Exnessのスプレッド一覧。口座ごとにスプレッドを比較してご紹介!

トップ » 海外FX » exness » Exnessのスプレッド一覧。口座ごとにスプレッドを比較してご紹介!

Exnessは、他の海外FX業者では見られない無制限レバレッジで取引できる点が魅力的なサービスです。

また、ハイスペックなトレード環境において、主にプロトレーダーにとって大人気の業者となっています。

Exnessのスタンダード口座では1ドルから入金可能など、他の海外FX業者では得られないサービスが満載となっています。

そんなExnessでは、どのようなスプレッドが設定されているのでしょうか?

この記事では、Exnessのスプレッド一覧を詳しく解説します。

海外FXのスプレッドとは?

はじめに、スプレッドとは次のような意味を持っています。

スプレッドとは

スプレッドとは、外貨の買値と売値の差を表すものであり、FXにおけるスプレッドとはトレーダーがFXトレードする際の買値と売値の差をさします。

スプレッドが狭いと低コストでということになり、トレーダーにとって有利な条件での取引が可能です。

外貨預金にも同様に、預入レートと払戻レートという買値と売値の差が見られますが、一般的にFXの方が低コストで取引可能です。

一般的には、国内FXでは海外FXに比べスプレッドが圧倒的に狭く設定されているという特徴があります。

なぜ国内FXの方が狭く設定されているのかといえば、国内FXではDD方式を採用しているためです。

DD方式とは

Dealing Deskの略で、相対取引となりトレーダーとFX業者が1対1でトレードする方式をさします。

「OTC取引」や「MM方式」とも呼ばれる場合もあります。

逆に、トレーダーからの注文を直接インターバンク市場へ流してトレードできる方式をNDDと呼びます。

DD方式では、トレーダーの注文を受け取ることで収益を上げる方式であるために、実際に市場へ注文を流す必要が少ないのです。

基本的に、負けるトレーダーが多ければ多いほど収益が増える構造になっていて、スプレッドが狭くてもトレーダーが負けてしまうことにより国内FX業者は儲かる仕組みとなっています。

実際に、国内FX業者ではスプレッド幅が0.2pips~0.3pipsと極端に狭く設定されているのです。

一方で、海外FXではNDD方式と呼ばれる方式を採用しているケースが大半です。

NDD方式とは

No dealing desk(ノーディーリングデスク)の略称であり、為替ディーラーを設置していないFX業者をさします。

NDD方式のFX業者では、基本的に顧客の注文をカバー先となる銀行やLPに直接接続するのが一般的です。

ディーリングデスクを設置していないことで、システムで顧客の注文を最適なレートを提示しているカバー先と接続でき、レートの透明性や信憑性が担保されます。

仲介しない方式となるために、海外FX業者には仲介料などが発生することはありません。

NDD方式を採用したFX業者は、トレーダーに対して少しでも大きなポジションでた多くトレードして欲しいと願っています。

トレーダーが継続的に自社システムを用いて取引をおこない、勝ってくれることによってスプレッドや取引手数料を得る仕組みが構築されているのです。

NDD方式のFX業者とトレーダーは、両者が勝ちたい・勝ってほしいという意味で、同じ方向を向いて取引しています。

NDD方式はスプレッドによって実質的な手数料を徴収されるために、国内FX業者が採用しているDD方式と比較するとスプレッドが広くなってしまいます

一方で、ボーナスなどが充実しているなどのメリットあり、スプレッド幅が広いことは一概に悪いとは言い切れません。

Exnessの口座ごとのスプレッド

Exness

Exnessでは、トレーダーに対して以下の口座を用意しています。

・スタンダード口座

・プロ口座

・ロースプレッド口座

・ゼロ口座

他のFX業者と異なり、ロースプレッド口座とゼロ口座と、細かく分かれている点が特徴となります。

それぞれの口座の特徴と、口座ごとのスプレッドについて解説します。

スタンダード口座

スタンダード口座は、その名の通り初心者向きで癖が少ない口座となります。

最大の特徴は、最低入金額が1ドルからとなっている点です。

少額投資によってFXを試したいと思っている中で、1ドルから入金できるので気軽にFXトレードできる点が魅力となっています。

さらに、無制限レバレッジを適用してハイレバトレードできるため、高い人気を誇っているのです。

ただし、無制限レバレッジの利用には以下の条件が付きます。

  • 合計5ロット以上の取引
  • 10回以上の取引回数が必要
  • 口座残高が1,000ドル未満

要するに、ある程度の取引実績があって、また口座残高が1,000ドルを超えた段階で無制限レバレッジが使用できなくなる点に注意してください。

そして、気になるスプレッド幅は以下の通りです。

スタンダード口座
USD/JPY 1.1pips
EUR/JPY 1.9pips
GBP/JPY 2.0pips
AUD/JPY 1.3pips
EUR/USD 1.0pips
GBP/USD 1.5pips
AUD/USD 1.5pips

軒並み、比較的スプレッド幅は狭く設定されています。

プロ口座

プロ口座は、低スプレッドと高約定率を両立させている口座で、その名の通り経験豊富なトレーダー向きの口座です。

各海外FX業者において提供されているプロ口座の中で、唯一手数料が無料の口座という点も見逃せません

スキャルピングをメインにするトレーダーにとっては、プロ口座がおすすめですし、デイトレードや自動取引などでも理想的な口座となっています。

取引手数料がなく、スプレッドも極力小さくしたいというわがままに応じてもらえる口座として、おすすめです。

実際のスプレッド幅は以下の通りです。

プロ口座
USD/JPY 0.7pips
EUR/JPY 1.2pips
GBP/JPY 1.2pips
AUD/JPY 0.8pips
EUR/USD 0.7pips
GBP/USD 1.0pips
AUD/USD 0.9pips

こちらも、とても狭いスプレッド幅となっているのが特徴です。

ロースプレッド口座

ロースプレッド口座は、低スプレッドを実現しつつ、さらに低い固定手数料で提供しているバランスのいい口座です。

見かけ上のスプレッド幅だけでなく、トータル取引コストを抑えられる点が魅力となっています。

通貨ペア以外にも、金やオイル、ビットコインなど幅広い商品に対して、安定した極狭スプレッドで取引できる点も魅力的です。

特に、注目を集める暗号資産を狭いスプレッドで取引できることにより、高い注目を集めています。

これだけ聞くとゼロ口座との違いが気になりますが、ロースプレッド口座の方が取引手数料がお得です。

また、どの時間帯においてもほぼ全ての銘柄において低スプレッドで取引ができるという違いがあります。

平均スプレッドは、以下のように設定されています。

ロースプレッド口座
USD/JPY 0.0pips
EUR/JPY 0.0pips
GBP/JPY 0.5pips
AUD/JPY 0.1pips
EUR/USD 0.0pips
GBP/USD 0.2pips
AUD/USD 0.2pips

多くの通貨ペアが0pipsに設定されている点には驚きです。

ゼロ口座

ゼロ口座は、その名の通りほぼすべての通貨ペアでノースプレッド取引が可能です。

その代わり、取引手数料が3.5ドル以上と通貨ペアごとに変動しますが、とにかくスプレッドの狭さを求めるトレーダーにとって最適な口座です。

取引コストがスプレッドに左右されることがないために、EAを使用した自動売買や、スキャルピング取引した糸レーダーにとって相性抜群です。

また、スプレッドがほぼゼロな事からコストが手数料のみであるために、コスト計算しやすいという利点があります。

スプレッド幅については、下表のとおり主要通貨ペアでは軒並み0pipsに設定されています。

ゼロ口座
USD/JPY 0.0pips
EUR/JPY 0.0pips
GBP/JPY 0.0pips
AUD/JPY 0.1pips
EUR/USD 0.0pips
GBP/USD 0.0pips
AUD/USD 0.0pips

Exnessのスプレッド比較

Exnessの各口座別のスプレッドが理解できたところで、他社とどれだけ違うのかが気になります。

特に有名な、GemforexとTitanFXと各口座のスプレッド幅について比較すると、まずはスタンダード口座におけるスプレッド幅の違いは以下の通りです。

Gemforex
スタンダード口座
TitanFX
Zeroスタンダード口座
Exness
スタンダード口座
USD/JPY 1.2pips 1.3pips 1.7pips
EUR/JPY 1.4pips 1.5pips 1.2pips
GBP/JPY 1.9pips 2.2pips 1.2pips
AUD/JPY 1.6pips 1.7pips 0.8pips
EUR/USD 1.2pips 1.1pips 0.7pips
GBP/USD 2.1pips 1.6pips 1.0pips
AUD/USD 1.5pips 1.1pips 0.9pips

全体的に見ると、Exnessスタンダード口座の方がスプレッド幅が狭いことがわかります。

特に、USD/JPYが狭いという点は魅力的です。

次に、ノースプレッド口座におけるスプレッド幅の違いは以下の通りです。

Gemforex
ノースプレッド口座
TitanFX
ZeroブレードECN口座
Exness
ゼロ口座
USD/JPY 0.3pips 0.3pips 0.0pips
EUR/JPY 0.5pips 0.3pips 0.0pips
GBP/JPY 1.0pips 1.3pips 0.0pips
AUD/JPY 0.6pips 0.8pips 0.1pips
EUR/USD 0.3pips 0.1pips 0.0pips
GBP/USD 1.3pips 0.7pips 0.0pips
AUD/USD 0.3pips 0.1pips 0.0pips

Exnessゼロ口座のスプレッドの低さが際立ちます。

逆に、他社の場合はノースプレッドと言いつつもスプレッド幅が広めな場合もあるので要注意です。

Exnessのスプレッド計算方法

計算

Exnessではスプレッド幅が容易に確認できますが、具体的にどれだけの金額がかかるかを算出する方法を覚えておく必要があります。

Exnessのスプレッドを計算するためには、ロット数が重要となります。

Exnessを含む海外FX業者では、1ロットは10万通貨に設定されている場合が大半です。

上記を加味して、日本円に関連する主要通貨ペアのスプレッド計算方法は以下の通りです。

ドル円 1ロットのスプレッド ユーロ円 1ロットのスプレッド
スタンダード口座 10万通貨 × 1.42pip = 14.2ドル 10万通貨 × 2.15pips = 21.5ドル
ロースプレッド口座 10万通貨 × 0.28pips + 0.7pips = 0.98ドル 10万通貨 × 0.55pips + 0.7pips = 12.5ドル

ロースプレッド口座では0.7pipsが加算されていますが、これは取引手数料となります。

上記結果から、1ロットでトレードする場合は手数料を加味してもロースプレッド口座の方がお得です。

Exnessの早朝スプレッド

ここまでは、平均スプレッドを紹介してきましたが、実際に利用している際にスプレッド幅が広がることがあります。

・重要な経済指標の発表の前後

・突発的なイベント

・流動性の低い時間帯

突発的なイベントは、なかなか予測することは難しいですし、経済指標はアメリカ雇用統計の場合は毎月第一金曜日に発表されることが多いので、事前にポジションを整理できます。

ただ、早朝などの流動性の低い時間帯において、毎日ポジションを整理するのは大変です。

では、Exnessでは早朝の流動性の低い時間でどの程度のスプレッド変動があるのでしょうか?

スタンダード口座、プロ口座は変動スプレッド制ですが、0.1pipsほどの上下に乖離することはあるものの公表値通りです。

Exnessのプロ口座で言えば、国内FX業者よりも狭い通貨ペアもある反面、早朝の時間帯はスプレッドの広がりは多少見られますが、他社と同程度の水準です。

実際には、以下のスプレッド幅に収まることが多くなっています。

USD/JPY 約5〜7倍
EUR/JPY 約1〜8倍
GBP/JPY 約1〜7倍
AUD/JPY 約4〜6倍
CAD/JPY 約5〜9倍
EUR/USD 約5〜6倍

通貨ペアごとのスプレッド一覧表

Exnessで取引されている通貨ペアの中で、メジャーペアのスプレッドをまとめた結果がこちらです。

スタンダード口座 プロ口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座
USD/JPY 1.1pips 0.7pips 0.0pips 0.0pips
EUR/JPY 1.9pips 1.2pips 0.0pips 0.0pips
GBP/JPY 2.0pips 1.2pips 0.5pips 0.0pips
AUD/JPY 1.3pips 0.8pips 0.1pips 0.1pips
EUR/USD 1.0pips 0.7pips 0.0pips 0.0pips
GBP/USD 1.5pips 1.0pips 0.2pips 0.0pips
AUD/USD 1.5pips 0.9pips 0.2pips 0.0pips

やはり、ロースプレッド口座とゼロ口座のスプレッド幅の狭さが際立ちます。

また、スプレッド幅が広くなりがちなGBP/JPYでも、最大でも2.0pipsと狭く設定されているのが特徴的です。

Exnessのスプレッドの評判は?

Exnessでは、他社と比較してスプレッド幅が狭く設定されているのが特徴です。

では、実際にトレーダーからはどのように評価されているのでしょうか。

 

このつぶやきでは、やはりスプレッド幅が狭く設定されていることを評価されています。

 

こちらはゴールドの取引となりますが、スプレッド幅が狭いことでお得に取引されている状況です。

 

さらに、ゼロ口座では変動が少なめでゼロスプレッド時間が長いという評判も多くみられます。

一方で、どうしてもスプレッド幅が広めとなってしまうシーンもあります。

 

こちらは、実際に自分でスプレッド幅を検証されていますが、ゼロ口座でまれにスプレッドが開くことがあると嘆いています。

 

こちらも、スプレッド幅が広いことを指摘されています。

 

この例では、なんとゼロ口座なのにプロ口座と同水準のスプレッド幅になっている状況です。

基本的にお得なスプレッド幅が設定されていますが、タイミングによってはスプレッドが開いてしまうので注意してください。

Exnessのスプレッドに関するよくある質問

ここでは、Exnessのスプレッドに関する以下のような質問を紹介します。

・Exnessはなぜスプレッドが狭い?

・スプレッド幅が広まるような重要経済指標とは?

・ビットコインのスプレッドはどの程度?

・ゴールドのスプレッドはどの程度?

質問に対する回答も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Exnessはなぜスプレッドが狭い?

Exnessのスプレッド幅が狭い理由は、各種ボーナスやキャンペーンを提供していないためです

他の海外FX業者では、ボーナスキャンペーンを積極的に開催しています。

一方で、Exnessではボーナスなどではなく、トレードをより快適かつお得にできるように取引条件の改善に力を入れているのです。

Exnessではボーナスがないため、一見するとお得感が薄れる印象がありますが、長い目で見ると非常にお得なサービスが提供されています。

スプレッド幅が広まるような重要経済指標とは?

スプレッド幅が広まるタイミングとして、重要経済指標の発表時が挙げられます。

代表的な重要経済指標としては、以下のようなものがあります。

・【アメリカ】失業率&非農業者部門雇用統計

・【アメリカ】ADP雇用統計

・【アメリカ】ISM景況指数(アメリカ)

・【アメリカ】米FOMC政策金利発表(アメリカ)

・【アメリカ】GDP成長率(アメリカ)

・【アメリカ】消費者物価指数(CPI) (アメリカ)

・【アメリカ】新築住宅販売件数・中古住宅販売件数

・【日本】日銀金融政策決定会合

【ヨーロッパ】欧州中央銀行(ECB)政策金利発表

指標発表のタイミングは、なるべく避けてトレードをおこないましょう。

ビットコインのスプレッドはどの程度?

Exnessでは、ビットコインを筆頭とした暗号資産のトレードも可能です。

ビットコインをトレードする場合、平均スプレッドは以下の通りです。

・スタンダード口座:399.65

・ロースプレッド口座:144.8+$3.5

・ゼロ口座:144.8+$3.5

・プロ口座:249.75

暗号資産を専門的に取り扱う業者と比較して、スプレッド幅は若干高めとなっています。

ゴールドのスプレッドはどの程度?

物価高が続く中で、まだまだ高い注目を集めているのが金相場です。

Exnessでも金相場のトレードができますが、XAUUSDのスプレッド幅は以下の通りです。

・スタンダード口座:20

・セント口座:20

・ロースプレッド口座:6.3+$3.5

・ゼロ口座:0+$8

・プロ口座:12.5

最もお得にトレードできるのがゼロ講座で、取引手数料が往復16ドルのみでトレードを楽しめます

Exnessでお得に取引しよう!

Exnessでは、タイミングによってはスプレッド幅が広がるものの、基本的にはとても狭いスプレッドで取引できる点が魅力的です。

また、手数料もお得に設定されているために、コストをかけずに取引したいというニーズに応じて取引できます。

Exnessの無制限レバレッジをうまく活用して、ハイレバトレードを楽しんでください。