

海外FX業者を利用するおもなメリットとしては、ハイレバレッジでトレードできる点が挙げられます。
うまくトレードできれば大きな利益を上げられるチャンスがあるので、多くのトレーダーが海外FX業者を利用しているのです。
ただし、海外FX業者によってレバレッジ設定はまちまちとなっています。
2022年8月に日本に再進出したVantage FX(ヴァンテージエフエックス)では、どのようなレバレッジ設定で利用できるのでしょうか。
この記事では、Vantage FXのレバレッジ設定や、レバレッジ制限の有無について解説します。
海外FX業者のレバレッジ制限とは?
海外FXと日本のFXでは、基本的なスタンスに大きな違いがあります。
最も違うポイントとして知られているのが、日本では金融庁の規制によって最大レバレッジが一律で25倍までしか設定できない点です。
これは、トレーダーに対してハイリスクなトレードによる損失を発生させないための対応ですが、一攫千金を狙いたいトレーダーにとっては歓迎できないものです。
一方で、海外FX業者ではレバレッジの規制がないため、各海外FX業者で自由に設定可能です。
例えば、Exnessではレバレッジ無制限解放を最大のセールスポイントとしており、最大2億倍という他を凌駕するレバレッジを効かせてハイレバトレードできます。
但し、多くの海外FX業者では取引量などに応じて最大レバレッジ制限が設定されているのです。
例えば、TRADEVIEW(トレードビュー)のMT4スタンダード口座では、以下の制限がかかります。
・証拠金残高1,000万円までなら500倍まで
・1,000万円を超える場合は一律100倍まで
最大3,000倍と高いレバレッジ設定となっているFBSの場合でも、3,000倍のハイレバレッジ取引をしたい場合は証拠金200ドルまでしかトレードできません。
日本のFX業者のように金融庁などの外部からの制限はないものの、完全に制限がないわけではないため要注意です。
最大○○%という表現になっている場合は、継続してそのレバレッジで取引できないという点には注意を払う必要があります。
海外FX業者のレバレッジについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
【徹底比較】海外FXのレバレッジ20社比較!ハイレバでおすすめな業者もご紹介
Vantage FXの最大レバレッジを他社と徹底比較
海外FX業者の場合、日本のようにレバレッジ制限がないため自由にレバレッジを設定できるため、各業者でレバレッジ設定が異なります。
各業者のレバレッジ設定をまとめた結果は、以下のとおりです。
海外FX業者名 | 口座の種類 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
---|---|---|---|
Traders Trust |
・クラシック口座 |
3,000倍 | 20% |
FBS | スタンダード口座 | 3,000倍 | 20% |
GeneTrade | ・マイクロ口座 ・スタンダード口座 |
1,000倍 |
90% |
Vantage FX |
・スタンダードSTP口座 |
1,000倍 |
50% |
FXジャイアンツ |
・レギュラー口座 |
1,000倍 |
レギュラー口座:20% |
GEMFOREX |
・オールインワン口座 |
1,000倍 |
20% |
HotForex |
MICRO口座 |
1,000倍 | 10% |
Milton Markets |
・エリート口座 |
1,000倍 |
100%以下 |
IronFX |
・ライブ変動口座 |
1,000倍 |
20% |
FXGT |
・セント口座 |
1000倍 | 20% |
IS6FX |
MICRO口座 |
1,000倍 | 50% |
VirtueForex |
・スタンダード口座 |
777倍 | 100% |
XM(エックスエム) |
MICRO口座(MT4) |
888倍 |
20% |
BigBoss |
スタンダード口座 |
555倍 |
20% |
TitanFX |
スタンダード口座 |
500倍 | 20% |
LandFX |
ライブ口座 |
500倍 | 30% |
FxPro |
MT4口座 |
500倍 |
20% |
MyfxMarkets |
・スタンダード口座 |
500倍 | 20% |
Tradeview |
X leverage口座 |
400倍 | 100% |
AXIORY |
スタンダード口座 |
400倍 | 20% |
iFOREX |
エリート口座 |
400倍 | 0% |
IFCMarkets |
・NetTradeX ビギナー口座 |
400倍 | 10% |
FxPro(エフエックスプロ) |
・FxPro MT4 Instant |
200倍 | 50% |
比較した結果、レバレッジは1,000倍と高い部類に入ることが分かります。
最大レバレッジだけ見ると魅力的ですが、実際には注意すべきポイントもあります。
口座タイプは3種類で最大レバレッジは1,000倍
Vantage FXでは、トレーダーの指向などに応じて最適な口座を選択できる環境が整っています。
Vantage FXで提供されている口座タイプは、以下の3つです。
・スタンダードSTP口座
・RAW ECN口座
・PRO ECN口座
各口座の概要や特徴をまとめると、以下のようになります。
スタンダードSTP口座 | RAW ECN口座 | PRO ECN口座 | |
---|---|---|---|
プラットホーム | MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
取扱商品 | 44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
プラットフォームの種類 | PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
最低入金額 | 200ドル | 500ドル | 10,000ドル |
最小取引サイズ | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
レバレッジ | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大1000:1 |
スプレッド | 1.0ピップスから | 0.0ピップスから | 0.0ピップスから |
手数料 | 0ドル | 1ロット3ドルから(片道) | 1ロット1.5ドルから(片道) |
Conversion of promotional credit into cash | No | No | No |
アカウントの基本通貨 | $ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
$ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
$ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
基本的には、スタンダードSTP口座は手数料がかからない代わりにスプレッドが広九設定されており、RAW ECN口座とPRO ECN口座は手数料がかかるもののスプレッド幅が狭い特徴があります。
また、レバレッジとしては3つの口座ともに最大1,000倍に設定可能です。
各口座の詳細なスペックについて、解説します。
スタンダードSTP口座
スタンダードSTP口座は、他の海外FX業者におけるスタンダード口座に該当する口座タイプです。
最低200ドルからの入金でトレードでき、少額投資したい方に向いていますが、少額トレードを楽しみたいトレーダーにとっては若干ハードルが高い状況です。
ただし、取引における高い透明性を確保している点が魅力となっています。
具体的にはスタンダードSTP口座でのトレードでは、Vantage oneZero MT4 Bridgeにリンクされているリクィディティプロバイダーとの間で実行されます。
Vantage FXのディーラーが介入しないため、高い透明性が保証されているので公平なトレードが可能です。
また、Equinix社製の光ファイバーネットワークにより、トレードの光速化を実現しており確実にトレードできる点も魅力的です。
RAW ECN口座
Vantage FXのRAW ECN口座では、業界最狭スプレッドを実現しつつ、標準ロットは片道わずか3ドルの手数料でトレードできる口座です。
少額でスキャルピングなどのトレード回数が多いトレーダーには向きませんが、例えば大きな金額をスキャルピングしたい場合に最適です。
また、高速の取引速度による高い約定力や狭いスプレッドと低い手数料による最低水準の取引コストでトレード可能となっています。
そして、他の口座同様に最大1000倍のレバレッジによりハイレバトレードを楽しめるので、一攫千金を狙いたいトレーダーに人気です。
RAW ECN口座はoneZeroのMT4ブリッジによって、更に使いやすく快適な取引口座に進化しています。
これにより、最高クラスの流動性の高さで、最速かつ最も安定したトレードが可能です。
PRO ECN口座
Vantage FXのPRO ECN口座では、RAW ECN口座をさらに進化して使いやすくなっている口座です。
最低入金額が10,000ドルと高額であり、なかなか利用しにくい印象がありますが、それ以上に多くのメリットがあります。
最小0PIPSのスプレッドで、手数料片道1.5ドルでトレードできるのでお得感があります。
大量にトレードするプロのトレーダーやマネーマネージャーにとって、最適な口座として人気です。
その他スペックについては、他の口座同様に公平でスピーディーなトレードがおこなえる点も評価できます。
1,000倍のレバレッジに設定するとボーナスが得られない
Vantage FXでは、他の海外FX業者と比較して不正に厳しい対応を示しています。
不正行為により得られた出金に対しては、一度精査した上で場合によっては出金拒否するケースも見られます。
その対応として、Vantage FXでは1,000倍に設定してトレードする場合、ボーナスが適用されないルールを採用しています。
もし、ボーナスを活用してトレードしたい場合は、1,000倍のレバレッジでトレードできないため注意してください。
ロスカット基準が50%と高めに設定されている
FX業者では、無制限でトレードできるわけではなく口座残高がマイナスにならないようにロスカット基準を設けるのが一般的です。
ある一定基準の約定金しかなくなった場合、ロスカットが発動されて強制的にポジションがカットされる仕組みを採用しています。
ただし、ロスカット基準は各業者によって異なりますが、一般的には海外FX業者の方が低めに設定されているケースが大半です。
Vantage FXの場合、ロスカット水準が50%と高めに設定されています。
なるべくギリギリまで粘ってトレードしたい場合でも、ロスカット基準が50%ではあっという間にロスカットされてしまう印象があります。
他の海外FX業者では20%に設定されていることを考えれば、トレーダーに対してリスクが少ない反面、物足りなさがあるのは事実です。
ゼロカットはあるが申請式となっている
ロスカット基準が設定されている場合でも、口座残高がマイナスになるケースがあります。
例えば、重要経済指数の発表時は大きく相場が変動するケースがありますが、その場合にロスカットが間に合わずにマイナスになることが稀にあります。
Vantage FXの場合はロスカット水準が50%と高めに設定されており、基本的には口座残高がマイナスになることはありません。
もし、マイナスになってしまった場合には多くの海外FX業者ではゼロカットと呼ばれるマイナス分を補填してくれる仕組みを採用しています。
Vantage FXでもゼロカットシステムを採用していますが、自動ではゼロカットされずにカスタマーサポートに連絡して処理してもらわなければなりません。
他の海外FX業者では、自動でゼロカットしてくれるケースがあるのに対して、少し不便な状態です。
ゼロカットされないまま、マイナスの状態で入金するとゼロカットを正しく適用できないので注意してください。
口座資金が5,000ドルから10,000ドルまでが1,000倍のレバレッジでトレードできる条件
Vantage FXで1,000倍のレバレッジでトレードできる条件は、口座資金が5,000ドルから10,000ドルまで保有している場合のみです。
他の海外FX業者では、基本的に上限金額のみが設定されているのが一般的ですが、Vantage FXでは下限が5,000ドルと高めになっています。
これは、少額資金でハイレバトレードすると資金を失うリスクがあるためと見られています。
ただし、いきなり50万円以上の資金を用意してトレードするのは現実的ではありません。
よって、あまり初心者には向かない海外FX業者の印象があります。
銘柄によって最大レバレッジは異なる
Vantage FXでは、法定通貨ペアの場合は最大1,000倍でトレードできます。
ただし、CFD銘柄の場合は以下の最大レバレッジに設定されています。
XAGUSD/XAUAUD/XAGAUD | 100倍 |
---|---|
Copper-C | 50倍 |
CFDエネルギー | 100倍 |
CFD株価指数 | 200倍 |
CFD商品 | 20倍 |
CFD個別株 | 20倍 |
この設定は、他の海外FX業者と比較してそこそこ高めです。
特に、金(XAUAUD)の場合はスワップフリーキャンペーンによりお得にトレードできるので、積極的に狙いたいですね。
Vantage FXのレバレッジ確認方法と変更方法
Vantage FXでは、今実際にどのレバレッジでトレードしているのかをチェックしながらトレードするのがおすすめです。
また、状況に応じてレバレッジ設定を変動させながらトレードすると、よりリスクを排除しながらのトレードが可能です。
ここでは、Vantage FXのレバレッジ確認方法と変更方法を紹介します。
レバレッジの確認方法
Vantage FXで現状のレバレッジ設定を確認する場合、まずはクライアントポータルへログインしてください。
その後、アカウントのレバレッジ記載箇所右側の逆三角ボタンをクリックすれば、レバレッジ設定を確認できます。
レバレッジの変更方法
レバレッジを変更したい場合、基本的に確認方法と同じでクライアントポータルへログインした後に、アカウントのレバレッジ記載箇所右側の逆三角ボタンをクリックします。
そして、以下の設定から希望するレバレッジに変更してください。
・100倍
・200倍
・300倍
・400倍
・500倍
なお、初期設定は100倍に設定されています。
Vantage FXのレバレッジ以外のメリット
Vantage FXのレバレッジの特徴やレバレッジの確認、変更方法などを解説してきました。
ここまでの解説で高いレバレッジ環境下で取引できるVantage FXのレバレッジ以外のメリットやデメリットが気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで本項では、Vantage FXのレバレッジ以外のメリットを、以下の順に紹介していきます。
・スプレッド幅が狭い
・取引銘柄の種類が多い
・スキャルピングや自動売買の制限がない
・取引プラットフォームが選べる
・約定力が高い
・多数の入金方法が利用できる
・ボーナスが充実している
1つずつ見ていきましょう。
スプレッド幅が狭い
はじめに紹介するVantage FXのレバレッジ以外のメリットは、スプレッド幅の狭さです。
取引手数料が発生しないスタンダード口座におけるドル/円やユーロ/ドルなどのメジャー通貨のスプレッド幅は、平均して1.2pip程度となっています。
また、取引手数料が発生するRAW ECN口座では、メジャー通貨の平均的なスプレッド幅は0.3pips程度と極めて狭い水準にあります。
取引コスト片道0.3pips(往復0.6pips)を加味したとしても、取引コストを抑えることができるでしょう。
他の海外FX業者のスプレッド幅と比べると、Vantage FXの各口座タイプのスプレッド幅は狭い水準にあるといえます。
Vantage FXのスプレッド幅の詳しい特徴や他社との比較結果を知りたい方は、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のスプレッド一覧と比較をご紹介!
取引銘柄の種類が多い
Vantage FXでは、多くの取引銘柄数が取引可能です。
実際に取引可能な通貨ペアは、49種類となります。
なお、通貨ペア以外の取引銘柄数は、次のとおりです。
・【貴金属】5銘柄
・【エネルギー関連銘柄】8銘柄
・【商品】7銘柄
・【株価指数】25銘柄
・【株式CFD】71銘柄
・【仮想通貨】43銘柄
Vantage FXで取引可能な銘柄数では株式CFDが71種類となっており、多くの株式CFD銘柄が取引できるでしょう。
仮想通貨も40種類以上が取引できる状況から、通貨ペア以外にもさまざまな取引銘柄でのトレードが楽しめる取引環境といえます。
スキャルピングや自動売買の制限がない
Vantage FXでは、スキャルピングや自動売買の制限がありません。
海外FX業者によっては、サーバー負荷や悪質な取引防止などの観点から、スキャルピングや自動売買は制限を受ける場合があります。
スキャルピングでは高いレバレッジを使用した取引が必要となるため、取引で制限を受けない点は短期トレーダーにとって優位にはたらくでしょう。
スプレッド幅も狭いため、Vantage FXではスキャルピングを活かした効果的な取引が可能となっています。
取引プラットフォームが選べる
Vantage FXでは、多数の取引プラットフォームが選べます。
利用可能な取引プラットフォームには、MT4、MT5、ProTraderがあげられます。
【MT4】
多くの海外FX業者で最も多く採用されている基本となる取引プラットフォームです。
導入できるインジケーターや自動売買(EA)ツールが多彩で使い勝手がよいため、使用者が多いのが特徴です。
【MT5】
MT4の後継として開発されたプラットフォームです。
使用できるインジケーターや自動売買(EA)ツールこそMT4に劣るものの、動作性や注文機能などの各種機能はMT4よりも優れています。
【ProTrader】
Vantage FX独自のプラットフォームで、容量が小さく動作性が高い特徴があります。
短期トレードでのこまめな発注との相性がよいでしょう。
Vantage FXでは、これら3つの取引プラットフォームから短期トレード、インジケーター、自動売買(EA)など自分のトレードスタイルに応じた適切な取引プラットフォームが選べるようになっています。
約定力が高い
Vantage FXのメリットとして、約定力の高さがあげられます。
すべての約定率は、ほとんどの時間帯において99.99%の約定率を誇っています。
高い約定力の理由には、流動性を確保するための多くのリクイディティプロバイダ提携、実績のある取引サーバーを使用しているためです。
使用している取引サーバーには、世界的にデータセンターを保有するEquinixを使用しています。
Equinixは、大手の海外FX業者や金融機関も利用している高速光ファイバーを提供する取引サーバーのため、約定力の高さにも納得ができます。
多数の入金方法が利用できる
Vantage FXでは、多数の入金方法が利用できます。
利用できる入金方法には、クレジットカード/デビットカード、STICPAY、bitwallet、仮想通貨があげられます。
いずれの入金方法においても、入金手数料は無料となっており、入金が反映される時間も短い傾向にあるでしょう。
なお、最低入金額は200ドル以上です。
反映時間が短いため、急な入金が必要な場合も直ぐに対応できるでしょう。
Vantage FXの各入金方法や特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)の入金手段・方法を徹底解説!手数料や反映時間も紹介
ボーナスが充実している
Vantage FXでは、ボーナスやキャンペーンが頻繁に開催されており、充実しているといえます。
開催されているボーナスやキャンペーンには、以下があげられます。
【50%+20%入金ボーナス】
10,000ドルを上限として、初回入金額の50%(2回目以降20%)が受け取れるボーナスです。
【100%取引ボーナス】
取引高に応じたキャッシュバックを最大30,000ドルまで獲得できるキャッシュバックボーナスです。
【金のスワップ無料キャンペーン】
金のポジション保有中に発生するスワップポイントが7日間無料となるキャンペーンです。
なお、直近では開催されているボーナスやキャンペーン以外にも、口座開設ボーナスやお年玉抽選キャンペーンなどが開催されていました。
今後も充実したボーナスやキャンペーンが開催される可能性は高いといえるでしょう。
Vantage FXのデメリット
Vantage FXのメリットを紹介しました。
多くのメリットがあるVantage FXですが、利用する上ではデメリットも把握しておく必要があります。
そこで、Vantage FXのデメリットを、以下の順に紹介していきます。
・ロスカット水準が高い
・両建てに制限を受ける
・出金に時間を要する
・日本向けサポートの質が悪い
1つずつ見ていきましょう。
ロスカット水準が高い
Vantage FXのデメリットには、ロスカット水準の高さがあげられます。
実際に設定されているロスカット水準は、証拠金維持率50%となっています。
海外FX業者の平均的なロスカット水準として、証拠金維持率0~20%で設定している場合が多い傾向にあります。
そのため、Vantage FXのロスカット水準は、他社に比べると高い水準にあるといえるでしょう。
高いレバレッジ環境下のVantage FXでは、取引するうえでロスカットの執行に注意が必要です。
両建てに制限を受ける
Vantage FXでは、両建てに制限を受けます。
認められている両建ては、同一口座内での両建てのみとなります。
そのほか、複数口座を使用した両建てや、業者間を跨いだ両建て、複数人で行う両建ては禁止されています。
無理に両建てを行っているとペナルティの対象となり、出金拒否や口座凍結などにつながってしまいます。
海外FXでの取引に多くの両建てを取り入れていきたい場合は、Vantage FXの利用は避けた方がよいでしょう。
Vantage FXで制限される両建てや活用できる両建て手法に関しては、以下の記事で解説していますので、ペナルティを受けないためにもぜひご一読ください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)は両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!
出金に時間を要する
Vantage FXでは、出金に時間を要する場合があるため注意が必要です。
基本的な各出金方法における出金までの反映時間は、2~5営業日までとなっています。
しかし、中には出金拒否の連絡を受けるまでに出金申請から数時間を要したり、再度本人確認を求められた場合もあるようです。
出金手続きのやり直しが必要になると、出金に要する時間がさらに長くなってしまいます。
全ての出金に時間がかかるとはいえないものの、出金に時間を要する可能性を考慮して出金時期に余裕をもたせておくとよいでしょう。
日本向けサポートの質が悪い
Vantage FXでは、日本向けサポートの質が悪い傾向にあります。
お問い合わせには電話、メール、チャットが提供されていますが、日本向けサポートに対応しているのはチャットのみです。
チャットに関しても返答に数日を要するばかりでなく、的確な回答が得られないため、トラブルの解消は難しいといえるでしょう。
なお、日本向けサポートに対応しているチャットの受付時間は、営業日の24時間受付となっています。
Vantage FXでの利用中におけるサポートを活用したトラブル解決は、難しい状況です。
Vantage FXに向いている人
Vantage FXのレバレッジ以外のメリットやデメリットを紹介してきました。
紹介してきた取引における特徴を踏まえて、Vantage FXの利用に向いている人と向いていない人をそれぞれ紹介します。
まずは、Vantage FXに向いている人から見ていきましょう。
Vantage FXに向いている人
Vantage FXに向いている人は、以下のとおりです。
・高いレバレッジ環境で取引したい人
・スキャルピングをメインで取引している人
・CFD銘柄を取引したい人
レバレッジ1,000倍で取引できるVantage FXでは、海外FXでの取引に高いレバレッジ環境で取引したい人が向いています。
また、スキャルピングの制限がなく、スプレッド幅の狭さや約定力の高さからも短期トレードのスキャルピングに適した取引環境が整っている状況です。
そのため、スキャルピングをメインで取引している人に向いているでしょう。
さらに、CFD銘柄数が豊富にそろっているため、通貨ペア以外のCFD銘柄を取引したい場合にもおすすめです。
Vantage FXに向いていない人
Vantage FXに向いていない人は、以下のとおりです。
・両建てを積極的に取り入れたい人
・短時間に出金を済ませたい人
・日本向けサポートの質を求めている人
Vantage FXでは、同一口座内での両建てしか認められていないため、海外FXでの取引で両建てを積極的に取り入れたい人には向いていません。
両建てを取り入れたい場合は、両建てに対して寛容な海外FX業者を選びましょう。
また、出金に時間を要する特性があることから、利益の出金を直ぐに反映させたいなど短時間に出金を済ませたい人は向いていないといえます。
海外FXでの取引が不安で、日本向けサポートが充実していないと安心して利用できないという場合に関しても、利用を控えた方がよいでしょう。
Vantage FXに関するQ&A
Vantage FXのレバレッジや取引の特徴、向いている人などを紹介してきました。
本項では、Vantage FXに関してよくある質問を、以下の順にQ&A形式で紹介していきます。
・口座タイプで使用できるレバレッジは異なりますか?
・レバレッジ1,000倍で取引するにはどうしたらいいですか?
・Vantage FXの出金方法を教えてください
・Vantage FXで出金できない原因は何ですか?
・取引時間を教えてください
1つずつ見ていきましょう。
口座タイプで使用できるレバレッジは異なりますか?
Vantage FXでは、口座タイプごとに使用できるレバレッジに違いはありません。
全ての口座タイプにおいて、条件さえ満たせばレバレッジ1,000倍での取引が可能となるでしょう。
ただし、通貨ペア以外のCFD銘柄の場合、取引銘柄によって使用できるレバレッジが20~100倍まで異なるため、注意が必要です。
レバレッジ1,000倍で取引するにはどうしたらいいですか?
Vantage FXでレバレッジ1,000倍を使用するためには、口座資金と取引銘柄の2つの条件を満たさなければいけません。
・口座資金5,000ドル以上
・口座資金10,000ドル未満
・レバレッジ固定銘柄以外の銘柄が対象
Vantage FXでレバレッジ1,000倍を使用するためには、5,000ドル以上という一定の資金が必要となります。
また、口座資金が上限である10,000ドルを上回ると、レバレッジ500倍の制限を受けるでしょう。
レバレッジ固定銘柄には、主にエネルギー関連銘柄や株価指数などのCFD銘柄があげられます。
Vantage FXの出金方法を教えてください
Vantage FXの出金方法には、クレジットカード/デビットカード、STICPAY、bitwallet、仮想通貨、海外銀行送金があります。
出金方法の特徴は、以下のとおりです。
【Vantage FXの出金方法の特徴】
出金方法 |
出金手数料 |
反映時間 |
最低出金額 |
---|---|---|---|
海外送金 |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
クレジットカード デビットカード |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
bitwallet |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
STICPAY |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
仮想通貨 |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
Vantage FXでの出金の際には、手数料が全て無料となっています。
なお、クレジットカード/デビットカードでは、VISA、Mastercard、JCBと対応しているカードブランドが多彩な点がメリットといえるでしょう。
全般的に出金までの反映時間が長い傾向にあるため、出金の際は反映時間を見越した計画的な出金申請を行うようにします。
Vantage FXで出金できない原因は何ですか?
Vantage FXで出金できない原因として、以下の原因があげられます。
・本人確認ができていない
・出金先の金融機関の名義人が異なる
・ペナルティの対象となっている
Vantage FXで出金申請をしても出金できない場合、出金先の金融機関が異なっていることでマネーロンダリング防止の観点から出金申請が認められないケースが考えられます。
また、認められていない両建てや悪質な取引が行われていると判断された場合は、ペナルティの対象となります。
ペナルティが発動すると出金拒否や口座凍結などの措置がとられるため、出金できないといった事態につながるでしょう。
取引時間を教えてください
Vantage FXの取引時間は、以下のとおりです。
【Vantage FXの取引時間】
取引時間 |
|
---|---|
夏時間 |
月曜日午前6時00分~土曜日午前6時00分 |
冬時間 |
月曜日午前7時00分~土曜日午前7時00分 |
なお、紹介している取引時間は、いずれも日本時間となります。
まとめ
Vantage FXでは、最大1,000倍のレバレッジでトレードできますが、口座資金が5,000ドルから10,000ドルまでに限定されるなどの制限があります。
そのため、少額の資金を高いレバレッジにより増やしたい方にはおすすめできない環境かもしれません。
しかし、使いにくい印象が強いですが、うまく活用すれば利益を上げるチャンスが広がります。
ぜひ、Vantage FXでハイレバトレードを実践して、大きな利益を上げましょう。