FXGTは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

トップ » 海外FX » fxgt » FXGTは両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!

FXGTで取引していて、何が禁止となる行為なのか気になる人は多いでしょう。

海外FXはハイレバレッジとゼロカットによって、大きな利益を獲得する可能性があります。

取引手法の一つとして、両建てを使った方法も聞いたことがあるのではないでしょうか。

ですが、これらのシステムを悪用した取引は原則的に禁止です。

両建て取引を上手に使うと、リスクを減らしながらリターンを手に入れられるでしょう。

それでは、他の海外FX業者と比較してレバレッジが高いと評判を受けているFXGTの両建てについて、詳しく解説していきます。

この記事を読めばわかること

・FXGTで両建て取引が禁止されているのか

・どういった両建て取引なら許されるのか

・両建て取引する際に何を注意すればいいのか

FXGTは両建てが禁止されている?

FXGTで両建ては禁止なのか?

海外FX業者の多くが両建て取引を禁止しています。

両建てとは

同一通貨ペアの買いと売りの両ポジションを合わせて保有すること

なぜならば、両建てによってゼロカットシステムが悪用され、業者側ばかりが損失を受けてしまうことになりかねないからです。

海外FX業者は運営を続け、良質なサービスを提供するためにも両建てを規制しています。

FXGTも他の海外FX業者と同様に、両建て取引にルールを設け、1,000倍という高いレバレッジとゼロカットを提供しています。

それでは、FXGTの制限内でも可能な両建て取引の方法を、紹介しましょう。

同じ口座内でのみ両建て可能

FXGTでは同じ口座内でのみ、両建て取引が許容されています。

両建てにより、トレンドの流れを見てから持ち続けるポジションを決定できます。

たとえば、ドル円の相場が110円の時に買いと売りのポジションを保有するのが、両建てです。

両建ての結果、リスクを減らした取引ができます。

FXGTでは同一口座でのみ両建てが許されているので、取引手法に採り入れるのならば同じ口座内で行いましょう

FXGTで禁止されている6つの両建て取引

FXGTで禁止されている5つの両建て取引

FXGTは利用規約によって、6つの両建て取引を禁止しています。

以下に禁止されている両建て取引の一覧をまとめたので、参考にして下さい。

1.複数の口座を使った両建て取引

2.他業者の口座を使った両建て取引

3.知人間での両建て取引

4.ゼロカットシステムを悪用した両建て取引

5.接続遅延やレートエラーを狙った取引

6.アービトラージ

同一口座内でする両建ては許されますが、それ以外は基本的に禁止行為です。

それでは、それぞれの両建て取引を詳しく解説するので、禁止行為に注意しましょう。

1.複数の口座を使った両建て取引

FXGTでは、複数の口座を使った両建てが禁止されています。

たとえば、FXGTの口座タイプであるスタンダード口座でドル円を110円で買ったとしましょう。

別の口座タイプであるECN口座でドル円を110円で売ると、複数口座間での両建て取引となって利用規約に抵触してしまいます。

FXGTでは複数の口座開設ができるため、意識していなくても結果的に両建て取引になってしまうかもしれません。

FXGTで複数の口座を所有する場合は、両建てに注意してください。

2.他FX業者の口座を使った両建て取引

FXGTの口座と、他のFX業者を使った両建て取引も禁止です。

例を挙げると、FXGT口座でドル円110円を買った場合、XMなどでドル円を110円で売る両建て取引は禁止行為になります。

FX取引に慣れたトレーダーならば、多くの海外FX業者の口座を持っているでしょう。

複数の業者を使っている場合、気づいたら両建てになってしまっていたという可能性もあります。

FXGTでは他のFX業者を使った両建てが禁止なので、覚えておきましょう。

3.知人間での両建て取引

FXGTでは、知り合いなどで連絡を取り合って行う両建て取引も禁止されています

たとえばAさんとBさんで、ドル円110円を買いと売りに分担するのは、禁止行為です。

これはSNS上やネット上の知り合いも同様に禁止であり、ルールを破った取引をした場合は取引で出た利益は差し押さえとなります。

複数口座、他業者間での両建てが禁止だからと言って、知人間で両建てをしないようにしましょう。

4.ゼロカットシステムを悪用した両建て取引

FXGTでは、ゼロカットシステムを悪用する両建てが禁止行為です。

悪用した両建てとは、窓開け時の性質を利用したトレード方法を指しています。

窓開けとは

取引時間外から市場が開く瞬間に生じるレートの乖離のこと

窓開けによって大きく開いたレートで、片方のポジションを大きく伸ばし、もう一方をゼロカットによって強制決済させます。

たとえば、取引時間終了間際に、ドル円のポジションを110円で買いと売り両方を保有(同一口座内で)したとしましょう。

土日の休日が明け、月曜日の朝に窓が発生しました。

この時に、ドル円の相場が115円になっていたら買いのポジションの含み益が大きく伸びます。

ですが、売りのポジションはゼロカットによって、口座に入れていた資金だけ失いました。

ゼロカットの悪用により、トレーダーはリスクを取らずにハイリターンを得る結果になります。

ゼロカットの悪用は口座凍結を受ける恐れもあり、禁止行為に含まれるので絶対にやめましょう。

5.接続遅延やレートエラーを利用した取引

海外FXでは、経済指標発表時・政治や経済に重大な影響を及ぼすニュースが発表された時の両建てが禁止されています。

相場が急変動する際は、トレーダーが市場に多く参加し膨大な量の取引がインターバンク上で行われています。

急変動時に両建てをし、トレンドを見極める行為は禁止なのでやめましょう。

そもそも、相場の急変動時はスプレッドが極端に広がる傾向にあり、ポジションを保有した瞬間にロスカットに遭う可能性があります。

経済指標発表時などに行う両建ては、トレーダーにとって良い結果に繋がらないので、絶対にやめましょう。

6.アービトラージ

FXGTで禁止されている両建てにアービトラージがあげられます。

アービトラージとは?

裁定取引ともいわれており、同じ取引銘柄における為替レートの価格差から利ザヤを得る取引方法のことをいいます。

アービトラージの種類には、通貨アービトラージや業者間アービトラージ、スワップアービトラージ、ボーナスアービトラージなどがあります。

多くの海外FX業者では、ボーナスアービトラージと業者間アービトラージが禁止されており、FXGTも例外ではなくアービトラージが禁止されています。

アービトラージをおこなうと禁止事項へ抵触するため、利益の出金拒否や口座凍結などのペナルティを受けるリスクが高くなるでしょう。

FXGTで両建てをおこなう際は、アービトラージをおこなわないように注意が必要です。

FXGTで禁止されている両建てはバレるの?

FXGTで両建て取引した場合、バレるのか?

FXGTで禁止されている両建てである、複数口座間などでの取引は、業者側に察知されなければ大丈夫だと思うかもしれません。

ですが、禁止行為を止めるためにも業者側は、以下のような調査で両建て行為を明るみにしています。

・IPアドレス

・プラットフォーム

IPアドレスから両建て取引がバレる場合もあり、プラットフォームも同様です。

FXGTではプラットフォームにMT5が使われ、両建て行為が行われないようチェックされています。

悪質な両建て取引は厳しく監視されているので、行わないようにしましょう。

禁止されている両建て取引している場合、得た利益を出金しようとしても、拒否されかねません。

FXGTで両建てする4つのメリット

FXGTで両建てする2つのメリット

FXGTは禁止している両建て取引もありますが、ルールに従った両建てならメリットがあり行う意味もあります。

FXGTで両建てするメリットは、次の通りです。

1.必要証拠金を相殺可能

2.相場の流れに柔軟に対応可能

3.冷静な判断ができる

4.含み益を相場の急変動から守れる

上手く両建てを扱えば、トレーダーにとって有利な手法になり得ます。

それでは、FXGTで両建てをするメリットについて、それぞれ詳しく解説しましょう。

1.必要証拠金を相殺可能

FXGTの同じ口座内で両建てをすると、必要証拠金をゼロにする結果に繋がります。

つまり、買いと売りのポジションを両方持った結果、証拠金が相殺されるのです。

ただし、ポジションのロット数が同じでないと証拠金はゼロにならず、差分だけ発生する点は覚えておきましょう。

2.相場の流れに柔軟に対応可能

両建て取引のメリットは、ポジションを保有した後に相場の流れを注視できる点です。

相場のトレンドやニュースなどの情報を見ながら、ポジションの扱いを判断できるので、柔軟に対応できると言えます。

ただし、どちらのポジションもノーリスクではなく、両方ともロスカットに合う可能性を忘れてはなりません。

リスクは両建て取引にもあるので、ポジションを持つタイミングは見定める必要があります。

3.冷静な判断ができる

FXGTで両建てをおこなうメリットに、冷静な判断ができる点があげられます。

利益確定や損切りの執行などの判断に迷った場合、一時的に両建てポジションに移行させるとフラットな目線で相場を見られるようになるでしょう。

損失を被らないフラットな目線になれば、両建て前に見落としていた状況にも気付け、決済に対し合理的な判断が下せます。

とくに、損切りを迷っている場合は判断が遅れると損失が損失を招き、いつまでも決済ができない状況にもなりかねません。

一旦、両建てによりフラットな目線で環境認識をおこない、ポジションを閉じるか維持するかの判断に役立てましょう。

4.含み益を相場の急変動から守れる

両建てをおこなうと、含み益を相場の急変動から守れます。

保有しているポジションに十分な含み益がある状況で、経済指標発表や要人発言などによりボラティリティが高まると急な価格変動から含み益を失うリスクがあります。

しかし、事前に両建てに移行しておけば、急な価格変動によって含み益を失うリスクを回避できるでしょう。

経済指標の結果によって、トレンドが含み益方向に続伸するようであれば、両建てを解除し含み益を伸ばすことも可能です。

逆に、トレンドが含み損方向へ転換し、含み益を減らしてしまう結果となった場合は決済してしまえば両建て前の含み益を減らさずにすみます。

FXGTで両建てする際の5つの注意点

FXGTで両建てする際の2つの注意点

FXGTの両建てにはメリットもありますが、注意が必要な点もあります。

以下がFXGTで両建てする場合の注意点です。

1.両ポジション分のコストが発生

2.ロスカットを受ける危険性

3.決済タイミングが難しい

4.ゼロカットが発動しない可能性がある

5.両建ての同時決済はできない

トレンドを見ながらトレード戦略を決められる両建てですが、危険性もあるので詳しく説明しましょう。

1.両ポジション分のコストが発生

FXGTの両建て取引は、両ポジションごとにスプレッドが発生します。

ECN口座の手数料も同様であり、両建てには2ポジション分のコストがかかると覚えておきましょう。

スプレッドが変動制であるFXGTでは、経済指標発表などで大きく広がる恐れもあります。

スプレッドの急拡大によって、ロスカットに引っかかってしまう可能性を踏まえておく必要があります。

経済指標発表時には両建てを見送るか、事前に決済しましょう。

さらに、各ポジションでスワップポイントが発生します。

両ポジションともにマイナススワップだった場合、徐々に損益が減っていくので覚えておいて下さい。

2.ロスカットを受ける危険性

両建てしているポジションを片方だけ決済する際、ロスカットを受ける可能性があります。

なぜかというと、相殺されていた必要証拠金が生じるからです。

必要証拠金が発生すると、証拠金維持率が下がり、ロスカットに繋がりかねません。

ポジションの一つを決済する時は、証拠金維持率が下がっていないか確認し、ロスカットを避ける対策が必要です。

ロスカットを避けるには新たな資金を入金するか、持ち続けるポジションの総量を減らしましょう。

3.決済タイミングが難しい

FXGTで両建てをおこなう際の注意点に決済タイミングの難しさがあげられます。

両建ては移行するのは簡単にできますが、ひとたび決済タイミングを誤ると損失を拡大させてしまうリスクがあります。

片方のポジションを決済したあとに値動きが損失方向へ転換すると、結果的にどちらのポジションも含み損を抱える状況となるため二重の損失を被ります。

両建ての決済に慣れるまでは、少額資金やデモトレードを活用して両建ての決済タイミングの練習をおこなうとよいでしょう。

どうしても両建てを決済した際に損失を拡大させたくない場合は、両建てへの移行自体を検討するしかありません。

4.ゼロカットが発動しない可能性がある

FXGTでの取引において両建ての活用次第では、ゼロカットが発動しない可能性があります。

あまりにも頻繁にゼロカットを発動させていると、たとえ意図していなかったとしてもFXGTで禁止されているゼロカットを狙った両建てと認識されるでしょう。

両建てをおこなう際は、頻繁にゼロカットを発動させないように注意が必要です。

ゼロカットが頻発していると感じたら、ペナルティを受ける前に両建てのタイミングを検討したり、両建ての機会を減らすなどの対策を講じておくことが大切です。

5.両建ての同時決済はできない

FXGTでは両建ての同時決済ができません。

一般的な海外FX業者でおこなう両建ては、両建てを解除する方法の一つに同時決済の選択が可能となります。

しかし、FXGTの取引プラットフォームは両建ての同時決済に対応していないMT5のみとなるため、両建ての同時決済はおこなえないでしょう。

両建てを解除する際は片ポジションのみの決済となるため、FXGTで両建てを検討する際は注意が必要です。

両建てポジションの決済に自信がない場合は、無理な両建ポジション移行は控えておくようにします。

FXGTでできる両建て手法

FXGTでできる両建て方法

FXGTで可能な両建て取引は、同一口座内で行われる手法のみです。

別口座を使った両建ては禁止であり、規制を受ける対象になりかねません。

そもそも複数口座を使った両建ては、ポジションを管理するにも手間が必要です。

FXGTで両建てをするなら、同じ口座内でポジションを持つ手法が有効といえます。

そこで本項では、同じ口座内での両建てに限られるFXGTで活用できる両建て手法を、以下の順に紹介していきます。

FXGTで両建てを活用する際に、ぜひ役立ててみてください。

・税金対策のための両建て

・ロスカットを避けるための両建て

・トレンドの初動をとらえる両建て

・経済指標発表時を利用した両建て

相関性の高い通貨ペアでの両建て

税金対策のための両建て

はじめに紹介するFXGTで活用できる両建て手法に税金対策のための両建てがあげられます。

FXGTをはじめ、海外FX業者では損失繰越ができないため、両建てを損失繰越に活用していきます。

損失繰越とは?

1年間のFXの損失を翌年に繰り越して、翌年の損益に計上できる節税対策のことです。

なお、国内FXでは3年間の損失繰越が可能となっています。

FXの収益では、ポジションを決済したあとの損益が課税対象となります。

つまり、ポジションを保有している限り、保有中の損益が課税対象となることはありません。

例えば、年間収益がマイナスの状態で、年末に保有しているポジションに含み損を抱えている場合、年内にポジションを決済すると損失が拡大するだけです。

そこで、両建てポジションを建て、含み損を抱えたポジションを翌年に持ち越して決済すれば翌年の損益に計上でき、実質的な損失繰越が可能となるでしょう。

ただし、法人の場合は保有中のポジションにかかる損益も課税対象となるため、両建てによる年跨ぎの損失繰越にメリットがない点には注意が必要です。

ロスカットを避けるための両建て

FXGTで活用できる両建てに、ロスカットを避けるための両建てがあげられます。

相場ではストップロス狩りなどのイレギュラーな価格変動によって、想定外に保有中のポジションの含み損が大きくなる状況が発生します。

含み損がふくらみロスカット水準に迫っている状況で、再度、含み益が伸びる可能性がある場合、ロスカットされたあとに続伸されては元も子もありません。

証拠金維持率が一時的にロスカット水準に迫る見込みがあるときは、ロスカットを避けるための手段として両建てが有効です。

ただし、ロスカット水準に迫りすぎた状態で両建てを建てると、ちょっとしたスプレッド幅の変動から両建て移行後にロスカットが執行されるリスクが高まります。

ロスカットを避けるための両建てをおこなう際は、証拠金維持率に余裕をもたせたうえで移行させましょう。

トレンドの初動をとらえる両建て

FXGTでおこなう両建は、トレンドの初動をとらえる際にも活用できます。

トレードにおいて、より優位性のあるエントリーをおこなうためにはトレンドフォローが基本となります。

しかし、相場は約7割がレンジともいわれており、トレンドは頻繁には発生しません。

トレンドの初動をつかむために、レンジ終盤の高値、安値付近で両建てに移行しておけば、リスクをおさえつつトレンドの初動がおさえられるでしょう。

仮に、トレンドに移行せず再びレンジ内で停滞したとしても、両建てポジションを建てている限り損失を抱えないため安心できます。

トレンドの初動を認めたところで、両建てを解除してトレンドに追随すれば、十分に優位性のあるエントリーが可能となります。

経済指標発表時を利用した両建て

FXGTで活用できる両建てに経済指標発表を利用した両建てがあげられます。

経済指標発表時の両建ては海外FX業者のなかでは禁止されている業者が多いものの、FXGTでは禁止されていません。

両建てによりリスクがおさえられた状態であれば、経済指標の結果で発生した急な値動きをスピーディーに狙えます。

経済指標発表のタイミングなどボラティリティが高いなかで、リスクをおさえたトレードをおこないたい場合は両建てを十分に活用できます。

相関性の高い通貨ペアでの両建て

FXGTでは、相関性の高い通貨ペアでの両建てを活用できます。

相関性の高い通貨ペアは、値動きの特徴に相関性が認められる取引銘柄で、欧州通貨同士オセアニア通貨同士などの通貨ペアは、それぞれ相関性が高い傾向にあります。

たとえば、欧州通貨ペアではユーロ/米ドル(EUR/USD)とポンド/米ドル(GBP/USD)、オセアニア通貨ペアでは豪ドル/米ドル(AUD/USD)とニュージーランドドル/米ドル(NZD/USD)などがあげられます。

相関性の高い通貨ペアでの両建てでは、選んだ通貨ペアとポジションによっては損失よりも収益の方が大幅に大きくなる場合もあるでしょう。

普段から取引銘柄ごとの値動きの相関性を意識しておくと、トレードにおける新たな視点と選択肢の獲得に役立ちます。

海外FX業者の両建て禁止状況

FXGTで認められている両建てや禁止されている両建て、活用できる両建て手法などを紹介してきました。

FXGTでの両建ては海外FX業者のなかでも禁止事項が多く、両建てに厳しいFX業者といえます。

海外FXで本格的に両建てを活用していきたい場合、両建てに関して寛容な海外FX業者を選ぶことがポイントとなります。

そこで、海外FX業者の両建て禁止状況を比較したうえで、両建てを取り入れやすい寛容な海外FX業者両建てに厳しい海外FX業者を紹介していきます。

各海外FX業者の両建ての禁止状況は、次のとおりです。

【海外FX業者の両建て禁止状況】

海外FX業者

業者間の両建て

複数口座間の両建て

同一口座での両建て

FXGT

禁止

禁止

許可

Exness

許可

許可

許可

XM Trading

禁止

禁止

許可

Traders Trust 

許可

許可

許可

FxPro

禁止

禁止

許可

iFOREX

禁止

禁止

許可

GeneTrade

禁止

禁止

許可

LAND-FX

禁止

禁止

許可

Big Boss

禁止

禁止

許可

IS6FX

禁止

禁止

許可

Tradeview

許可

許可

許可

Titan FX

許可

許可

(ゼロカット狙い無効)

許可

Vantage FX

禁止

禁止

許可

AXIORY

許可

許可

許可

FXDD

禁止

禁止

許可

FBS

禁止

許可

(ゼロカット狙い無効)

許可

HotForex

禁止

禁止

許可

各海外FX業者の両建て禁止状況を見てみると、両建ては多くの海外FX業者で厳しい傾向にあるようです。

ここからは、両建てに寛容な海外FX業者と両建てに厳しい海外FX業者に分けてそれぞれ紹介していきます。

海外FXで両建てを積極的に活用していきたい方は、本項で紹介する両建てに寛容な海外FX業者をぜひチェックしてみてください。

両建てに寛容な海外FX業者

両建てに寛容な海外FX業者は、以下のとおりです。

【両建てに寛容なFX業者】

海外FX業者

業者間の両建て

複数口座間の両建て

同一口座での両建て

Exness

許可

許可

許可

Traders Trust 

許可

許可

許可

Tradeview

許可

許可

許可

Titan FX

許可

許可

許可

AXIORY

許可

許可

許可

FXGTと比べて両建てに寛容な海外FX業者には、ExnessTraders TrustTradeviewTitan FXAXIORYがあげられます。

ここで紹介している海外FX業者は、いずれも両建て以外の取引に関する規制自体が緩めとなっています。

さらに、スキャルピングや自動売買(EA)などの取引に制限を受けることがありません。

また、約定力の高さ取引コストの低さなど、取引環境にも定評がある業者が多い傾向にあります。

海外FXでの取引に両建てを活用する場合は、禁止事項に抵触してペナルティを受けないためにも、上記で紹介した海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

次は、両建てに厳しい海外FX業者を見ていきましょう。

両建てに厳しい海外FX業者

両建てに厳しい海外FX業者は、以下のとおりです。

【両建てに厳しい海外FX業者】

海外FX業者

業者間の両建て

複数口座間の両建て

同一口座での両建て

FXGT

禁止

禁止

許可

GEMFOREX

禁止

禁止

許可

XM Trading

禁止

禁止

許可

iFOREX

禁止

禁止

許可

LAND-FX

禁止

禁止

許可

Big Boss

禁止

禁止

許可

GeneTrade

禁止

禁止

許可

Vantage FX

禁止

禁止

許可

HotForex

禁止

禁止

許可

上記で紹介した海外FX業者は、FXGTを含めいずれも同一口座内での両建てのみにしか対応していません。

海外FXでの取引に複数口座を使用した両建てや業者間を跨いだ両建てなどを活用したい場合、上記で紹介した海外FX業者の利用は避けておく必要があります。

とくに、業者間を跨いだ両建てをおこなう際、どちらか1社でも上記のFX業者が含まれているとペナルティが発生するリスクが高まるでしょう。

FXGTの両建てに関するよくある質問

よくある質問

ここでは、FXGTの両建てに関する以下のような質問に回答します。

・FXGTは両建てトレードに向いた業者?

・もし禁止されている両建てトレードをおこなうとどうなる?

・両建てで確実に利益が出る?

・FXGTのスワップポイントは?

自動売買(EA)で両建ては可能?

ボーナスは両建てに使える?

両建てできない取引銘柄はある?

疑問点をしっかり晴らして、安心してFXGTで両建てトレードしましょう。

FXGTは両建てトレードに向いた業者?

両建てと一概に言っても、実に様々な手法があるため、一概にFXGTが両建てに不向きとはいえません

ただし、FXGTの場合は他の海外FX業者と比較しても、両建てに対して厳しい姿勢を見せています。

これはあくまでも禁止されている両建てに対してであり、同一口座内の両建ては可能です。

特に、暗号資産の場合はスプレッドが最も狭い特徴があり、一般的な両建ては適していると言えます。

もし禁止されている両建てトレードをおこなうとどうなる?

両建ての場合、意図せず両建てになってしまうケースがあるため、1度両建てトレードしたからといって即規約違反には問われません。

ただし、明らかに意図的に両建てを繰り返していると、規約違反と見なされて様々な処分が下されます

比較的軽い処分としては、両建てで得られた利益が没収されます。

また、重い処分となると出金拒否されたりアカウントを凍結されて二度とFXGTを利用できず、出金もできなくなる場合があるのです。

よって、絶対にルールを守って正しく両建てトレードするようにしましょう。

両建てで確実に利益が出る?

両建てトレードは、理論上は利益を出せる手法となりますが、必ず利益を出せるわけではありません

ショートとロング両方のポジションを持てば、利益が出やすくなったり損失を抑えられます。

ただし、決済のタイミングを誤ると買いポジションと売りポジションの両方の損失が発生するリスクがあるため注意してください。

また、スプレッド幅も意識して、入るタイミングを十分見据えてトレードすることも重要です。

FXGTのスワップポイントは?

FXGTの両建てで、スワップポイントを活用してポジションを持っているだけで利益を出せる方法もあります。

主要な通貨ペアのスプレッドは、以下のとおりです。

通貨ペア 売りスワップ 買いスワップ
USDJPY -0.01 -3.25
EURUSD -1 -7
GBPUSD -4.3 -4
AUDUSD -3.25 -2.9
NZDUSD -2.21 -1.77
USDCHF -5.04 0.68
USDCAD -5 -4.18
EURGBP -0.82 -4.38
EURCHF -4.55 -2.75
EURJPY -2.75 -4.26
GBPJPY -6 -3.5
EURAUD -2.35 -9.8
GBPAUD -6.85 -6.35
EURCAD 0.13 -9.24

以上のように、基本的にプラスのスワップポイントとなる通貨自体が少ない状況です。

また、同一通貨ペアのショートとロングで同数両建てしても、プラスにはなりません。

よって、類似通貨ペアでプラスのスワップポイントになる組み合わせを見つけて、スワップポイントを狙ってください。

自動売買(EA)で両建ては可能?

FXGTでは同一口座内での両建てに限り、自動売買(EA)を活用した両建てが可能です。

自動売買(EA)を使用する際は、FXGTの取引プラットフォームがMT5に限られる点を認識し、MT5に対応できる自動売買(EA)の導入が必要です。

また、自動売買(EA)による両建てが複数口座に及ぶ際は、禁止されている複数口座を使用した両建てに該当するため導入時のロジックに気をつけましょう。

ボーナスは両建てに使える?

FXGTで受け取ったボーナスは両建てに使えません。

ボーナスを活用して両建てをおこなうと、禁止事項に示されているボーナスを悪用した取引(ボーナスアービトラージ)となり、ペナルティを受けるリスクが高まります。

FXGTで獲得できるボーナスは両建てに活用しなくても、種類も多く豪華な内容となっており、取引への有効活用が十分に可能です。

ボーナスの種類や受け取り方をおさえて、FXGTでの取引に有効活用していきましょう。

FXGTで開催されている最新のボーナス情報や活用方法は、以下の記事で徹底解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】FXGTボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ

両建てできない取引銘柄はある?

FXGTでは両建てに制限を受ける取引銘柄はありません。

通貨ペアに限らず、貴金属やエネルギー銘柄などのCFD銘柄でも両建ては可能となるでしょう。

CFD銘柄の両建てであっても、通貨ペアと同じように必要証拠金を相殺できる仕様となっており、必要証拠金は片方のポジション分のみですみます。

ただし、CFD銘柄のスプレッド幅は広く変動幅も大きい傾向にあるため、両建て移行後のロスカットには十分に注意が必要です。

まとめ

FXGTの両建て取引について、理解が深まったでしょうか。

同じ口座内でのみ両建てが許され、他の方法は禁止行為にあたります。

規約を守りつつ、トレンドを見て柔軟に対応できるという両建ての長所を使って、FXGTで利益を伸ばしていきましょう。

FXGTでは他にも、以下のようなおすすめできる点があります。

最大レバレッジ1,000倍

・ゼロカットを導入

・追証なし

・豊富なボーナス

・仮想通貨も取引可能

FXGTは豊富なボーナスやキャンペーンを実施し、口座開設だけで獲得できる企画もあります。

また、最大レバレッジは全ての口座タイプで1,000倍で、初心者から上級者まで多くの人気を集めている海外FX業者です。

FXだけでなく多くの銘柄も扱っており、近年話題である仮想通貨の取引もできます。

皆さんもあらゆる魅力が詰まったFXGTで、口座を開設し取引をはじめてみませんか?