Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のゼロカットシステムを徹底解説!ルールや注意点も紹介!

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ハイレバレッジで取引をする場面が多い海外FXにおいて、自分の資産を守るためにはゼロカットシステムが採用されているFX業者かを確認する必要があります。

もしゼロカットシステムがなければ、取引が失敗してしまった時に大きな負債を抱えることもあり得ます。

Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)ではゼロカットシステムを採用しており、最大1,000倍のレバレッジでより攻めたトレードが可能です。

では、Vantage FXのゼロカットシステムはどのような仕組みなのでしょうか。

この記事では、Vantage FXのゼロカットシステムについて解説します。

この記事を読めばわかること

・ゼロカットとはなにか

・Vantage FXのゼロカットシステムの概要

・Vantage FXでゼロカットシステムが適用されないケース

・Vantage FXのゼロカットについてよくある質問

ゼロカットとは?

日本国内で運営しているFX業者を利用している場合、多大な損失が出てしまったら金融庁が定めた法律に従って追証が発生します。

追証とは

追加保証金の略称であり、委託保証金を追加で差し入れなければならない状態のことを指します。

取引において発生した含み損や、担保とした通貨ペアの値下がりなどで、委託保証金率が下がることにより発生します。

追証が発生してしまったら、追加で資金を入金しなければなりません。

しかしながら、海外FX業者ではこのような追証はほとんど起こりません

それは、海外FXでは主にゼロカットシステムが利用されているからです。

ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わず損失が発生した場合、利用しているFX業者がその損失を負担してくれるシステムです。

ロスカットとは

ロスカットは損失の拡大を防ぐ制度で、ロスカットが発生することで決済処理され損失が確定する一方で、最低限の資金は補償されます。

ただし相場が急激に変動する場合では、預けた保証金以上の損失が発生する可能性があります。

ロスカットがない場合は証拠金を全額失うだけでなく追加で資金を払う必要があります。

ゼロカットシステムが適用されいれば、もし大きな負債を抱えても、借金のリスクを負うことがありません

そのため、ハイレバレッジを利かせてトレードしたいトレーダーに、特におすすめのシステムです。

国内FX業者は基本的にゼロカットシステムを導入しておらず、海外FX業者ならではのメリットと言えます。

海外FX業者がゼロカットシステムという、トレーダーに魅力的な制度を採用している理由は、国内FXと比較してスプレッド幅が広いためです。

スプレッドとは

直訳すると「広がり」という意味となり、売値と買値の価格差を指します。

為替手数料とも呼ばれており、FX会社の多くは取引手数料を徴収しない反面、スプレッドが実質的な取引コストとなっています。

海外FX業者としては取引量が少ないとスプレッドでの収益も減ってしまうため、トレード数を積極的に増やしたいところでしょう。

そのためにゼロカットシステムを積極的にアピールし、多くのトレーダーに自社のシステムを利用してもらおうとしています。

なお、ゼロカットはあくまでも口座内資金がマイナスになった場合に補填するルールです。

入金した資金がすべてなくなっても、その入金分が補填されるわけではないため、注意してください。

ゼロカットシステムのメリット・デメリット

スプレッド

ここからは、海外FX業者で採用されているゼロカットシステムのメリット・デメリットをまとめてご紹介します。

ゼロカットシステムを理解しておくだけでトレードの幅が格段に広がるため、よく読んでおきましょう。

ゼロカットシステムのメリット

ゼロカットシステムのメリットはいくつかありますが、その中でも代表的なものをいくつか紹介します。

1.証拠金以上の損失を負うことがない

ゼロカットシステムの最大のメリットは、口座に入金している証拠金以上の損失が発生しないことです。

国内FX業者のようにゼロカットシステムがない場合、口座に入金した証拠金が下回った際に損失分を請求され、借金を背負うリスクがあります。

一方でゼロカットシステムが採用されていると、万が一ハイレバレッジ取引で大きな損失が発生しても、証拠金残高以上の請求されることはありません。

FX取引上でのリスクが完全になくなるわけではありませんが、借金を背負う心配がないのでFX取引初心者の方でも安心してトレードできます。

2.他の口座に影響が出ない

同一海外FX業者で複数の口座を保有している場合でも、残高がある口座から証拠金を下回った口座に対して補填されることはありません

あくまでも口座内で決済を完結させているので、同一名義であっても他口座からマイナス補填をされることはありません。

3.海外FXのハイレバレッジ取引と相性が良い

ハイレバレッジ取引と相性が良いのも、ゼロカットシステムのメリットです。

FX初心者の中には、ハイレバレッジ取引に失敗してしまうと一気に莫大な借金を抱えていまい一瞬で破産してしまうような心配をされる方も多いでしょう。

ゼロカットシステムが導入されている場合、口座残高を失うだけで済み、借金を背負う心配はないためハイレバレッジでも安心して取引ができます。

例えば、口座に50万円入金している場合、例えどれだけマイナスになったとしても、入金した50万円の損失しか負いません。

このように損失の上限が決められているため、リスクを恐れずにハイレバレッジ取引を行えます。

ゼロカットシステムのデメリット

ここまでゼロカットシステムのメリットを紹介してきましたが、いくつかデメリットも存在しています。

しかし、事前に知っておくだけで対応できるものばかりですので、念のため目を通しておいてください。

1.ゼロカットのルールが各業者で異なる

ここまで一般的なゼロカットシステムについて説明してきましたが、FX業者によってはそれらが当てはまらない場合もあります。

また、ゼロカットされるタイミングも海外FX業者により異なります。

残高がマイナスになったら即時ゼロカットされるFX業者や、数日待たないとゼロカットされないFX業者など、海外FX業者ごとにかなり差があります。

Vantage FXでは、サポートに申請しないとゼロカットが執行されないので注意しましょう。

2.ボーナスが消失することがある

海外FX業者によっては、ゼロカットが発動した場合にすべてのボーナスが消滅する場合があります。

厳密にいえば、口座残高がマイナスになった場合に、自動的にその不足分をボーナスで補うことになってしまう海外FX業者があるのです。

そしてボーナスを使っても不足分を補填できなかった場合にゼロカットが発動し、口座残高がゼロになります。

そのため、ゼロカットが発動したあとは残高もボーナスもなくなってしまう場合があると覚えておくと良いでしょう。

3.取引精度の低下

海外FXにおいてゼロカットが採用されている状況で取引をしていると、取引精度が低下してしまう場合があります。

ゼロカットにより口座資金がマイナスにならない安心から、含み損に耐える時間が無駄に長くなります。

含み損に耐え続けた結果、最終的に利益をあげられたとしても、いずれは口座資金を失ってしまうでしょう。

ゼロカット頼みの取引によって含み損に耐え続ける状態は、本来の取引から逸脱しており、繰り返していると安定した収益は見込めません。

海外FXでゼロカットが採用されている環境で取引する際は、なるべくゼロカットが発動されないように取引しましょう。

4.ゼロカットが多いとペナルティ発生の可能性

ゼロカットが頻繁に発動されているとペナルティ発生の可能性があるため、気をつけておく必要があります。

ゼロカットには海外FX業者が負担を請け負う性質上、悪質な取引を防止する観点から禁止事項が設けられています。

たとえ意図していなかったとしても、頻繁にゼロカットを発動させていた場合、ゼロカット狙いの取引を行っていると判断されかねません。

ゼロカット狙いの取引は禁止事項に該当するケースが多いため、ペナルティの対象となり出金拒否や口座凍結などの措置がとられます。

突発的な値動きが発生しそうな経済イベント時などに、ゼロカット頼みのハイレバトレードを行っていると結果次第では、ペナルティの対象となる可能性があることを認識しておきましょう。

Vantage FXでもゼロカットシステムを採用しているのか

チャート

Vantage FXではゼロカットシステムを採用しています

これは公式ホームページにもきちんと明記されているため、心配な方は確認してみましょう。

If your account balance becomes negative, we recommend you contact your account manager or reach our support team to discuss the options available to you.

アカウントの残高がマイナスになった場合は、アカウントマネージャーに連絡するか、サポートチームに連絡して、利用可能なオプションについて話し合うことをお勧めします。

Vantage FX公式サイト

Vantage FXでは、アカウントマネージャーかサポートチームに連絡する必要があり、ゼロカットされるまで時間がかかります。

以下に海外FX各社のゼロカットに必要な条件と早さについて一覧でまとめました。

業者 条件 時間
Vantage FX

サポートに連絡

連絡後

XM

入金

入金時

TitanFX

サポートに連絡

連絡後

Land-Fx

サポートに連絡

連絡後

AIXIORY

自動

24時間以内

 

Vantage FXは証拠金維持率50%を下回った場合、強制ロスカットが発動する

口座残高がマイナスになった場合入金すればゼロカットが作動しますが、基本的にゼロカットが発動するケースは少なく、マイナス残高が発生する前に強制ロスカット(損切り)が発動するケースがほとんどです。

強制ロスカットが間に合わないほど為替相場が乱高下すると、ゼロカットが発動するという2段構えになっています。

Vantage FXでは、証拠金維持率が50%を下回った場合にロスカットが発動し、証拠金維持率が80%を下回った場合にマージンコールが発動します。

いずれにせよ自己資金以上の損失が出ない仕組みとなっており安心感はありますが、常にゼロカットが発動するわけではないので注意しましょう。

Vantage FXのゼロカットシステムが発動するタイミング・ルール

注意点

上記の通り、Vantage FXでは残高がマイナスになった後、サポートに連絡をしたらゼロカットしてくれます。

この発動のタイミング・ルールについてもう少し詳しく見てみましょう。

マイナス残高が発生したらサポートに連絡後にゼロカット

FX業者ごとにゼロカットシステムの発動タイミングは異なるため、そのタイミングはしっかり確認しておきましょう。

何度か記載しているように、Vantage FXでは口座残高がマイナスになった後、サポートに連絡をしたらゼロカットされます。

口座残高がマイナスの状態で追加入金をしてしまった場合、そのままマイナス残高分の補填に使われてしまいます。

口座にボーナスが残っていたとしても入金分から使われてしまいますので、サポートに連絡してゼロカットされたのを確認してから入金するようにしましょう。

ゼロカットは口座ごとに発動

Vantage FXのゼロカットは、アカウントごとではなく口座ごとに発動します

Vantage FXでは3つの口座タイプから複数口座を開設することができますが、これらそれぞれの口座についてゼロカットは個別に判定されます。

例えば、口座Aの残高がマイナスになり、口座Bに10万円入金されていたとしても、口座Bから口座Aに資金が勝手に移動することはありません。

口座Aでゼロカットが発動し、口座Bの残高はそのまま守られます。

これを利用して、口座Aはハイレバレッジ用口座、口座Bはミドルリスク・ミドルリターン狙いの口座と使い分けることも出来ます。

ただし、Vantage FXでは複数口座を開設することができますが、複数口座を用いた両建て取引(同じ通貨ペアで売りポジションと買いポジションを同時に持つこと)や、ゼロカットを用いた両建て取引を行うことは禁止されているので注意してください。

ゼロカットシステムを悪用した両建ては禁止

上記でも触れましたが、Vantage FXではゼロカットを悪用した両建て取引を行うことは禁止されています。

例えば、同じFX業者でA口座とB口座を開設し、A口座で買いポジション、B口座で売りポジションを持ったとします。

相場が急上昇し、B口座が損失を被ってマイナスになってしまった場合でも、海外FX特有のゼロカットシステムが発動してマイナス分を帳消しにしてくれます。

その一方で、A口座では利益が出ているので、上手く利確することでB口座の損失分を合わせてもトータルで利益がでることになります。

ゼロカットシステムの損失分は海外FX業者が補填することになっているので、これではFX業者側が損してしまいます。

そのため、基本的にこの両建ては禁止されているのです。

Vantage FXのゼロカットシステムが発動しないケースとは?

確認

先ほど少し触れましたが、海外FXでゼロカットの悪用は厳禁です。

Vantage FX公式サイトの「よくある質問」では明言されていませんが、ゼロカットを悪用した両建て取引、ギャンブルトレードを含め以下のようなトレードが禁止されており、ゼロカットが発動しない場合があります。

窓埋めを狙った取引

・経済指標発表を狙った取引

接続遅延やレートエラーを狙った取引

アービトラージ

これらゼロカットが発動しない取引を1つずつ解説していきます。

窓埋めを狙った取引

Vantage FXでゼロカットが発動しないケースに窓埋めを狙った取引があげられます。

窓埋めとは?

連続した2本のローソク足の終値と始値の間に隙間が生じることを窓開けといいます。

相場の値動きの性質上、開いた窓を埋めにいくという傾向があります。

この窓を埋めるような相場の値動きを窓埋めといいます。

窓埋めは絶対起こるわけではないものの、統計上、発生する可能性としては高いため、窓埋めを狙った取引手法も存在しています。

しかし、Vantage FXでは窓埋めを狙った取引が禁止されているため、窓埋めを狙った取引は控えておくようにしましょう。

経済指標発表を狙った取引

Vantage FXでゼロカットが発動しない取引のなかに、経済指標発表を狙った取引があります。

経済指標発表時は、重要度の高いものや結果によって大きな値動きを発生させます。

しかし、瞬間的な方向性の予見が難しいため、よほど明確な結果が出ない限りは発表時の取引は控えるにこしたことはありません。

そのような状況で、無駄なエントリーを繰り返しているとゼロカットが発動しない場合もあるでしょう。

運営側を誤解させてしまう取引は控えておく必要があります。

接続遅延やレートエラーを狙った取引

接続遅延やレートエラーを狙った取引は、ゼロカットの対象外となります。

接続遅延とは?

相場に大きな影響を与えるイベントやニュースが発生することで取引量が集中し、サーバーの負荷が大きくなります。

サーバー負荷が大きくなると接続状況が不安定となるため、接続に時間を要したり、レートエラーが発生する事態につながってしまうでしょう。

接続状態が不安定なタイミングを狙った取引は、悪質な取引と判断されゼロカットが発動しないケースがあります。

ただし、接続遅延やレートエラーが発生する以前から保有していたポジションに関しては、意図的なものではないため、ゼロカットの発動対象となります。

アービトラージ

アービトラージは、Vantage FXをはじめ多くの海外FX業者で禁止されています。

アービトラージとは?

裁定取引とも呼ばれており、通貨間に生じる価格差となる利ザヤを狙う取引方法を総称して言います。

主に、業者間アービトラージ、スワップアービトラージ、ボーナスアービトラージなどがあげられます。

いずれのアービトラージであっても、発覚するとゼロカットは発動されません。

また、Vantage FXで禁止されている両建て手法にも該当するため、ペナルティの対象となり出金拒否や口座凍結などにつながってしまいます。

Vantage FXでゼロカットを発動させない方法

Vantage FXでゼロカットが発動するタイミングや発動しないケースを紹介してきました。

ゼロカットが発動されない場合は、ペナルティの対象となる可能性が高いことが理解できたのではないでしょうか。

取引を進めるうえでは、なるべくゼロカットを発動させないようにする必要があります。

そこで、Vantage FXでゼロカットを発動させない方法を、以下の順に紹介していきます。

・適正なロット管理を行う

・証拠金維持率に余裕をもつ

・損切りを徹底する

1つずつ見ていきましょう。

適正なロット管理を行う

はじめに紹介するゼロカットを発動させないための方法は、適正なロット管理です。

資金残高に見合っていない高めのロットで取引していると、ロスカットが執行される確率は自ずと高くなってしまいます。

また、ロットが高い場合、ちょっとした値動きによる損失幅が大きくなるため、ロスカットが間に合わない事態につながりやすいでしょう。

その結果、ロスカットで間に合わなかったマイナス分を補填するために、ゼロカットを発動させてしまうのです。

資金残高に見合った適正なロットを使用することで、なるべくゼロカットを発動させないようにしましょう。

証拠金維持率に余裕をもつ

ゼロカットを発動させないため、ポジションをもっている時は証拠金維持率に余裕をもたせておく必要があります。

証拠金維持率が低いと、ロスカット水準に達しやすい状態となるため、必然的にゼロカットも発動しやすくなるでしょう。

Vantage FXのロスカット水準は証拠金維持率50%となっており、海外FX業者のなかでは、高めの水準にあります。

仮に証拠金五維持率100%程度のポジションをもっていたとすると、直ぐに50%水準まで低下してしまうリスクが高いといえます。

なるべく証拠金維持率には余裕をもたせ、ゼロカットを発動させないようにしましょう。

損切りを徹底する

損切りの徹底は、Vantage FXでゼロカットを発動させないための、最も確実な方法です。

保有中のポジションに損切りが設定されている限り、ゼロカットが発動することはありません。

したがって、いくら想定とは違う値動きによって含み損が膨らんだとしても、損切りラインは動かさないように意識しておく必要があります。

ひとたび損切りラインを解消してしまうと心理的負担から損切りができなくなり、遅かれ早かれゼロカットを発動させてしまうでしょう。

ゼロカットを発動しないためには、エントリー時に設定した損切りラインの徹底が大切なポイントといえます。

Vantage FXにおける証拠金維持率の算出方法

計算

Vantage FXに限らず、FXの証拠金維持率は簡単に計算することができます。

証拠金維持率は時価評価総額に対する必要証拠金の割合を示し、証拠金維持率を確認すれば追加証拠金発生やロスカットのリスク状況等を把握できます。

証拠金維持率は以下の方法で算出可能です。

証拠金維持率 = 時価評価総額 ÷ 必要証拠金 × 100

証拠金維持率はロスカット基準を意識する上で重要となるポイントになるので、覚えておきましょう。

Vantage FXのゼロカット以外のメリット

Vantage FXの取引で、ゼロカットを発動させないための方法を紹介しました。

ゼロカットが魅力的なVantage FXの取引ですが、ゼロカット以外のメリットが気になる方もいるのではないでしょうか。

そこで本項では、Vantage FXのゼロカット以外のメリットを以下の順に紹介していきます。

・高いレバレッジで取引できる

・スプレッドが狭い

・取引銘柄の数が多い

・スキャルピングや自動売買の制限がない

・取引プラットフォームが充実している

・スワップポイントが優遇されている

1つずつ見ていきましょう。

高いレバレッジで取引できる

Vantage FXのメリットには、高いレバレッジで取引できる点があげられます。

取引できる最大レバレッジは1,000倍となっています。

また、提供されているすべての口座タイプにおいて、レバレッジ1,000倍での取引が可能です。

海外FXでの取引で、高いレバレッジ環境下で取引したい人にとって適した取引環境といえるでしょう。

ただし、CFD銘柄は固定レバレッジとなっているため、レバレッジ1,000倍が使用できないため注意が必要です。

そのほか、Vantage FXのレバレッジに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のレバレッジ制限とは?レバレッジルールを他社と徹底比較

スプレッドが狭い

Vantage FXでは、スプレッド幅が狭い傾向にあります。

3つの口座タイプのうち、取引手数料が無料のスタンダード口座におけるメジャー通貨のスプレッド幅は、平均1.2~1.4pips程度となっています。

また、取引手数料が片道0.3pips(往復0.6pips)発生するRAW口座のメジャー通貨のスプレッドは平均0.2pips~0.4pips程度と低い水準にあります。

スプレッド幅だけでなく取引手数料も低いため、Vantage FXでは取引コストをおさえた取引が可能です。

他の海外FX業者と比べてみても、スプレッド幅は狭いといえるでしょう。

Vantage FXのスプレッド幅の特徴や他社との比較結果に関しては、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のスプレッド一覧と比較をご紹介!

取引銘柄の数が多い

Vantage FXでは取引銘柄の数が多い点がメリットとしてあげられます。

とくに、通貨ペアの取引銘柄数は49銘柄と平均的な取引数となっているのに対し、CFD銘柄の取引銘柄数が多いのが特徴的です。

Vantage FXのCFD銘柄の取引銘柄数は、以下のとおりです。

各CFD銘柄の取引銘柄数

【貴金属】:5銘柄

【エネルギー関連銘柄】:8銘柄

【商品関連銘柄】:7銘柄

【株式CFD】:71銘柄

【株価指数】:25銘柄

【仮想通貨】:43銘柄

CFD銘柄のなかでは、株式CFDの71銘柄が最も取引数が多くなっており、次いで仮想通貨の43銘柄が多くなっています。

CFD銘柄で取引したい場合は、おすすめの取引環境といえるでしょう。

スキャルピングや自動売買の制限がない

Vantage FXでは、スキャルピングや自動売買に制限を受けません。

短期トレードとなるスキャルピングは短時間に取引回数が増える可能性があることから、海外FX業者のなかには、制限を受けるFX業者も存在します。

しかし、Vantage FXではスキャルピングが制限されていないため、短期トレードをメインで取引している人でも安心した取引ができるでしょう。

スプレッド幅の狭さ約定力の高さから判断しても、スキャルピングに適した取引環境となっているのがうかがえます。

取引プラットフォームが充実している

Vantage FXの取引プラットフォームは、3つの取引ツールから選べるようになっており充実しています。

利用可能な取引プラットフォームは、MT4MT5ProTraderです。

Vantage FXの取引プラットフォーム

【MT4】
 世界的に最も使用されている取引プラットフォームです。
 多くのインジケーターや自動売買(EA)に対応しており、根強い人気を誇っています。

【MT5】
 MT4の後継として開発された取引プラットフォームです。
 MT4ほど対応しているインジケーターや自動売買(EA)は少ないものの、MT4を上回る機能性を有しています。

【ProTrader】
 Vantage FXの独自のプラットフォームです。
 操作性に優れており、短期トレードに適しているプラットフォームです。

提供されている3つの取引プラットフォームから、自分の取引スタイルに適した取引プラットフォームを選ぶことで、より取引しやすい環境を追求できるでしょう。

スワップポイントが優遇されている

Vantage FXでは、スワップポイントが優遇されています。

設定されているスワップポイントは、海外FX業者のなかでもマイナススワップの銘柄は少ない傾向にあります。

また、マイナススワップ金額も高い水準にはないため、スワップポイントによって大きな損失につながることはないでしょう。

プラススワップの銘柄が多い傾向にあるため、通貨ペアによっては長期間のポジション保有も戦略の1つとして有効といえます。

Vantage FXのデメリット

Vantage FXのゼロカット以外のメリットを紹介していきました。

メリットが多いVantage FXですが、少なからずデメリットも存在します。

そこで、Vantage FXのデメリットを、以下の順に紹介していきます。

・両建てに厳しい

・最低入金額が高い

・出金の反映に時間を要する

・日本語サポートの質が低い

1つずつ見ていきましょう。

両建てに厳しい

Vantage FXのデメリットとして、両建てに厳しい点があげられます。

実際に認められている両建ては、同一口座内における両建てのみとなります。

複数口座を利用する両建てや業者間を跨いだ両建て、複数人での両建ては、いずれも禁止されているため、取り入れないように気をつけましょう。

禁止されている両建てを取り入れたい場合は、両建てに寛容な海外FX業者の利用がおすすめです。

Vantage FXの両建てに関して詳しく知りたい方は、以下の記事で両建てに寛容な海外FX業者を含めて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)は両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

最低入金額が高い

Vantage FXでは、最低入金額が高い傾向にあります。

入金方法としては、クレジットカード/デビットカード、STICPAY、bitwallet、仮想通貨、海外銀行送金が利用できます。

いずれの入金方法においても、最低入金額は200ドル以上となっています。

なお、入金手数料は全ての入金方法で無料です。

Vantage FXの各入金方法の特徴に関して詳しく知りたい方は、以下の記事で特徴などを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)の入金手段・方法を徹底解説!手数料や反映時間も紹介

出金の反映に時間を要する

Vantage FXの出金は、反映に時間を要するため注意が必要です。

Vantage FXで利用可能な出金方法には、クレジットカード/デビットカード、STICPAY、bitwallet、仮想通貨、海外銀行送金があります。

基本的な出金が反映されるまでの日数は、3~5営業日とされています。

しかし、なかには本人確認を求められたり、出金申請の反映に時間を要したりなど、ユーザーによって一定数の出金トラブルに関する口コミがあるようです。

Vantage FXで利益を出金する際は、出金の反映時間を見越した計画的な出金を行うようにしましょう。

日本語サポートの質が低い

Vantage FXのデメリットの1つに、日本語サポートの質の低さがあげられます。

提供されているサポートには、電話、メール、チャットがあり、そのなかで日本語に対応しているのは、チャットのみとなります。

また、チャットの対応も翻訳機能による対応となっており、的確な回答が得られない状況となっています。

チャットの対応時間は、営業日は24時間となっているものの、サポートとしての機能は有していないといえるでしょう。

電話やメールを使った英語での問い合わせが出来ない場合は、Vantage FXでの取引トラブルは自分で解決しなければいけません。

Vantage FXの利用が向いている人

Vantage FXのゼロカットの特徴をはじめ、ゼロカット以外のメリットやデメリットを紹介してきました。

これらの特徴からVantage FXでの利用が向いている人向いていない人をそれぞれ紹介していきます。

まずは、Vantage FXの利用が向いている人から見ていきましょう。

Vantage FXの利用が向いている人

Vantage FXの利用が向いている人は、以下のとおりです。

Vantage FXの利用が向いている人

・高いレバレッジ環境下で取引したい人

・取引コストを抑えたい人

・スキャルピングをメインで取引したい人

・通貨ペア以外のCFD銘柄を取引したい人

Vantage FXでは、レバレッジ1,000倍で取引できるため、海外FXでの取引に高いレバレッジ環境下で取引したい人は向いています。

さらに、スプレッド幅が狭く取引手数料も低いため、1回あたりの取引コストを抑えたい人にも向いているでしょう。

そのほか、スキャルピングに制限を受けない、CFD銘柄の取引数が多いなどの特徴から、これらの環境下で取引したい人に向いています。

Vantage FXの利用が向いていない人

Vantage FXの利用が向いていない人は、以下のとおりです。

Vantage FXの利用が向いていない人

・積極的に両建てを取り入れたい人

・すぐに出金したい人

・日本語サポートに質を求める人

Vantage FXの取引では、両建てに制限を受けてしまうため、積極的に両建てを取り入れたい人には向いていないといえるでしょう。

また、出金が反映されるまでに時間を要することから、利益の出金をすぐに反映させたい人も向いていません。

Vantage FXの日本語サポートは質が悪く、トラブルの解決が困難になることが想定されます。

海外FXでの取引に質の高い日本語サポートを備えておきたい場合は、Vantage FXの利用は避けた方がよいでしょう。

Vantage FXのゼロカットについてよくある質問

注意点

ここからは、Vantage FXのゼロカットについてよくある質問について、一問一答形式で解説していきます。

ゼロカットはいつ執行されますか?

ゼロカットされることによるデメリットはありますか?

ゼロカットに回数制限はありますか?

ゼロカットを利用するために申請等は必要ですか?

資金額によってゼロカットが発動しないことはありますか?

これを読めばVantage FXのゼロカットについての疑問はほぼ解決できるでしょう。

ゼロカットはいつ執行されますか?

取引の失敗によりVantage FXの口座の残高がマイナスになってしまっても、そのままではゼロカットされません。

日本語カスタマーサポートかアカウントマネージャーへゼロカットを申請した後にゼロカットされます。

公式サイトの「よくある質問」には明記されていないので、心配な方は問い合わせてみましょう。

ゼロカットされることによるデメリットはありますか?

ゼロカットされることによるデメリットは特にありません。

また、何回ゼロカットされても制限などは発生しません。

ゼロカットに回数制限はありますか?

ゼロカットには回数制限はありません。

ゼロカットを利用するために申請等は必要ですか?

はい。

日本語カスタマーサポートまたはアカウントマネージャーへご連絡して、ゼロカットをしてもらってください。

資金額によってゼロカットが発動しないことはありますか?

Vantage FXのゼロカットは、資金額によってゼロカットが発動しないことはありません。

資金額に関係なく、ゼロカットは一様に発動するため、巨額な資金による高額な取引を行ったとしても発動されるでしょう。

ゼロカットが発動しないのは、禁止事項に該当するような悪質な行為が認められた時となります。

まとめ

ここまで、Vantage FXのゼロカットの概要やルールについて詳しく説明してきました。

Vantage FXのゼロカットのルールをしっかり理解して、違反することのないよう注意しながら上手く活用していきましょう。

また、Vantage FXでは最大1,000倍のハイレバレッジトレードができるため、皆さんもゼロカットを利用した攻めたトレードをしてみましょう。