDD方式」であること

4.ゼロカット(追証なし)システムを採用していること

5.最大レバレッジが高い業者であるか

6.約定力のデータを確認する

7.ストップレベルが狭い業者であること

これらのポイントを詳しく解説していきます。

1.スキャルピングが禁止されていないか

スキャルピングに最適な海外FX業者を探す前に、スキャルピングが規約で禁止または制限されているかどうか確認する必要があります

前述の「なぜスキャルピングを禁止するFX業者がいるのか?」でも解説したように、海外FX業者の中にはスキャルピングを禁止しているところが存在します。

また、スキャルピングOKの業者でもスキャルピング制限を設けているところがあり、自由にスキャルピングできないことが多々あります。

そこで、海外FX業者15社のスキャルピング対応について表でまとめたのでご確認ください。

海外FX業者名 スキャルピング対応
XMTrading 可能
GEMFOREX 一部制限あり
AXIORY 可能
FBS 可能
TitanFX 可能
HotForex 可能
Tradeview 可能
IS6FX 一部制限あり
LAND-FX 可能
BigBoss 可能
Traders Trust 可能
FxPro 可能
MiltonMarkets 可能
FXGT 可能
LandFX 一部制限あり

スキャルピングの禁止や制限は海外FX業者によって異なるので、事前調査することをおすすめします。

2.スプレッドが狭い業者であるか

国内FX業者は、どの業者も似たようなスプレッドを提供していますが、海外FX業者のスプレッドは会社によって差が大きく、3pips以上もスプレッドが離れていることが当たり前です。

海外FXでは、国内とは比べ物にならないくらいの倍率でハイレバトレードができるため、スプレッドが狭い業者を選ぶことが重要です

そこでここからは、スプレッドが違うとトレードの際にどれだけのコストが発生するかについて例を用いて解説します。

【スプレッドの計算例】

・1ロット(10万通貨)でドル円を20回スキャルピングトレードする
・1通貨あたり1pips

1pips×10万通貨=10万pipsになり、10万pips=10万銭となります。

10万銭=1000円という計算になるので、それを20回繰り返すので「1000円×20回=20,000円」という計算式になります。

スキャルピングは短期売買を繰り返すトレード方法で、数十秒~数分で利益を重ねていきますが、その分上記で計算したように毎回の取引にスプレッド(手数料)が付いてきます。

このことからもわかる通り、海外FXでスキャルピングトレードするならスプレッドが狭い業者を選ぶ方が、資金効率よく取引できるのでおすすめです。

3.取引方式が「NDD方式」であること

海外FXの取引方式にはDD方式とNDD方式の2種類があり、スキャルピングトレードする場合や透明性が高い取引をしたい方はNDD方式がおすすめです。

この2つの取引方式の違いは、FX業者がディーラーとして仲介するかしないかです。

前述「DD方式の業者の場合、損失につながる恐れがあるから」で詳しく解説していますが、DD方式はディーラーを介してインターバンクに注文されるので、不利なレートで約定させられる可能性があります。

このようにDD方式では、不透明な取引をさせられる可能性があるため、ディーラーを介さず直接インターバンクに注文されるNDD方式を採用した海外FX業者を選ぶようにしましょう

4.ゼロカット(追証なし)システムを採用していること

海外FXでは数百倍~数千倍といったハイレバレッジ取引が可能で、少額の資金でも大きなポジションを保有できることから、大きな利益を得られるというメリットがある反面、相場が急変動した際には口座残高以上の借金を背負うというリスクを伴います。

しかし海外FX業者の多くは、口座残高以上の借金を補填する「ゼロカットシステム(追証なし)」を採用しています。

たとえば、証拠金1万円で1000倍のハイレバレッジ取引した際に相場の急変動により口座残高がマイナスになり、借金を背負ったとしても海外FX業者がマイナス分を補填し口座残高ゼロの状態に戻します。

短期売買を繰り返すスキャルピングトレードでも、何があるか分からないので、負債を最小限に留められるゼロカットシステムを採用している業者選びがとても重要です

また、海外FXのゼロカットシステムについてもっと詳しく知りたい方は、以下記事をご参照ください。

【追証無し?】海外FXのゼロカットとは?仕組みや安全な業者を紹介!

5.最大レバレッジが高い業者であるか

海外FXのスキャルピングトレードは、最大レバレッジが高い業者ほどより多くの利益を狙えます

スキャルピングは数秒~数分で何度も取引する短期売買形式なので、大きな利益を出すには必然的にロット数を上げる必要があります。

そこで最大レバレッジが高い海外FX業者を選定した方が、少ない資金(証拠金)でロット数を増やせます。

また、少ない資金で大きな取引ができることから、資金効率を最大化でき、さらに大きな取引に向けた資金管理を徹底できます。

海外FX業者は国内FX業者と違ってレバレッジ制限がないため、業者によって最大レバレッジの倍率が異なります。

さらに最大レバレッジが500倍でも、口座タイプによって300倍に制限されることがあります。

ですので、海外FX業者の利用を考えている方は、業者の最大レバレッジをしっかりと調査しなければなりません。

そこで以下の表に、主要な海外FX業者10社の最大レバレッジを一覧にしてまとめました。

業者名 口座タイプ レバレッジ
XMTrading MICRO口座(MT4) 888倍
GEMFOREX ・オールインワン口座
・ノースプレッド口座
※どちらもレバレッジ制限なし
1,000倍
AXIORY スタンダード口座 400倍
TitanFX スタンダード口座 500倍
Tradeview X leverage口座 400倍
TICKMILL ・クラシック口座
・プロ口座
500倍
HotForex MICRO口座
※他の口座は最大レバレッジ400~500倍
1,000倍
Milton Markets ・エリート口座
・スマート口座(最大200倍)
1,000倍
FXGT ・セント口座
・ミニ口座
・スタンダード口座
・FX専用口座
・ECN口座
1000倍
IS6FX MICRO口座 1,000倍

主要な海外FX業者の多くが最大レバレッジ1,000倍で、国内FX業者と比べてもはるかに高いことが分かります。

ただし、口座タイプによって最大レバレッジの倍率が変化するので、業者の事前調査を必ず行ってください。

6.約定力のデータを確認する

スキャルピングは、短期トレードを繰り返すトレード方法で1秒・1分の約定遅れが利益に大きく影響してきます。

そもそも約定力とは、一言でいうと注文を成立させる力のことです

この約定力の高さを見極めるには、データサーバーの管理場所をどこに置いているかが重要です。

データサーバーとして有名なのは「EQUINIX(エクイニックス)社」です。

EQUINIX(エクイニックス)社のデータサーバーは、速度や安全性が最も高く、世界中の銀行や金融機関が利用している世界最大級のデータセンターと言われています。

このように信頼性が高いデータサーバーを選定することがとても重要です。

そこで以下の表に、主要な海外FX業者の約定力を一覧にしてまとめました。

業者名 約定力
XMTrading ・執行率:100%
・約定率:99.35%
・約定スピード:0.336秒
GEMFOREX ・執行率:99.98%
・約定率:99.79%
・約定スピード:非公開
AXIORY ・執行率:99.84%
・約定率:99.00%
・約定スピード:0.326秒
TitanFX ・執行率:99.70%
・約定率:99.32%
・約定スピード:0.450秒
Tradeview ・執行率:非公開
・約定率:非公開
・約定スピード:非公開
TICKMILL ・執行率:非公開
・約定率:99.79%
・約定スピード:0.15秒
HotForex ・執行率:99.45%
・約定率:非公開
・約定スピード:0.355秒
Milton Markets ・執行率:100%
・約定率:非公開
・約定スピード:0.1秒以内
FXGT ・執行率:非公開
・約定率:100%
・約定スピード:非公開
IS6FX ・執行率:非公開
・約定率:99.46%
・約定スピード:0.29秒以内

海外FX業者を利用したスキャルピングは、数秒の差が利益の上下に関係するため、約定力が高い業者を選ぶようにしましょう。

7.ストップレベルが狭い業者であること

海外FXのスキャルピングは、ストップレベルが狭い業者であるほど有利にトレードできます。

そもそもストップレベルとは、指値・逆指値注文といった予約注文をする際、現在価格から最低限離さなければいけない値幅のことです

たとえばドル円の現在レートが100.55円だとして、ストップレベルが5pipsだと仮定すると、100.60円以上もしくは100.50円以上の価格しか予約注文できません。

このストップレベルが6pips、7pipsと広い値に設定されていると、思った注文ができません。

小さい値幅を狙うスキャルピングでストップレベルが広いと取引の自由度が下がってしまうので、ストップレベルが狭い業者を選ぶことが重要です。

そこで以下の表に、主要な海外FX業者のストップレベルを一覧にしてまとめました。

業者名 ストップレベル(pips)
XMTrading ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
GEMFOREX ・USD/JPY:2.0
・EUR/USD:2.0
・EUR/JPY:2.7
AXIORY ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
TitanFX ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
Tradeview ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
TICKMILL ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
HotForex ・USD/JPY:3.0
・EUR/USD:3.0
・EUR/JPY:0.0
Milton Markets ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0
FXGT ・USD/JPY:3.2
・EUR/USD:2.8
・EUR/JPY:8.0
IS6FX ・USD/JPY:2.0
・EUR/USD:2.0
・EUR/JPY:2.7

上記表で紹介した、「XM Trading」「AXIORY」「TitanFX」「Tradeview」「TICKMILL」「Milton Markets」はストップレベルがゼロなので、指値・逆指値注文する際は値幅に制限がかかりません。

自由度の高いスキャルピングをしたい方は、これらストップレベルゼロの業者を選ぶようにしましょう。

海外FXのスキャルピング手法5選

海外FXのスキャルピングにおすすめな業者を紹介する前に、ここではまず、海外FXのスキャルピング手法を5つ紹介します。

海外FXのスキャルピングで有効な手法は、次の通りです。

1.ドル円やユーロドルの通貨ペアで取引する

2.利確・損切りのルールを設定する

3.値動きがわかりやすいトレンド相場を狙う

4.インジケーターを利用したテクニカル分析を行う

5.自動売買システムを利用する

海外FXでは、ハイレバレッジを活かしたスキャルピングが可能なので、取引量を増やせば短期間で大きな利益が得られます。

ここから紹介するスキャルピング手法を実践し、大きな利益を狙いましょう。

1.ドル円やユーロドルの通貨ペアで取引する

海外FXのスキャルピングに最適な通貨ペアは「ドル円」と「ユーロドル」です。

海外FXのスキャルピングにおいて重要なことは、通貨の選択です。

スキャルピングは、短時間で小さな利益をコツコツ積み上げていく取引方式であるため、スキャルピングに向き不向きな通貨ペアが存在します。

ここで、スキャルピングに向いている通貨ペアの特徴をまとめました。

・スプレッドが狭い

・適度なボラティリティーがある

上記の特徴を網羅しているのが、冒頭で説明したドル円とユーロドルです。

これらは値動きが小さいので、ハイレバレッジを活かして取引することで大きな利益が見込めます。

これからスキャルピングする方は、まずドル円とユーロドルで取引しましょう。

2.利確・損切りのルールを設定する

海外FXのスキャルピングで多くの利益を出すためには、利確と損切りのルールを設定することが有効です。

前述でも紹介した、主要通貨ドル円・ユーロドルでスキャルピングする際に狙う利確幅は5pips~10pipsが理想です。

損切りのルールを決める際は、利確幅の1/2または1/3に設定することで、損失を抑えられ、利益が得やすくなります。

このように、海外FXのスキャルピングで利益を得るためには、利確幅を損切り幅よりも大きくするようにしましょう。

たとえば、利確幅を10pipsに設定したら、損切り幅は利確幅の1/2の「5pips」にするという風に決めると低リスクでトレードが進められます。

3.値動きがわかりやすいトレンド相場を狙う

海外FXのスキャルピングでは、トレンド相場とレンジ相場の両方を狙えますが、海外FX初心者の方は「トレンド相場」を狙うことをおすすめします。

トレンド相場の概要は、次の通りです。

トレンド相場とは

チャートが上下どちらか一方に進んでいる相場のことです。相場が上に進んでいる場合は「上昇トレンド」、下に進んでいる場合は「下降トレンド」と呼ばれています。

レンジ相場の概要は、次の通りです。

レンジ相場とは

一定の価格内をチャートが上下する相場のことです。レンジ相場はトレンド相場の途中に発生しやすい相場で、相場の8割が「レンジ相場」だと言われています。

また、今後スキャルピングで大きな利益を狙うなら、強いトレンドが来ても自分で決めた取引ルールを繰り返すことが重要です。

他人から教えてもらったルールよりも、自分で決めたルールでトライ&エラーを繰り返すことで、多くの利益を獲得できる方程式が見つかります。

4.インジケーターを利用したテクニカル分析を行う

海外FXのスキャルピングで利益を出すためには、インジケーターを使ったテクニカル分析を行い、分析結果に基づいてトレードすることが有効です。

テクニカル分析とは

過去の値動きから、トレンドやパターンを予測し、将来の値動きを予想するものです。

前述「3.値動きがわかりやすいトレンド相場を狙う」で、海外FX初心者の方は、トレンド相場狙いがおすすめと解説しましたが、テクニカル分析を用いることでレンジ相場でも安定した利益を得やすくなります。

また、テクニカル分析のコツとしてインジケーターを相場ごとに使い分けるという方法があります。

・トレンド系の相場:「ボリンジャーバンド」や「移動平均線」

・レンジ相場:「RSI」や「ストキャスティクス」

海外FXを始めたばかりのトレーダーでも、テクニカル分析をうまく活用することで多くの利益が見込めるので、是非使ってみましょう。

5.自動売買システムを利用する

海外FXのスキャルピングで利益を得るためには、自動売買システムを利用することが有効です。

スキャルピングは、数pipsの値動きを見て決済するため、「短時間でできる」「隙間時間で取引できる」という魅力があります。

しかし、辞め時を見定めるのも難しく、トータルして負けることもあります。

そこで、スキャルピングに特化した自動売買システムを利用することで、決められたプログラム通りに注文や決済するので、辞め時がわからなくなったり、チャートを監視する必要がないというメリットがあります。

自動売買システムとは

あらかじめ決められた取引ルールに則り、機械が自動的に注文・決済することです。プライベートや仕事で忙しい方でも、自動売買システムを使えば24時間365日取引可能です。

また、FXはメンタルコントロールが重要です。

海外FX初心者の方は特に、負けが続くと「勝ちたい」という気持ちが前に出てしまい、安定した取引ができなくなります。

そこで自動売買システムでトレードすることで、メンタルに影響が出ない取引が可能になります。

海外FXのスキャルピングでおすすめな業者11選!

ここからは、海外FXのスキャルピングでおすすめの業者11社をご紹介します。

FXGiants(FXジャイアンツ)|取引制限がなく、スキャルピングが自由

FXジャイアンツ公式サイトの画像出典:FXGiants(FXジャイアンツ)

FXGiantsでは、取引制限や禁止事項がなく、スキャルピングが自由に行なえます。

FXGiantsのスペックを以下にまとめました。

スキャルピング

可能

金融ライセンス

FCA(英国金融行為監督機構):イギリス法人
バミューダ諸島:アジア法人

最大レバレッジ

1,000倍

スプレッド

AUD/USD:1.61
EUR/CHF:3.33
EUR/GBP:1.46
EUR/JPY:2.13
EUR/USD:1.31
GBP/CHF:4.76
GBP/JPY:4.27
GBP/USD:1.80
NZD/USD:2.32
USD/CAD:1.55
USD/CHF:2.15
USD/JPY:1.31

約定力

99.2%

ロスカット水準

20%(レギュラー口座)

取引方式

NDD

ストップレベル

35ポイント(レギュラー口座)

FXジャイアンツでは、取引制限もなく口座数の制限がありません

気軽にスキャルピング用口座を作成しトレードできます。

さらに上記の通り99.2%と高い約定力を誇るため、スキャルピングにおすすめの業者です。

XM Trading|約定力が高く、安定してスプレッドが狭い

XM Trading公式サイトの画像出典:XM Trading

XM Tradingは、最大レバレッジ888倍と高レバレッジ取引が可能で、スプレッドが狭く総合的に優れている海外FX業者です。

充実した日本語サポートと初心者でも利用しやすい環境ということから、日本人で人気のブローカーです。

XM Tradingの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス セーシェル金融庁(FSA)
最大レバレッジ 888倍
スプレッド ・マイクロ口座:1.6~1.8pips
・スタンダード口座:1.6~1.8pips
・XM Zero:0.0~0.3pips
約定力 ・執行率:100%
・約定率:99.35%
・約定スピード:0.336秒
ロスカット水準 20%
取引方式 NDD方式
ストップレベル ゼロ

XM Tradingは厳格な金融ライセンスと、高い約定力が備わっているので、スキャルピングで利益を狙っているトレーダーに強くおすすめできる業者です。

また、ロスカット水準20%と低いので、強制ロスカットされにくいという特徴があります。

さらにゼロカットシステムを採用しているので、万が一口座残高以上のマイナスが発生しても借金(追証)を背負うリスクゼロなので、初心者でも安心して取引を続けられます。

GEMFOREX|業界トップレベルの狭いスプレッド

出典:GEMFOREX

GEMFOREXは、EA無料提供サービスを運営するGemTrade(ゲムトレード)が設立した海外FX業者で、最大レバレッジ1,000倍でハイレバトレードでき、業界トップレベルの狭いスプレッドが魅力です。

ただし、無許可の大口取引や5分間の往復合計10ロット以上の取引が規約で禁止されているので、スキャルピングする際には注意が必要です

GEMFOREXの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング ・ノースプレッド
・レバレッジ
は制限あり
金融ライセンス ニュージーランド(FSPR)
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド 1.5~1.6pips(USD/JPY)
約定力 ・執行率:99.98%
・約定率:99.79%
・約定スピード:非公開
ロスカット水準 20%
取引方式 DD方式
ストップレベル ・USD/JPY:2.0
・EUR/USD:2.0
・EUR/JPY:2.7

GEMFOREXはゼロカットシステムを採用しているので、ハイレバトレードで万が一の事態に陥っても口座残高以上の借金を背負うリスクが少ないので、初心者でも安心して利用できます。

また約定率が99.79%で他の業者と比較すると、高い約定力を持っています。

しかし取引方式は、透明性が低いDD方式を採用しているため、トレーダーに不利になるような取引が行われる可能性があるので注意してください。

AXIORY|約定力が高く、大口スキャルピングに特化

AXIORY公式サイトの画像出典:AXIORY

AXIORY(アキシオリー)は、2015年に設立した日本人トレーダーから信頼され続けている安全性の高い海外FX業者です。

他の海外FX業者とは少し違い、スキャルピング・自動売買・デイトレードに特化した業者です。

スキャルピングの制限がなく、取引コストの安さに関しては業界トップレベルです。

また、MT4・MT5といった定番の取引ツールはもちろんのこと、スキャルピングやデイトレードに特化した高性能ツール「cTrader」も利用可能です。

AXIORYの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)
最大レバレッジ 400倍
スプレッド ・スタンダード口座:1.2~1.4pips
・ナノ口座:0.2~0.4pips
・テラ口座:0.2~0.4pips
約定力 ・執行率:99.84%
・約定率:99.00%
・約定スピード:0.326秒
ロスカット水準 20%
取引方式 NDD方式
ストップレベル ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0

AXIORY(アキシオリー)は、全口座タイプでゼロカットシステムを採用しているため、口座残高以上の借金を負う心配はありません。

また、取引方法は透明性が高い「NDD方式」を採用しているのでフェアトレードが可能です。

最大レバレッジは400倍と海外FX業者の平均レバレッジよりは低いですが、レバレッジ制限が緩く、スキャルピングに強い業者なので選んで間違いない優良業者と言えます。

TitanFX|ゼロカットを採用し、安定した約定力

TitanFX公式サイトの画像出典:TitanFX

TitanFX(タイタン FX)は、2014年に設立した業界トップレベルのスプレッドと手数料の安さが魅力の海外FX業者です。

スキャルピングや自動売買の制限が一切なく、最大レバレッジは500倍ながらもレバレッジ制限もありません。

スプレッドが狭いので、取引手数料が少額で済むというメリットもあります。

TitanFXの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
最大レバレッジ 500倍
スプレッド ・スタンダード:1.1~1.3pips
・ブレード:0.1~0.3pips
約定力 ・執行率:99.70%
・約定率:99.32%
・約定スピード:0.450秒
ロスカット水準 20%
取引方式 NDD方式
ストップレベル ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0

TitanFX(タイタン FX)は、厳格な金融ライセンス「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)」を持ち、約定力が高いことからどなたでも安心して取引を続けられる業者と言えます。

また、高品質な日本語サポートもあるため、万が一トラブルが起きても充実したサポートを受けられます。

Tradeview|スプレッドの狭さ、取引コストが最安値

Tradeview公式サイトの画像出典:Tradeview

Tradeview(トレードビュー)は、2004年に設立した完全NDD方式を採用している海外FX業者です。

同社の利益はトレーダーからの取引手数料のみなので、トレーダーにたくさん取引してもらうことにより利益を得られるため、禁止行為や取引制限がなく、スキャルピングや自動売買を推奨しています。

顧客の注文を直接インターバンクに流すTradeview(トレードビュー)は、透明性が高く信頼性が高い業者ということがわかります。

Tradeviewの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス ケイマン諸島金融庁(CIMA)
最大レバレッジ 400倍
スプレッド ・X leverage(MT4・MT5):1.0pips~
・ILC(MT4・MT5):0.0pips~
・ILC(cTrader):0.0pips~
・ILC(Viking):0.0pips~
約定力 ・執行率:非公開
・約定率:非公開
・約定スピード:非公開
ロスカット水準 100%
取引方式 NDD方式
ストップレベル ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0

Tradeview(トレードビュー)で利用できる取引ツールには、MT4・MT5を始め、スキャルピングや自動売買に強い「cTrader」も選択可能です。

ただし、国内FX業者と同じようにロスカット水準が100%で発動するので、ある程度資金に余裕がある方におすすめの業者です。

TICKMILL|ポジション保有に制限がなく、取引手数料が安い

TICKMILL公式サイトの画像出典:TICKMILL

TICKMILL(ティックミル)は、2015年に設立したヨーロッパを始めとする国内外で人気がある海外FX業者です。

同社は、スキャルピング・両建てが可能で、ポジションの保有に制限がありません。

また、ストップレベルなしという特徴からも柔軟性の高いトレードができる業者ということが分かります。

TICKMILLの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス ・セーシェルFSA
・英国金融行動監視機構(FCA)
・ キプロス証券取引委員会(CySEC)
最大レバレッジ 500倍
スプレッド ・クラシック口座:1.6pips〜
・プロ:0pips〜
・VIP:0pips〜
約定力 ・執行率:非公開
・約定率:99.79%
・約定スピード:0.15秒
ロスカット水準 30%
取引方式 ・NDD STP方式
・NDD ECN方式
ストップレベル ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0

TICKMILL(ティックミル)は、最大レバレッジ500倍でゼロカットシステムを採用しているので、口座残高以上の借金を負うリスクがほとんどありません。

ただし、セーシェルアカウントには保全信託がないので、大きな金額を口座に入金すると、万が一倒産した場合に返金されない可能性が高まるので注意が必要です。

HotForex|少ない資金でハイレバトレードしたい方におすすめ

HotForex公式サイトの画像出典:HotForex

HotForex(ホットフォレックス)は、業者としてのデメリットがほとんどない総合力に優れた海外FX業者です。

スキャルピングや自動売買に制限がなく、指標発表時のスプレッドの開きが穏やかなので、短期トレードや自動売買に向いている業者と言えます。

また通貨ペアは53銘柄ですが、CFD銘柄を含めるとトータル1,000銘柄以上の取扱銘柄があります。

HotForexの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVG FSA)
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド ・マイクロ口座:1.6~1.7pips
・プレミアム口座:1.6~1.7pips
・ゼロスプレッド:0.2~0.3pips
約定力 ・執行率:99.45%
・約定率:非公開
・約定スピード:0.355秒
ロスカット水準 ・マイクロ口座:10%
・プレミアム口座:20%
・ゼロスプレッド:20%
取引方式 NDD STP方式
ストップレベル ・USD/JPY:3.0
・EUR/USD:3.0
・EUR/JPY:0.0

HotForex(ホットフォレックス)は、最大レバレッジ1,000倍で取引可能です。

また、ゼロカットシステムを採用しているので、口座残高がマイナスになっても借金を負う心配がありません。

ただし、口コミで「意図的にスプレッド拡大している」「不当な出金拒否を受けた」といったトラブルの噂があります。

Milton Markets|最大レバレッジ1000倍、スキャルピングに制限がない

Milton Markets公式サイトの画像出典:Milton Markets

Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、2015年に設立したホームページの見やすさ・取引条件の良さが評価されている海外FX業者です。

取引条件に関しては、スキャルピングや自動売買の制限がなく、1,000通貨からの少額取引が可能という条件の良さが魅力です。

また、見やすい日本版公式ホームページと平日24時間の日本語サポートがあるので、日本人の利用に向いている業者と言えます。

Milton Marketsの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド ・スマート 口座:0.8pips~
・エリート 口座:0.5pips~
・エリートプラス口座:0.2pips~
約定力 ・執行率:100%
・約定率:非公開
・約定スピード:0.1秒以内
ロスカット水準 50%
取引方式 NDD方式
ストップレベル ・USD/JPY:0.0
・EUR/USD:0.0
・EUR/JPY:0.0

Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、最大レバレッジ1,000倍で取引可能です。

また、ゼロカットシステムを採用しているので、マイナス残高が発生しても追証(追加証拠金)を求められることはありません。

ただしトレーダーの資金管理は、信託保全ではなく分別管理のため、もし会社が倒産した場合は全額返金される保証はないことを覚えておきましょう。

公式サイトでは「万が一倒産した場合は、顧客の資産を返済に充てることはない」と公言していますが、Milton Markets(ミルトンマーケッツ)を利用する方は全額返金の可能性は薄いと思ってトレードしてください。

FXGT|スプレッドが狭く、入出金の手段が多い

FXGT公式サイトの画像出典:FXGT

FXGT(エフエックスジーティー)は、2019年12月にサービスを開始した外国為替と仮想通貨FXのどちらも対応したハイブリッド取引所です。

取引だけに限らず、入出金時に数種類の仮想通貨を利用できるという特徴があります。

また、金融ライセンスは「セーシェル金融サービス庁(FSA)」で取得していて、24時間365日サポートを受けられるので、海外FX初心者の方やこれから仮想通貨取引を考えているトレーダーにおすすめです。

FXGTの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 可能
金融ライセンス セーシェル金融サービス庁(FSA)
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド ・セント口座:2.0pips
・ミニ口座:1.8pips
・スタンダード口座:1.6pips
・FX専用口座:1.6pips
・ECN口座:0.3pips
約定力 ・執行率:非公開
・約定率:100%
・約定スピード:非公開
ロスカット水準 ・セント口座:2.0pips
・ミニ口座:1.8pips
・スタンダード口座:1.6pips
・FX専用口座:1.6pips
・ECN口座:0.3pips
取引方式 ・NDD STP方式
・NDD ECN方式
ストップレベル ・USD/JPY:3.2
・EUR/USD:2.8
・EUR/JPY:8.0

FXGT(エフエックスジーティー)は、スキャルピングやEAを使った自動売買の制限がなく、ゼロカットシステムを採用した1,000倍のハイレバレッジ取引が可能です。

ただし、指値・逆指値注文をする際のストップレベルが広いので注意が必要です。

IS6FX|業界トップレベルの約定力とスプレッド

IS6FX公式サイトの画像出典:IS6FX

IS6FX(アイエスシックスコム)は、2020年にサービスを一新した海外FX業者で、最大200%入金ボーナスなどのキャンペーンや完璧な日本語対応など初心者向けの業者です。

同社公式サイトには、「スキャルピングの制限はない」と記載されていますが、過度なスキャルピングを繰り返すと取引を制限される可能性があり、最悪の場合は口座凍結という事態になりかねません。

初心者向けの業者ですが、大口取引には厳しいようなので注意が必要です。

IS6FXの基本情報・スプレッド情報は以下の通りです。

スキャルピング 全口座タイプで制限あり
金融ライセンス セントビンセント・グラナディーン金融庁(FSA)
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド ・マイクロ口座:2.0pips
・スタンダード 口座:1.6pips
・プロ 口座:0.8pips
・レバレッジ口座:1.4pips
約定力 ・執行率:非公開
・約定率:99.46%
・約定スピード:0.29秒以内
ロスカット水準 50%
取引方式 DD方式
ストップレベル ・USD/JPY:2.0
・EUR/USD:2.0
・EUR/JPY:2.7

IS6FX(アイエスシックスコム)は、最大1,000倍のハイレバレッジ取引が可能で、ゼロカットシステムを採用しているので口座残高がマイナスになっても借金を負うリスクがゼロという魅力があります。

スプレッドも狭く取引しやすいというメリットがありますが、約定力がそこまで高くなく、大口取引にも厳しいので完全初心者向けの業者です。

IS6FX(アイエスシックスコム)は、FX上級者にとっては物足りなさを感じる反面、完全初心者にとっては取引しやすい環境が整備されています。

まとめ

まとめの画像

当記事では、スキャルピングの概要・スキャルピングに最適な海外FX業者と選定方法などを紹介しました。

スキャルピングは1日に数回~数十回の短期トレードを繰り返すことで数銭~数十銭といったわずかな損益を生み出すトレード方法です。

この手法を海外FXのハイレバレッジ取引に用いることで、利幅が大きくなり、より多くの利益を獲得できます。

しかし業者によっては、スキャルピングを一部制限しているところがあります。

そのため海外FXでスキャルピングする場合は、業者選びがとても重要です。

各業者それぞれにメリット・デメリットがあります。

そこで、当記事で紹介しているスキャルピングにおすすめの海外FX業者の情報を参考に、適切な業者を選びましょう。