

日本のFXでは、レバレッジが25倍に制限されているため、少々物足りなさを感じるのは事実です。
一方で、海外FX業者の場合は日本のFX業者と違って、基本制限はないため1,000倍を超えるレバレッジでトレードできます。
日本人トレーダーも多く利用しているBigBoss(ビッグボス)でも、最大1,100倍のレバレッジでトレードできると人気を博してます。
では、BigBossのレバレッジルールは具体的にどのような設定となっているのでしょうか。
この記事では、BigBossのレバレッジ設定やレバレッジ制限などについて解説します。
・海外FXにおけるレバレッジ制限
・BigBossのレバレッジ設定
・BigBossのレバレッジ制限と設定方法
海外FX業者のレバレッジ制限とは?
海外FXと日本のFXでは、基本的なスタンスに大きな隔たりがあります。
最も違うポイントとして有名なのが、日本では金融庁の規制により最大レバレッジが一律で25倍に設定されている点です。
これは、トレーダーに対してハイリスクなトレードによる損失を発生させないための保護策ですが、一攫千金を狙っているトレーダーにとっては歓迎できないものです。
一方で、海外FX業者ではレバレッジの規制がなく、各海外FX業者で自由に設定できる状況となっています。
例えば、Exnessではレバレッジ無制限を解放できることで有名であり、最大2億倍という他を凌駕するレバレッジを効かせてハイレバトレード可能です。
但し、多くの海外FX業者では取引量などに応じて最大レバレッジ制限が設定されるのが一般的です。
例えば、TRADEVIEW(トレードビュー)のMT4スタンダード口座では、以下の制限がかかります。
・証拠金残高1,000万円までなら500倍まで
・1,000万円を超える場合は一律100倍まで
最大3,000倍と高いレバレッジ設定となっているFBSでも、3,000倍でハイレバレッジトレードしたい場合、証拠金200ドルまでしかトレードできません。
日本のFX業者のように金融庁などの外部からの制限はないものの、完全に制限がないわけではないため注意してください。
最大○○%という表現になっている場合は、継続してそのレバレッジで取引できないという点には注意を払う必要があります。
海外FX業者のレバレッジについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
【徹底比較】海外FXのレバレッジ20社比較!ハイレバでおすすめな業者もご紹介
BigBossの最大レバレッジを他社と徹底比較
海外FX業者の場合、日本のようにレバレッジ制限がないため自由にレバレッジを設定可能です。
よって、各海外FX業者でレバレッジ設定が微妙に異なります。
各業者のレバレッジ設定をまとめた結果は、以下のとおりです。
海外FX業者名 | 口座の種類 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
---|---|---|---|
Traders Trust |
・クラシック口座 |
3,000倍 | 20% |
FBS | スタンダード口座 | 3,000倍 | 20% |
BigBoss |
・スタンダード口座 |
1,111倍 |
20% |
GeneTrade | ・マイクロ口座 ・スタンダード口座 |
1,000倍 |
90% |
Vantage FX |
・スタンダードSTP口座 |
1,000倍 |
50% |
FXジャイアンツ |
・レギュラー口座 |
1,000倍 |
レギュラー口座:20% |
GEMFOREX |
・オールインワン口座 |
1,000倍 |
20% |
HotForex |
MICRO口座 |
1,000倍 | 10% |
Milton Markets |
・エリート口座 |
1,000倍 |
100%以下 |
IronFX |
・ライブ変動口座 |
1,000倍 |
20% |
FXGT |
・セント口座 |
1000倍 | 20% |
IS6FX |
MICRO口座 |
1,000倍 | 50% |
VirtueForex |
・スタンダード口座 |
777倍 | 100% |
XM(エックスエム) |
MICRO口座(MT4) |
888倍 |
20% |
TitanFX |
スタンダード口座 |
500倍 | 20% |
LandFX |
ライブ口座 |
500倍 | 30% |
FxPro |
MT4口座 |
500倍 |
20% |
MyfxMarkets |
・スタンダード口座 |
500倍 | 20% |
Tradeview |
X leverage口座 |
400倍 | 100% |
AXIORY |
スタンダード口座 |
400倍 | 20% |
iFOREX |
エリート口座 |
400倍 | 0% |
IFCMarkets |
・NetTradeX ビギナー口座 |
400倍 | 10% |
FxPro(エフエックスプロ) |
・FxPro MT4 Instant |
200倍 | 50% |
比較した結果、レバレッジは1,111倍と高めに設定されていることが分かります。
最大レバレッジだけ見ると魅力的な反面、実際には注意すべきポイントもあります。
口座タイプは3種類で最大レバレッジ1111倍
BigBossでは、トレーダーのニーズに対応するために、以下3つの口座が用意されています。
・スタンダード口座
・プロスプレッド口座
・CRYPTOS口座
この中で、CRYPTOS口座は暗号資産銘柄のみ取り扱う口座となります。
よって、FXトレードを楽しみたい場合はスタンダード口座かプロスプレッド口座を選定しなければなりません。
また、かつてはFOCREX口座という口座種類がありましたが、CRYPTOS口座に移行して新規受付は終了していますので、注意してください。
スタンダード口座かプロスプレッド口座の主なスペックは、以下のとおりです。
口座タイプ | スタンダード口座 | プロスプレッド口座 |
---|---|---|
通貨単位 | 1ロット10万通貨 | 1ロット10万通貨 |
通貨タイプ | USD・JPY | USD・JPY |
取引商品 | 法定通貨・暗号資産・CFDなど | 法定通貨のみ |
レバレッジ | 最大1,111倍 | 最大1,111倍 |
スプレッド | ふつう | 狭め |
取引手数町 | なし | 往復9ドル |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MT4・MT5・独自アプリ | MT4・MT5・独自アプリ |
最低入金額 | なし | なし |
BigBossポイント | 貯まる | 貯まる |
各口座の詳細については、以下のとおりです。
スタンダード口座
スタンダード口座とは、その名の通りスタンダードな条件でトレードできる口座となります。
スタンダード口座の最大のメリットとしては、全銘柄で取引手数料がかからない点です。
スタンダード口座では暗号資産CFDも取り扱っていますが、5分以内の短期トレードに対してのみ片道0.2%の取引手数料がかかります。
逆に言えば、その他の銘柄では取引手数料がかからず、より自由にトレードできる点が魅力的です。
通常、手数料無料の口座タイプでは実施的な手数料となるスプレッド幅が広い場合がありますが、BigBossではスプレッド幅が気になりません。
また、スタンダード口座はBigBossの口座種類の中で最も多い、83銘柄を取り扱っています。
さらに、レバレッジが最大1,111倍と高めであり、暗号資産に対しても50倍でトレード可能です。
プロスプレッド口座
プロスプレッド口座の場合、1ロット当たり片道4.5ドルの取引手数料がかかる口座となります。
一見すると損するイメージがありますが、手数料がかかる代わりにスタンダード口座よりも狭いスプレッドでトレードできるのです。
手数料を加味してスプレッド差を比較した結果は、以下となります。
通貨ペア | スタンダード | プロスプレッド | スプレッド差 |
---|---|---|---|
AUD/CHF | 3.2pips | 3.0pips | 0.2pips |
CAD/CHF | 2.9pips | 2.7pips | 0.2pips |
EUR/CHF | 3.2pips | 2.9pips | 0.3pips |
EUR/GBP | 2.7pips | 2.1pips | 0.6pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 2.1pips | 0.2pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.7pips | 0.1pips |
GBP/CHF | 4.3pips | 3.9pips | 0.4pips |
GBP/JPY | 2.9pips | 2.7pips | 0.2pips |
NZD/USD | 2.5pips | 2.3pips | 0.2pips |
USD/CHF | 2.1pips | 1.8pips | 0.3pips |
USD/JPY | 1.6pips | 1.5pips | 0.1pips |
上記から、プロスプレッド口座の方がお得にトレードできることが分かります。
手数料の違い以外では、取扱銘柄が若干異なるものの、ほぼスタンダードと同スペックです。
レバレッジも最大1,111倍で、MetaTrader4も利用可能です。
MetaTrader4最大のメリットは、EAによる自動売買ができる点が挙げられます。
EAを用いた短期トレードを運用することで、低スプレッドで利益を上げやすい点が魅力的です。
CRYPTOS口座はレバレッジ1倍
暗号資産トレードの専用口座となるCRYPTOS口座ですが、レバレッジは残念ながら1倍となります。
よって、少ない資金でトレードできないため、利益に繋げにくい点が弱点です。
一部法定通貨ペアやCFD商品はレバレッジ制限されている
BigBossでは、常時1,111倍のレバレッジでトレードできるわけではありません。
一部法定通貨ペア、一部のCFD商品をトレードする時は、レバレッジが低くなるのです。
制限がかかる銘柄は、以下のとおりです。
レバレッジ100倍となる法定通貨ペア |
USD/HKD |
レバレッジが200倍となるCFD商品 |
N225_JPY |
レバレッジが100倍になるCFD商品 |
CFD Index(N225_JPY以外) |
レバレッジが50倍となるCFD商品 |
暗号通貨CFD |
法定通貨ペアで言えば、マイナー通貨ペアが多く、メジャーな通貨ペアは問題なく1,111倍でトレード可能です。
レバレッジを低く設定できない
通常、レバレッジは口座開設時に設定するのが一般的です。
BigBossも例に漏れず、口座開設時にレバレッジを設定する形となりますが、口座開設時に1,111倍しか選択肢がありません。
よって、低レバレッジでトレードを始めたい場合でも変更できない弱点があります。
上記から、低レバレッジでトレードしたい場合、ロット数を抑えながらトレードする必要があります。
重要イベント時はレバレッジが制限されるケースがある
BigBossでは、ボラティリティが高まる可能性が高いイベント時には、レバレッジ制限をかけるケースがあります。
代表的な例としては、2020年アメリカ大統領選があります。
世界的にも注目を集めるアメリカ大統領選は、結果が為替市場にも大きな影響を与えるケースが大半です。
そこで、明らかに変動する可能性が高いイベント時には、レバレッジ制限をかけるのです。
実際に、2020年のアメリカ大統領選では、メジャーな法定通貨ペアは100倍に制限されました。
期間も、アメリカ大統領選挙前後の2020年11月3日マーケットオープン頃から、4日のマーケットクローズまでとなっています。
以上のような制限は、事前にBigBossから通知されるので、よく確認してください。
口座残高が増えるとレバレッジ制限がかかる
イベント時以外でも、BigBossでは口座残高によってレバレッジが555倍に制限される仕組みとなっています。
口座残高に対してのレバレッジ制限は、以下のとおりです。
口座タイプ |
口座残高(米ドル換算) |
レバレッジ |
---|---|---|
JPY口座(日本円) |
~300万円未満 |
1,111倍 |
300万円~500万円未満 |
555倍 |
|
500万円~1,000万円未満 |
200倍 |
|
1,000万円以上 |
100倍 |
|
USD口座 |
~2万ドル未満 |
1,111倍 |
2万ドル以上~5万ドル未満 |
555倍 |
|
5万ドル以上~10万ドル未満 |
200倍 |
|
10万ドル以上 |
100倍 |
300万円以上になると555倍まで低下し、500万円以上になると200倍まで下がります。
上記のように、口座残高に応じてレバレッジ制限をかけるのは、他の海外FX業者でも見られる傾向です。
海外FX業者名 |
残高~200万円未満 |
~500万円未満 |
~1,000万円未満 |
1,000万円以上 |
---|---|---|---|---|
BigBoss |
1,111倍 |
555倍 |
200倍 |
100倍 |
XMTrading |
1,000倍 |
200倍 |
200倍 |
100倍 |
Axiory |
400倍 |
400倍 |
400倍 |
300倍 |
Axioryは、口座残高に関係なく400倍でトレードできるため、500万円を超えるとBigBossより有利になります。
逆に言えば、BigBossは500万円未満の資金でトレードすると、よりハイレバレッジでトレードを楽しめる形です。
BigBossのレバレッジ確認方法と変更方法
BigBossでトレードする上で、現時点でどの程度のレバレッジでトレードしているかを確認したいケースがあります。
また、レバレッジを変更してトレードしたいケースもあるでしょう。
ただし、BigBossでは先に解説したとおり、途中でレバレッジを変更する機能はありません。
これに伴い、レバレッジ設定を確認する方法もありません。
もしレバレッジを低く抑えたい場合、実効レバレッジで調整する方法があります。
実行レバレッジはポジション保有量から自己資金を割ると算出可能です。
例えば、自己資金が10万円でポジションを100万円分保有している場合、実効レバレッジは10倍です。
10倍であれば、日本のFX業者レベルのレバレッジで運用できるので、リスクを低く抑えられます。
BigBossのレバレッジ以外のメリット
BigBossの各口座タイプにおけるレバレッジの特徴やレバレッジ制限を紹介してきました。
高いレバレッジで取引できるBigBossの取引環境において、レバレッジ以外のメリットが気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本項では、BigBossのレバレッジ以外のメリットを紹介していきます。
・ゼロカットを採用している
・取引プラットフォームの種類が多い
・入出金の利便性が高い
・ボーナスが充実している
・高品質の日本語サポ―ト
1つずつ見ていきましょう。
ゼロカットを採用している
はじめに紹介するBigBossのレバレッジ以外のメリットは、ゼロカットの採用です。
相場の急落などで保有しているポジションに大きな含み損が発生し、ロスカットの執行が間に合わなかったマイナス分の損失を海外FX業者に負担してもらえるシステムです。
ゼロカットが採用されている限り、どんな大暴落が発生しても口座残高がマイナスになることはないでしょう。
そのため、追加で証拠金の請求を受ける追証は発生しません。
ゼロカットによってエントリー中に追証を受ける心配がなくなり、精神的にも安心してトレードができます。
BigBossのゼロカットに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
BigBoss(ビッグボス)のゼロカットシステムを徹底解説!ルールや注意点も紹介!
取引プラットフォームの種類が多い
BigBossのメリットとして、提供されている取引プラットフォームの種類が多い点があげられます。
使用できる取引プラットフォームには、MT4、MT5、BigBoss QuickOrder(BBQ)の3種類が用意されています。
各取引プラットフォームの簡単な特徴は、以下のとおりです。
【MT4】
世界中で最も使用されている取引プラットフォームで、多くの海外FX業者で採用されています。
数多くのインジケーターや自動売買(EA)に対応しているため、トレーダーからの人気が高い取引プラットフォームとなっています。
【MT5】
MT4の後継として開発された取引プラットフォームです。
機能性が向上しており、通貨ペア以外のCFD銘柄での取引などに使用します。
対応しているインジケータ―や自動売買(EA)は、MT4より少ない傾向にあるでしょう。
【BigBoss QuickOrder(BBQ)】
BigBossが独自に開発したスマホ用の取引プラットフォームです。
使用できるチャートにチャート分析に特化したTradingViewというチャートツールが使用されており、スマホでも高精度のチャート分析が可能です。
また、シンプルな操作性から、スマホながらも質の高いエントリーが狙えるでしょう。
これら3つの取引プラットフォームにより、さまざまなユーザーのトレードスタイルに柔軟に対応できる環境が整っています。
入金の利便性が高い
BigBossでは、使用できる入金の種類が豊富で利便性が高い傾向にあります。
利用可能な入金には、国内銀行送金、クレジットカード、bitwallet、BXONE、暗号資産が選べます。
また、いずれの入金方法においても即時性が高く、ほぼ当日中に入金が反映されるでしょう。
国内銀行送金やクレジットカードでは、最低入金額の指定がないため、少額資金からの入金にも十分に対応できます。
bitwalletやBXONEのオンラインウォレットの最低入金額も5,000~10,000円と少額となっています。
BigBossの各入金方法の利用方法に関しては、以下の記事でおすすめの入金方法を含め詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
BigBoss(ビッグボス)の入金手段・方法を徹底解説!手数料や反映時間も紹介
ボーナスが充実している
BigBossのメリットには、充実したボーナスがあげられます。
開催されているボーナスは、以下のとおりです。
【100%入金ボーナス】
入金額次第で最大6,000ドルを上限として、入金額の100%、30%、20%が受け取れるボーナスです。
ボーナス自体の出金はできませんが、ボーナスで獲得した利益の出金は可能です。
【紹介システム(IB)】
BigBossをブログやホームページで紹介し、登録者の発生数に応じてアフィリエイト報酬が受け取れるボーナスです。
紹介された登録者の1ロットあたりの取引に対して、最大10ドルの報酬が得られます。
【BigBossポイント(BBP)】
トレードによって貯めたBigBossポイントをボーナスかガチャ抽選券に交換して獲得するボーナスです。
ボーナスへの交換でキャッシュバックとしての機能があり、ガチャ抽選券への交換で大量のボーナス獲得のチャンスが得られるでしょう。
また、紹介したボーナスのほかにも不定期で新規口座開設ボーナスが開催される傾向にあります。
BigBossでは、定期的にボーナスを活用できる環境が整っているといえるでしょう。
BigBossのボーナスをお得に活用したい方は、以下の記事で最新ボーナスの活用法を詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
BigBoss(ビッグボス)のボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ
高品質の日本語サポ―ト
BigBossでは、日本語サポートデスクが高品質となっています。
日本語サポートに対応しているのは、メールとライブチャットです。
各サポートの対応時間は、営業日午前10時~24時です。
問い合わせには、日本人スタッフによる丁寧な対応が得られるため、トラブル解消もスムーズに進められるでしょう。
ライブチャットでは、問い合わせで想定される状況が徹底的に網羅されており、待ち時間もなく適切な回答をスピーディーに受けられる環境が整っています。
BigBossのデメリット
BigBossのレバレッジ以外のメリットを紹介しました。
レバレッジのほかにも数多くのメリットがあるBigBossですが、わずかながらデメリットもあります。
本格的な利用を検討する際には、デメリットもしっかりと把握しておかなければなりません。
そこで、BigBossのデメリットを以下の順に紹介していきます。
・取引コストが高め
・取引銘柄数がやや少ない
・マイナススワップ金額が高い
1つずつ見ていきましょう。
取引コストが高め
はじめに紹介するBigBossのメリットは、取引コストの高さです。
1回あたりの取引に対して発生するスプレッドと取引手数料をあわせたコストを総称したものをいいます。
取引コストの1つであるスプレッド水準は、スタンダード口座のメジャー通貨の場合、平均2.0~2.5pips程度と高めの水準となっています。
また、プロスプレッド口座におけるメジャー通貨の平均スプレッド水準は、1.0~1.5pips程度です。
プロスプレッド口座では、片道4.5ドル(往復9.0ドル)の取引手数料も発生するため、ある程度の取引コストが発生するでしょう。
トレードする際は、スプレッド幅が狭い取引銘柄や狭くなるタイミングを吟味しておく必要があるようです。
BigBossでの取引コストをできるだけ少なくしたい方は、以下の記事で各取引銘柄のスプレッド水準や広くなるタイミングなどを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
BigBoss(ビッグボス)のスプレッド一覧と比較をご紹介!
取引銘柄数がやや少ない
BigBossでは、取引銘柄数が少ない傾向にあります。
実際に利用できる取引銘柄数は、以下のとおりです。
【通貨ペア】43種類
【貴金属】2銘柄
【エネルギー関連銘柄】2銘柄
【株価指数】14銘柄
【仮想通貨】30銘柄
ご覧のとおり、BigBossで取引できる銘柄数は少ないことが分かります。
一般的な海外FX業者では、通貨ペアだけでも50~100銘柄は取引できる業者が多くあります。
通貨ペアの取引銘柄数が43銘柄のBigBossは少ない水準にあるといえるでしょう。
通貨ペア以外のCFD銘柄に関しても、仮想通貨を除いて数種類程度にとどまっており充実しているとはいえません。
マイナススワップ金額が高い
BigBossのデメリットとして、マイナススワップ金額が高い点があげられます。
海外FXのなかでも全体的な取引銘柄に占めるマイナススワップ銘柄の割合こそ多い方ではないものの、マイナススワップ金額はやや高めとなっています。
一方、プラススワップ金額は高いかといわれると高くはなく、平均的な水準にあるといえるでしょう。
BigBossでスワップポイント狙いのトレードを進めるには、しっかりとした取引銘柄の選定が必要となります。
BigBossでの取引でスワップポイントを上手く活用したい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
BigBossのスワップポイント徹底解説!稼ぐコツまで詳しく紹介!
BigBossの取引に向いている人と向いていない人
BigBossのレバレッジ以外のメリットとデメリットを紹介してきました。
ここまで紹介してきたBigBossの取引環境の特徴から、BigBossの利用が自分に向いているか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本項では、BigBossの取引に向いている人と向いていない人をそれぞれ紹介していきます。
まずは、BigBossの取引に向いている人から見ていきましょう。
BigBossの取引に向いている人
BigBossの取引に向いている人は、以下のとおりです。
・高いレバレッジ環境で取引したい人
・ボーナスを活用して取引したい人
・少額資金で取引したい人
・日本語サポートに質を求める人
BigBossでは、1,111倍で取引できるため、高いレバレッジ環境下で取引したい人に向いています。
多数の豪華ボーナスも開催されている状況から、海外FXでの取引にボーナスを活用したい人にも向いているでしょう。
また、すべての入金方法で少額入金に対応していることや日本語サポートの充実といった特徴も魅力的です。
少額資金から増やしたい場合や安心の日本語サポートのもとで取引したい場合も適した取引環境が整っているといえます。
BigBossの取引に向いていない人
BigBossの取引に向いていない人は、以下のとおりです。
・取引コストをおさえたい人
・多くの取引銘柄で取引したい人
・スワップポイント狙いで取引したい人
・両建てを積極的に取り入れたい人
BigBossのスプレッド幅や取引コストは高いため、1回のトレードで取引コストをおさえたい人には向いていません。
さらに、取引銘柄数が限定的となっており、幅広い取引銘柄で取引したい人も取引環境に満足できない状況です。
また、マイナススワップが高く両建てに厳しい取引環境から、スワップポイント狙いで取引する場合や、両建てを積極的に取り入れる場合も適した環境とはいえないでしょう。
BigBossでよくある質問
ここまで、BigBossのレバレッジルールや他社との比較結果、取引環境の特徴などを紹介してきました。
最後にBigBossを利用するうえでよくある質問を、以下の順に紹介していきます。
・BigBossの最大ロットはどれくらいですか?
・ロスカット維持率を教えてください
・BigBossのゴールドのレバレッジは何倍ですか?
・スプレッド水準はどれくらいですか?
・BigBossの取引時間を教えてください
1つずつ見ていきましょう。
BigBossの最大ロットはどれくらいですか?
BigBossの最大ロットは、取引銘柄のカテゴリーによって異なります。
カテゴリー別の最大ロットは、以下のとおりです。
【FX Major】
最大50ロット
【FX Minor】
最大20ロット
【FX Exotic】
最大5ロット
BigBossで最大ロット数が多いカテゴリーはFX Majorの最大50ロットで、少ないカテゴリーはFX Exoticの最大5ロットとなります。
ロスカット水準を教えてください
BigBossのロスカット水準は、スタンダード口座とプロスプレッド口座のいずれも証拠金維持率20%です。
なお、ロスカット執行前のマージンコール水準は、どちらの口座タイプも共通して証拠金維持率50%に設定されています。
BigBossのゴールドのレバレッジは何倍ですか?
BigBossのゴールドのレバレッジは、1,111倍での取引が可能です。
ゴールドはFXとは異なり、ボラティリティが高い取引銘柄のため、証拠金には余裕をもたせた取引を心掛けましょう。
また、経済情勢による急激な乱高下に巻き込まれないように細心の注意をはらいつつ取引を進めるようにします。
なお、BigBossでのゴールドの取引は、スタンダード口座のみしか取引ができないため注意が必要です。
スプレッド水準はどれくらいですか?
BigBossのスプレッド水準は、ほかの海外FX業者と比較して広い水準にあります。
スタンダード口座におけるメジャー通貨の平均スプレッド幅は、2.0~2.5pips程度です。
一方、プロスプレッド口座の場合、1.0~1.5pips程度となるでしょう。
BigBossの取引銘柄ごとの詳しいスプレッド水準や他社との比較結果は、以下の記事で確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。
BigBoss(ビッグボス)のスプレッド一覧と比較をご紹介!
BigBossの取引時間を教えてください
BigBossの取引時間は、以下のとおりです。
【BigBossの取引時間】
取引時間 |
|
---|---|
夏時間 |
月曜日午前6時05分~土曜日午前5時59分 |
冬時間 |
月曜日午前7時05分~土曜日午前6時59分 |
なお、紹介している取引時間は、いずれも日本時間となります。
まとめ
BigBossでは、最大1,111倍のレバレッジでトレード可能です。
一部銘柄は除外されますが、メジャー通貨はすべて網羅しているのでハイレバトレードを実践できます。
ただし、レバレッジ設定が変更できないなどのデメリットもあるので、実行レバレッジをコントロールしながらトレードを実践してください。
また、BigBossでは豪華なボーナスも数多く開催されているため、高いレバレッジにボーナスを上手く活用できれば、少額からでも十分に取引できる環境が整っています。
BigBossの高いレバレッジとボーナスを利用して効率よく収益をあげていきましょう。