海外FXで出金拒否される原因とは?出金拒否された場合の税金とリスク回避術5選!

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海外FXは、日本のFX業者にはない魅力的なサービスが多くあり、高レバレッジで多くの利益を上げるチャンスがあります。

多くの利益を上げて、次の投資に備えたり出金して好きなものを購入する資金に充てることもできますが、海外FXでは出金拒否される可能性があるのをご存じでしょうか?

せっかく稼いだ利益なのに、出金できないというのは不可解ですが、実際にどのような形で出勤拒否されるのでしょうか?

この記事では、海外FXにおける出金拒否の実情について解説します。

出金拒否とは?

出金拒否

FXにおける出金拒否とは、入金した資金やFXによって得られた利益を出金しようとしたときに、拒否されることを指します。

口座に入っている資金は、基本的に自分のものであり好きなタイミングで引き出して利用できるのが当たり前と考えがちですが、海外FX業者側では一定のルールに従って出金拒否することがあります

出金拒否は、基本的には優良な海外FX業者では不正利用しない限りは行なわれませんが、悪徳業者の場合は不条理な理由で出金拒否を行なうケースがあるのです。

出金拒否については、各業者で決められたルールに従って行なわれるのが一般的です。

出金拒否を行う海外FX業者はいるの?

出金拒否

出金拒否自体は、海外FX業者の中では一般的な方法となっており、ルールで厳格に定められています。

これは、不正利用などによって稼いだ利益を募集するという形で行なわれるのが一般的であり、条理にかなった方法であると言えます。

ただ、問題となるのがトレーダー側には何の落ち度もないのに、難癖を付けて出金拒否する業者が存在するという点です。

悪徳業者の場合、口座開設ボーナスやお得なキャンペーンなどで大々的に魅力的な業者であることをアピールして、巧妙な手口で勧誘しています。

これだけ見ると、優良業者のようにも見えてついつい申し込んで見たくなりますが、実際には罠が仕掛けられている可能性が高いです。

悪徳業者との取引においては、得た利益を出金することができないままで、トレーダーが泣き寝入りしてしまうパターンが非常に多くあります。

海外FXで出金拒否される3つの原因

出金拒否

海外FXで出金拒否されるパターンとして、大きく以下3つがあります。

  1. トレーダーが禁止行為や規約違反を行っている
  2. 海外FX業者が破産・破綻して営業停止になった場合
  3. 海外FX業者が悪徳業者だった場合

    出金拒否は、正当な理由で行なわれることもあるので、拒否理由を正しく理解しておきましょう。

    それぞれの出金拒否の理由について、詳しく見ていきます。

    1.トレーダーが禁止行為や規約違反を行っている

    FX取引では一定の禁止事項があり、禁止されている行動は規約などで詳しく定められています。

    禁止事項とは、具体的にはサーバーに大きな負荷がかかったり、市場をコントロールしかねないような取引のことを指し、各FX業者でシステムなどによって厳しく監視しています。

    もし不正な取引によって多くの利益を得ていると判断される場合、出金拒否が行なわれるケースがあるのです。

    主な禁止事項としては、以下5つの方法が挙げられます。

    窓埋めトレード

    代表的な禁止事項として挙げられるのが、窓埋めトレードです。

    海外FX業者を利用していても、土日は大半の国で市場がクローズとなるために、取引を行なうことができません。

    日本では、土曜日の朝方から一切のトレードができなくなり、翌月曜日のオセアニア市場の開始とともに取引が再開されます。

    ただ、実際には一部市場で土日で少量ながらも取引されており、土曜日朝方の時点から多少なりとも価格が変動することが多いです。

    チャートを見ると、土曜日の朝方から月曜日の取引開始時に隙間が生じることがあり、この隙間のことを窓と呼ばれています。

    FXの大原則として、窓が開いていても土曜朝方の元値に戻る性質があり、このことを窓埋めと呼ばれることが多いです。

    窓埋めトレードとは、この窓埋めを狙った取引手法ですが、ほとんどの海外FX業者では窓埋めトレードは禁止されています。

    アービトラージ(裁定取引)

    アービトラージ取引とは、裁定取引とも呼ばれることが多く、両建てを駆使して確実に利益を獲得できる手法となります。

    FXでは、ある時点で買いや売りによってポジションを持ち、その後の値動きに応じて決済して利益を上げていきますが、両建てとは売り・買いの両方のポジションを同時に持つ手法です。

    一時的な価格差が生じると、割高な方向のポジションを売って、割安な方を買い、その後に両者の価格差が縮小した時点で各々の反対売買を行って利益を獲得しようとする取引となります。

    リスクを低減させながら、利益を得たい際におすすめの手法であり、一見合理的に見えますよね。

    また、派生したアービトラージ取引としてボーナスアービトラージ取引が有名であり、海外FX業者で頻繁に提供されているボーナスを利用した取引方法となります。

    ボーナスアービトラージ取引では、例えばA社で100万円、B社で100万円の証拠金を投入して、各々で50万円のボーナスを獲得したとします。

    そこで、A社で買いポジション、B社で売りポジションの両建て取引を行っていて、A社で含み損が-200万円を計上、一方でB社では含み益が200万円発生した場合、A社では強制ロスカットによって100万円が損なわれて、ボーナス部分の10万円は同時に消滅する形です。

    ただ、B社では、利益200万円はそのままトレーダーの利益となって、差し引き100万円が利益となるので、確実に利益を上げることが可能です。

    ただ、片方の業者からすれば迷惑な話であり、アービトラージ取引は基本的に禁止されています。

    重要な経済指標発表時にハイレバレッジでトレードする

    FXにおいて、大きく値動きするタイミングとして、重要指標の公開時が挙げられます。

    特に世界中から注目を集める指標として、アメリカの雇用統計があり、世界経済を引っ張る存在であるアメリカの経済状況を知るための重要な指標です。

    アメリカ雇用統計は、毎月第一金曜日に発表されるのが一般的であり、雇用統計発表時はちょっとしたお祭り騒ぎになることが多いです。

    このような重要指標をターゲットとして、取引する方も多く一か八かでハイレバレッジをかけてポジションを持って利益が出ればラッキー、損失を出しても大きな痛手にならない方法で取引する手法があります。

    ただ、これも海外FX業者にとってはメリットがない取引方法となるために、禁止されているケースが大半です。

    両建て取引

    アービトラージ取引でも説明したとおり、両建てによる取引については各海外FX業者では厳しく規制されている状況です。

    ただ、両建てと言っても以下のパターンが想定されます。

    • 同じ業者間の同一口座で両建て
    • 同じ業者間の別口座で両建て
    • 違う業者間で両建て

    同じ業者の同一口座内で両建て取引している分には、禁止項目に該当しない一方で、別口座間や違う業者間での両建ては禁止されており、もし行なって得た利益は出金拒否の対象とされる可能性があります。

    レートエラーを狙った取引

    FX取引はサーバーの能力によって大きく左右され、もしポジションを持ちたいときや決済したい際に、サーバーにアクセスできなければ適切に処理されません。

    サーバーが適切に稼働しないケースとしては、アクセスが集中して接続が遅れた場合や、サーバー自体のエラーが考えられます。

    取引できないだけでなく、チャート自体の表示が滞ることもあり、これを狙ったレートエラー方法が存在しますが、レートレラートレードも各FX業者で厳しく禁止されており、出金拒否の対象となるので注意しましょう。

    2.海外FXの出金ルールを理解していない

    国内FXと海外FXでは、出金ルールが異なる場合があります。

    ルールを知らないと、ペナルティとして出金拒否をされてしまうかもしれません。

    クレジットカードで入出金できる海外FXでは、起こりやすいトラブルです。

    うっかりミスで利益が消えるのは、もったいないですよね。

    クレジットカードでの出金方法、銀行送金での出金方法をきちんと理解しましょう。

    クレジットカードの出金ルール

    クレジットカードで出金する場合、以下の2点に気をつけなくてはなりません。

    • クレジットカードで入金した金額までが出金できる。
    • 複数の方法で入金された場合、クレジットカードでの出金が優先される。

    入金の項目がショッピング扱いになり、出金の項目がキャンセル扱いになるからです。

    10万円のバッグを買ってキャンセルしても、10万円以上は返ってきませんよね。

    クレジットカードでの出金は「入金額≧出金額」です。

    2は、ショッピング枠の現金化を防ぐ目的があります。

    10万円をクレジットカードで入金し、5万円を海外銀行送金で入金して、20万円の利益が出たとします。

    その場合、10万円をクレジットカードで出金してから、残る10万円を海外銀行送金で出金しましょう。

    クレジットカードでの入金があるのに、他の出金方法を優先させると、出金拒否される可能性があります。

    利用している業者の案内に従って、出金してください。

    海外銀行送金の出金ルール

    海外銀行送金で出金する場合、登録した銀行口座とは違う講座で出金しようとすると、出金拒否をされます。

    これは、マネーロンダリング(資金洗浄)を防ぐための措置です。

    マネーロンダリング(資金洗浄)とは?

    →違法な起源を偽装する目的で犯罪収益を仮装・隠匿すること。犯罪組織の資金源になりうる。

    何らかの事情があり、登録した銀行口座以外の口座に振り込みたい場合、追加登録か登録情報の変更をしましょう。

    気をつけなくてはいけないのが、事前登録していた情報が間違っている場合です。

    • 支店名
    • 口座番号
    • 本人情報

    これらが正しくないと、口座認証が得られず、マネーロンダリングの危険性から出金拒否をされてしまいます。

    また、万が一間違った登録情報で出金された場合、本人口座には振り込まれません。

    その場合、海外FX業者側が再度出金することはないので、注意しましょう。

    出金する場合は、登録情報が間違っていないか確認してください。

    ボーナスの出金ルール

    海外FXが持つ魅力の一つであるボーナスは、口座開設、入金、友達紹介、取引などで追加されます。

    業者によっては、数十%~110%まで付与するサービスがあり、始めた時点で口座残高が倍以上になる場合もあります。

    なんと、入金ボーナスだけで500万円相当もらえることもあります。

    しかしながら、ボーナスでも出金できるものと出金できないものがあります。

    • 出金できるボーナス…一定量の取引をした場合に限り出金できる。
    • 出金できないボーナス…元から出金可能な金額に、ボーナスが含まれていない。

    ボーナスは海外FX業者がトレーダーへ提供する資金ですので、ボーナス自体を出金することはできません。

    ですが、ボーナスから発生した利益は出金可能です。

    業者によってボーナスの出金条件が違うので、事前の確認が必要です。

    ほとんどの海外FX業者は、出金した時点でボーナスは消滅するように設定しているので、出金はできるだけボーナスをすべて使い切ってから行ってください。

    2.海外FX業者が破産・破綻して営業停止になった場合

    海外FX業者の多くが、分別管理のみに対応しているケースが大半です。

    日本のFX業者では、信託保全と呼ばれるトレーダーの資金は外部の信託銀行口座に預け入れられて管理することで、仮に業者が破産した場合でも資金を補償する制度があります。

    また、単に外部で預け入れるだけでなく信託管理人と呼ばれる外部監査によって、適切性が担保されている状況です。

    一方で、海外FX業者の大半が分別管理のみに対応しており、業者の運営資金と顧客の取引資金をわけて管理されていますが、業者内で単にわけて管理しているだけで、もし破綻した場合は資金が尽きて返金できないケースがあり、出金したくてもできずに拒否される事があります。

    3.海外FX業者が悪徳業者だった場合

    違反行為など一際せず、正当に取引していても悪徳業者の場合は何かと理由を付けて出金拒否することもあります。

    信頼できる金融ライセンスを取得している場合、このような不正行為を行なっているとすぐに淘汰されますが、悪徳業者の場合は大抵は金融ライセンスなどを取得しておらず不正行為を好き放題行なっている状況です。

    悪徳業者を見分ける方法としては、主に以下の方法があります。

    • 誇大広告を掲載している
    • 評判が悪い

    特に重視したいのが評判であり、海外のFX業者をレビューするサイトなどを見ると、どのような評判であるのかをチェック可能です。

    しっかりと評判を確認して、悪徳業者にだまされないように注意しましょう。

    もし出金拒否されてしまったら

    もし出金拒否されてしまったら

    出金拒否をされたら、以下の手順で対応してください。

    • 海外FX業者に問い合わせる
    • ダメだった場合、海外FXに強い弁護士に相談する

    国内FXと海外FXでは、出金ルールが異なる場合があります。

    まずは業者に問い合わせてください。

    たんなる業者側のミスであれば、出金される可能性があります。

    何らかの出金ルールに抵触した場合、説明されるはずです。

    ここで注意しなくてはならないのが、海外FXでは日本語対応をしていない業者があるということです。

    双方の意図が正しく伝わらず、間違った対応をされるかもしれません。

    海外FXを始めるときは、できるだけ日本語対応をしている、安全な業者を選びましょう。

    もし、業者側の反応がない、説明が不合理、詐欺が疑われるのであれば、海外FXに強い弁護士に相談してください。

    弁護士によって得意分野が違います。

    出金拒否トラブルにあった際、慌てて悪質な弁護士を選んでしまうこともあります。

    ネットの評判や口コミを参考にして、信頼のできる弁護士に相談しましょう。

    海外FXで出金拒否されたら税金を払う必要はない?

    税金

    海外FXにおいて出金拒否された場合、気になるのが税金を支払う必要があるかどうかです。

    FX取引で得られた利益については、課税の対象となって一定額を超えたら確定申告の上で納税しなければなりません。

    利益確定のタイミングは、ポジションを保有しているタイミングではなく決済して利益が確定したタイミングとなります。

    ただ、出金できないとなると課税の対象になるのかが気になりますよね。

    ここでは、海外FXで出金拒否された場合の納税の要否について解説します。

    税金を支払う必要がある場合

    出金拒否されても納税の対象となるケースとしては、損益計算レポートなどにおいて利益分が取り消されていないケースが該当します。

    出金拒否をされたとしても、レポートにおいて利益がゼロとなっておらず、そのまま利益として計上されている場合は記録上で利益が残ることになります。

    記録に残っている以上、損益レポートを税務署に提出しなければならなくなった場合に、出金拒否をされたとしても利益が発生していると判断されるのです。

    例えば、海外FXで得た利益が30万円あって、20万円を出金拒否された場合でも、損益レポートに利益が発生しる記録になっていれば、確定申告の上で納税する必要があります。

    実際には、出金拒否されたことによって手元に現金が手に入らない状況で、記録上は利益が発生しているからと言う理由で課税されるのは納得いきませんよね。

    よって、多くの海外FX業者では、基本的には出金拒否ではなく、今後口座凍結をしてトレードできなくする処分を下すのが一般的です。

    税金を支払わなくてもいい場合

    出金拒否されても税金を支払う必要がないケースとしては、損益計算レポートなどで利益自体が取り消されているケースです。

    不正取引などによって取引自体が無効とされて、利益が抹消されたケースではそもそも利益が発生したいとカウントされるので、納税する必要がありません

    損益計算書などを確認すると、利益の箇所がゼロと計上されていれば、利益が取り消されており、仮に税務署にチェックされても利益自体が発生していないので特に問題となりません。

    海外FXで出金拒否トラブルを防ぐリスク回避術5選

    リスク

    海外FX取引において、出金拒否されないためには、以下に注意しなければなりません。

    • 金融ライセンスを取得している海外FX業者を選ぶ
    • 海外FX業者ごとの出金ルールを理解する
    • 安全性・透明性が保障される資金管理方法を採用している海外FX業者を選ぶ
    • 口コミやSNSで利用する海外FX業者を事前調査する
    • 運用年数や実績がある海外FX業者を選ぶ

      それぞれのリスク回避法について、詳しく見ていきましょう。

      1.金融ライセンスを取得している海外FX業者を選ぶ

      日本のFX業者では、金融庁のライセンスを取得しなければなりませんが、海外FXの場合は様々なライセンスが存在します。

      基本的には、本拠地がある国のライセンスを取得するのが一般的ですが、グローバルに活動するFX業者の場合は、様々な国のライセンスを取得しているケースが多いです。

      ライセンスを受けている以上、一定の信用を持って運用しないと監督指導の対象となり、場合によっては剥奪されるケースもあります。

      公的な認可によって信頼性や安全性が保障されていることから、複数のライセンスがあればより信頼できる業者と言えます。

      一方で、悪徳業者の場合は金融ライセンスを取得することができずに、無認可で営業しているケースが大半です。

      大前提として、業者選びする際には最低限ライセンスを取得しているかどうかをチェックしましょう。

      金融規制機関の公式サイトにおいて、認可したFX業者が掲載されているので、利用したい業者が記名されているかをチェックしてください。

      2.海外FX業者ごとの出金ルールを理解する

      海外FX業者によって、出金する際のルールが微妙に異なります。

      代表的なルールとしては、主に以下の6つが挙げられます。

      • クレジット(デビット)カード
      • 国内銀行送金
      • 海外銀行送金
      • ビットコイン
      • bitwallet
      • Sticpay

      実際に利用する際には、より入金や出金しやすい方法を選択することになりますが、ここで注意したいのが入出金の方法は原則同じという点があります。

      例えば、クレジットカードで入金して、ビットコインで出金したくても出金拒否されて、クレジットカーでしか出金できません。

      これは、マネーロンダリングと呼ばれる犯罪対策のために行なわれているため、例外は認められません。

      さらに、オンライン決済サービスやクレジットカードの入金対応について、日本金融庁が規制を強めており取り止めなどが発生している状況です。

      よって、しっかりと出金時のルールを確認しておくことをオススメします。

      3.安全性・透明性が保障される資金管理方法を採用している海外FX業者を選ぶ

      先に紹介したとおり、海外FXでは基本的に信託保全には対応しておらず、分別管理のみという業者が大半です。

      これによって、もし破綻した場合にせっかく稼いだ利益が出金拒否されることがあるので要注意です。

      一部の海外FX業者では、信託保全にも対応していることで出金拒否のリスクを回避することができますので、安全性・透明性が保障される資金管理方法を採用している海外FX業者を選びましょう。

      4.口コミやSNSで利用する海外FX業者を事前調査する

      悪徳業者にだまされないようにする、また優良なFX業者を見つけ出すためにも、海外FX業者に対しての口コミやレビューを参考にすることは、有効的な手段となります。

      海外のレビューサイトが特に参考になり、「実際に出金できた」や「出金が拒否された」などの情報を確認できます。

      ただ、中には真偽が怪しく参考にならない口コミがある場合もあるので要注意ですし、大前提としてFX業者が提供している口コミは信用しないようにしましょう。

      各種SNSでも、出金に関する口コミが見られ、以下のような口コミが参考になります。

      こちらのつぶやきでは、無事出金できたことが報告されれています。

      逆に、こちらのつぶやきでは出金拒否された事が報告されいます。

      以上のような情報を元に、優良業者であるかをジャッジしてください。

      5.運用年数や実績がある海外FX業者を選ぶ

      出金拒否されない、優良な海外FX業者を選定するためには運用年数や実績を重視してください。

      悪徳業者の場合、短期間で悪事を働いてすぐに改名して次の新たな悪事を働くのが一般的な流れとなっており、運用年数がとても短いのが特徴です。

      逆に、優良会社の場合は多くのトレーダーに評価されて、必然的に運用年数がとても長くなりますので、単純に運用実績が長ければ長いほど、信頼できる業者と判断できます。

      少なくとも、設立されてから3年にも満たない海外FX業者については、まだ実績が豊富と判断しないようにしましょう。

      同時に過去の実績をしっかりと見極めることも重要であり、過去に出金トラブルが発生している業者は避けるべきです

      もしトラブルが発生していても、すぐに対処してトレーダーに対して補償などを行なっている業者は信頼できますが、同じトラブルを何度も繰り返しトレーダーに対して補償していない業者は避けてください。

      海外FXの出金拒否トラブルは弁護士に相談しても解決できない?

      弁護士

      もし海外FX取引を行なっている中で明らかに業者側の勝手な都合で出金拒否された場合、弁護士に相談することを検討する場合があります。

      ただ、実際に弁護士に依頼したとしても、トラブルが解決できるとは限りません

      国内FXにおける被害であれば対処してもらえる可能性がありますが、海外FX業者は本拠地や責任者などの情報について真偽のほどが明らかになってないケースが大半です。

      また、実際に交渉するにしてもメールなどで行なうことになり、何も進展せず結局は泣き寝入りとなってしまうのです。

      仮に本気で取り返そうとして裁判等に持ち込もうにも、裁判は当該業者の所在地で行うとと規定されていれば、キプロスやシェール諸島などで裁判しなければならず、渡航費等も馬鹿になりません。

      実際に、弁護士側のスタンスとしても、国内FXであれば金融庁に相談できますが、海外FXは管轄外なので相談できない、トレーダー側が海外FX業者の定める規約に違反しているために出金拒否されている可能性があるとして、拒否されるケースが大半です。

      それでも、トラブルを解決する際は、国際問題に精通した弁護士に相談してみることをオススメします。

      弁護士はどうやって出金拒否トラブルを解決する?

      本拠地が海外にある海外FX業者に対して、簡単に責任を追及できるわけではなく、実際に裁判まで持ち込んで回収するのは困難な状況です。

      また、基本的に不透明な情報が多いことから、そもそも誰に責任を追及していいか把握できないものです。

      もし、本気でトラブルを解決するためには、まず責任を追及すべき相手を見つけなければなりません。

      弁護士としては、海外FX業者以外にも目を向けて交渉していくことになります。

      海外FX業者は日本の金融庁に登録していないケースが大半で、ほとんどの業者は金融商品取引法違反を働いていると言うことになります。

      弁護士としては、国内の事務代行業者や国内の信販会社などを相手として、共同不法行為などを理由に責任を追及して、出金拒否を撤回させることが可能です。

      直接的ではないによせ、トレーダーに対して真摯に対応してくれる弁護士がいれば、解決できる場合もあるので、まずは相談してみましょう。

      出金拒否されにくい海外FX業者4選

      出金拒否されにくい海外FX業者4選

      以下の4つの海外FX業者は運用年数が比較的長く、実績があり、信頼性の高い金融ライセンスを保有しています。

      金融ライセンスとは?

      金融サービスを行う業者に対して発行される資格。

      分割保管が義務なので、倒産しても資金は保証される。

      取得難易度が高いほど、信頼性が高いといえる。

      不合理な出金拒否や詐欺はされないので、ご参考にしてください。

      FXジャイアンツ

      • 運営会社…Notesco.Ltd.
      • 金融ライセンス…FCA
      • 最大レバレッジ…1,000倍

      信託保全されているので、万が一倒産しても資金は戻ってきます。

      客観的に見て、非常に信頼性の高い海外FX業者といえます。

      日本人の利用者数が1位であり、日本語対応も丁寧です。

      24時間対応なので、いつでも相談できます。

      数分で口座開設できるので、気軽に始められるのも嬉しいですね。

      FX以外にも、「株・先物取引・貴金属・石油」なども取引可能です。

      スリッページが少なく、約定率が99.62%と高いです。

      出金ルールをちゃんと守れば、出金拒否される可能性はほとんどありません。

      安全性が非常に高く、初心者から上級者まで、幅広くオススメできる海外FXです。

      AXIORY

      • 運営会社…Axiory Clobal
      • 金融ライセンス…IFSC
      • 最大レバレッジ…400倍

      金融業が盛んなベリーズの金融ライセンスIFSCを保有しています。

      FCAなどと比べれば少し劣りますが、英目メディアの「International Investor Awards 2020」では、「最高のカスタマーサービス」「最も透明性の高いブローカー」を受賞しています。

      約定率が99.9%と高く、ドル円スプレッドが0.9pipsと狭いため、スキャルピングで利益が出しやすいです。

      また、最近注目されているcTraderにも対応しており、スキャルピング狙いのトレーダーには最適です。

      海外FX業者では、唯一国内銀行を利用した入出金が可能で、日本人トレーダーからも人気が高い海外FXです。

      Tradeview

      • Tradeview Ltd
      • 金融ライセンス…CIMA
      • 最大レバレッジ…500倍

      マイナーな海外FX業者ですが、2004年に設立されており、すでに十数年の実績があります。

      24時間体制で日本語サポートを行っているので心配いりません。

      プラットフォームが豊富で、cTrader、CURRENEX、MT4、MT5が利用可能です。

      信託保全で一人当たり3万5000ドルまでの保証を受けることができます。

      ただ、ロスカット水準が100%(20~50%が平均)、ボーナスがない、などのデメリットもあるので要注意です。

      運用年数と実績という点からは、抜群の信頼性がある海外FXなので、出金拒否や倒産のリスクが心配な人にはオススメです。

      BigBoss

      • 運営会社…Prime Point LLC
      • 金融ライセンス…SVG FSA
      • 最大レバレッジ…555倍

      国内銀行から入出金できるうえ、bitwalletを使えば着金が1~5日と早いです。

      BigBossポイントというものがあり、6ポイントで1ドル分のクレジットと交換できます。

      スタンダード口座であれば、1ロットにつき16ポイントもらえるので、2,67ドル付与されることになります。

      日本語サポートも充実しています(ライブチャット:10:00~24:00、メール:24時間)。

      分割管理だけで信託保全はしていませんが、出金トラブルなどの声は挙がっていません。

      安全な海外FX業者といえるが、万全なリスク管理をしたい人は他の業者にしましょう。

      まとめ

      海外FX業者とのトラブルは解決が難しいです。

      出金ルールをよく理解し、信頼性が高い海外FX業者を利用しましょう。