SvoFXのスプレッド一覧と比較をご紹介!

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海外FXの場合、一般的にスプレッド幅が広いデメリットがあります。

SvoFXにおいても、日本のFX業者と比較して広めのスプレッドに設定されています。

ただし、スプレッドを加味してもボーナスなどの魅力的な制度があるため、多くの恩恵を受けられるのが魅力的です。

では、SvoFXのスプレッドはどの程度の広さに設定されているのでしょうか。

この記事では、SvoFXのスプレッドについて解説します。

この記事を読めばわかること

・海外FXのスプレッドについての基礎知識

・SvoFXのスプレッドと他社との比較

・SvoFXのスプレッドが開くタイミング

・通貨ペアごとのスプレッド一覧

海外FXのスプレッドとは?

スプレッド

はじめに、スプレッドについてより詳しく解説します。

スプレッドとは

スプレッドとは、外貨の買値と売値の差を表すものであり、FXにおけるスプレッドとはトレーダーがFX取引する際の買値と売値の差のことをさします。

スプレッドが狭いと低コストということになり、トレーダーにとって有利な条件でトレードが可能です。

外貨預金にも同様に、預入レートと払戻レートという買値と売値の差が発生しますが、一般的にFXの方が低コストで取引できます。

例えば、現時点で売値が114.50円で買値が115.50円の場合、スプレッド差は115.50-114.50で1.00の差となります。

上記パターンにおいてショートで注文した際、115.00円からスタートした場合、すでに0.50のギャップが生じるのです。

114.50円まで下がって初めてゼロからのスタートとなり、それ以上値下がりしないと利益を上げられません。

よって、スプレッドはなるべく狭い方がトレーダーにとって有利にトレードできる形となります。

国内FXと海外FXのスプレッドの違いとは?

チャート

スプレッドについて理解できたところで、よりスプレッドを正しく理解するためには、国内FXと海外FXのスプレッドの根底的な考え方の違いを理解する必要があります。

特に、国内FXと海外FXのスプレッドでは以下の2点について違いがあります。

・スプレッドの仕組みの違い

・注文方法の違い

各違いについて、詳しく解説します。

スプレッドの仕組みの違い

日本のFXと海外FXでは、スプレッドの仕組み自体に大きな相違点があります。

具体的な違いとしては、国内FX業者は固定制、海外FX業者は変動制を採用している点です。

国内FX業者が採用している固定制のスプレッドは、為替変動によってスプレッドが拡大するリスクが低い反面、スプレッドが変動する場合があります。

一方で、海外FX業者で採用している変動制のスプレッドでは、スプレッドが広がったり狭くなったりするのです。

スプレッドが狭いタイミングでトレードすれば取引コストを抑えられる反面、早朝などの薄商いのタイミングではスプレッドが拡大するリスクがあるため注意しなければなりません。

注文方法の違い

一般的には、国内FXでは海外FXで注文方法にも大きな相違点があります。

具体的には、国内FXではDD方式を取り入れています。

DD方式とは

Dealing Deskの略で、相対取引となりトレーダーとFX業者が1対1で取引する方式のことです。

「OTC取引」や「MM方式」とも呼ばれているケースも多いです。

逆に、トレーダーからの注文を直接インターバンク市場へ流して取引する方式をNDDと呼ばれています。

DD方式では、トレーダーの注文を受けて収益を出せる方式であり、実際に市場へ注文を流す必要がありません。

基本的に、負けるトレーダーが多ければ多いほど収益が増える構造が採用されていますが、スプレッドが狭く設定していてもトレーダーが負債を抱えると国内FX業者は儲かる仕組みとなります。

実際に、国内FX業者ではスプレッド幅が0.2pips~0.3pipsと極端に狭く設定されているのが特徴です。

一方で、海外FXではNDD方式と呼ばれる方式を採用している業者が大半です。

NDD方式とは

No dealing desk(ノーディーリングデスク)の略称であり、為替ディーラーを設置していないFX業者のことです。

NDD方式のFX業者では、基本的に顧客の注文をカバー先となる銀行やLPに直接接続するのが一般的です。

ディーリングデスクを設置していないため、システムで顧客の注文を最適なレートを提示しているカバー先と接続可能となり、レートの透明性や信憑性が担保されます。

DD方式では、仲介されない方式であるため海外FX業者には仲介料などが発生しません。

トレーダーが継続的に自社システムを用いてトレードして、利益を上げることでスプレッドや取引手数料を徴収できる仕組みです。

NDD方式はスプレッドによって実質的な手数料を徴収されるため、国内FX業者が採用しているDD方式と比較するとスプレッドが広く設定されています

一方で、海外FX業者では各種ボーナスなどが充実している特徴があるため、スプレッド幅が広いことは悪いとは言い切れません。

SvoFXの口座ごとのスプレッドとは?

スプレッド設定

SvoFXは、様々なトレーダーに対してFXトレードを楽しめるように、以下3種類の口座が用意されています。

・マイクロ口座

・スタンダード口座

・プロフェッショナル口座

各口座によって大きく特徴が異なり、スプレッド幅も違います。

ここでは、各口座の特徴について解説します。

マイクロ口座

マイクロ口座は、最も初心者向きな口座として知られています。

マイクロ口座のスペックは、以下のとおりです。

注文方式 STP方式
取扱銘柄 外国為替:27種類
株式指数:6種類
貴金属:2種類
エネルギー:1種類
暗号資産:4種類
最大レバレッジ 100倍
ロスカット水準 20%
初回最低入金額 5ドル
ロット 1,000通貨
最小取引量 0.01ロット
最大取引量 制限なし
スプレッド 1.0pips~
ボーナス あり
取引手数料 なし
口座維持費 なし
取引プラットフォーム MT4・Svoアプリ
ゼロカット方式 あり
ソーシャルトレード 利用可能

上記のように、銘柄数も多めで最小5ドルから入金してトレードできる点が評価できます。

また、ロット数も少なくトレードできるので、お試し間隔でトレードしやすい点も魅力的です。

スプレッドについても、最小1.0pipsからトレードできるメリットもあります。

最大レバレッジが100倍と低めに設定されていて物足りなさを感じる場合も多いですが、トレード初心者にとって最適な口座です。

スタンダード口座

SvoFXで提供されているスタンダード口座は、その名のとおりスタンダードな条件でトレードできる口座となります。

いい意味で癖がないため、初心者トレーダーでもトレードしやすい特徴があります。

スタンダード口座の詳細なスペックは、以下のとおりです。

注文方式 STP方式
取扱銘柄 外国為替:27種類
株式指数:6種類
貴金属:2種類
エネルギー:1種類
暗号資産:4種類
最大レバレッジ 2,000倍
ロスカット水準 20%
初回最低入金額 5ドル
ロット 10万通貨
最小取引量 0.01ロット
最大取引量 制限なし
スプレッド 1.0pips~
ボーナス あり
取引手数料 なし
口座維持費 なし
取引プラットフォーム MT4・Svoアプリ
ゼロカット方式 あり
ソーシャルトレード 利用可

マイクロ口座と違い、最大レバレッジが2,000倍と圧倒的に高い点が魅力的です。

また、最低入金額も5ドルと低めであり、少額トレードに向いた口座となっています。

さらに、スプレッドも1.0pipsからとなっているため、お得にトレードしやすい口座です。

プロフェッショナル口座

プロフェッショナル口座は、ほかの海外FX業者でも採用されている、取引手数料を徴収する一方でスプレッド幅が狭い口座です。

プロフェッショナル口座の詳細なスペックは、以下のとおりです。

注文方式 ECN方式
取扱銘柄 外国為替:27種類
株式指数:6種類
貴金属:2種類
エネルギー:1種類
最大レバレッジ 100倍
ロスカット水準 20%
初回最低入金額 100ドル
ロット 10万通貨
最小取引量 0.01ロット
最大取引量 制限なし
スプレッド 0.0pips~
ボーナス あり
取引手数料 FX:2ドル/ロット
CFD:2.5ドル/ロット
口座維持費 なし
取引プラットフォーム MT4・Svoアプリ
ゼロカット方式 あり
ソーシャルトレード 利用不可

気になる取引手数料は、FXトレードで1ロットあたり2ドルと平均的な設定となっています。

一方で、スプレッドは最狭で0.0pipsでトレードできる点が魅力的です。

ロスカット基準はほかの口座と同様に20%となっているため、比較的ギリギリまで粘ってトレードできる口座でもあります。

SvoFXのスプレッド比較(Gemforex,TitanFX比較)

スプレッド比較

SvoFXのスプレッドは、主要な海外FX業者と比較してどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、大手海外FX業者であるGemforexとTitanFXのスタンダード口座と、SvoFXのスタンダード口座の主要通貨ペアのスプレッドを比較した結果がこちらです。

  Gemforex
スタンダード口座
TitanFX
Zeroスタンダード口座
SvoFX
スタンダード口座
USD/JPY 1.2pips 1.3pips 1.4pips
EUR/JPY 1.4pips 1.5pips 2.0pips
GBP/JPY 1.9pips 2.2pips 2.6pips
AUD/JPY 1.6pips 1.7pips 2.2pips
EUR/USD 1.2pips 1.1pips 1.4pips
GBP/USD 2.1pips 1.6pips 2.9pips
AUD/USD 1.5pips 1.1pips 1.7pips

残念ながら、GemforexとTitanFXと比較すると、スプレッド幅が広い状態です。

特に、英ポンド関連のスプレッド幅が広い傾向にあります。

SvoFXのスプレッドが開くタイミング

スプレッド幅

SvoFXでは、ほかの海外FX業者と同様に、常に一定のスプレッド幅が維持されるわけではありません。

主に、以下のタイミングで通常時よりスプレッド幅が広くなる傾向があります。

・早朝のタイミング

・経済指標発表や要人発言のタイミング

・取引量が低下しているタイミング

上記において、スプレッドが開く理由などについて、詳しく解説します。

早朝のタイミング

FXの世界では、土日を除き基本的に24時間いつでもトレード可能です。

大きな流れとして、オーストラリア市場が日本時間朝に開場し、その後日本市場がスタートします。

そして、夕方あたりからヨーロッパとアメリカ市場が開場して、日本時間で翌日深夜に閉場する形です。

FXトレードは、主にアメリカ市場で圧倒的なトレード量となりますが、アメリカ市場が閉場してオーストラリア市場が開場するまでの間は極端にトレード量が減少します。

日本時間で朝4時から8時くらいまでの間はトレード量が少ないため、スプレッド幅が広くなりがちです。

SvoFXでも、通常時の10倍以上に広がる通貨ペアもあるので注意が必要です。

経済指標発表や要人発言のタイミング

FXトレードにおいて、大きく相場が変動するタイミングとして、経済指標発表や要人発言のタイミングが挙げられます。

スプレッドが大きく開く可能性のある経済イベントや要人発言には、以下のものがあげられます。

スプレッドが開く可能性のある経済イベントや要人発言

・アメリカの消費者物価指数や雇用統計

・主要国の金融政策発表

・主要国の中央銀行総裁の発言

ただし、経済指標発表や要人発言のタイミングでは大きな変動によってロスカットされるリスクがあるため、一旦ポジションを精算する場合が大半です。

これにより、一時的にトレード量が減少してスプレッドが広くなる傾向があります。

また、指標発表後は注文の急激な増加だけでなく、価格が一方向に変動して一時的にトレード相手が見つからなくなり、流動性が失われるケースもあるため注意が必要です。

取引量が低下しているタイミング

早朝のタイミング以外でも、トレード量が低下するタイミングとしてクリスマスシーズンや年末年始が挙げられます。

特に、年末年始はゆっくりと過ごしたいというトレーダーが多く、トレード数が少なくなりスプレッドが広くなりがちです。

年末年始では、トレード量が少ないことを狙って大口トレーダーが思わぬ大きな相場変動を起こす場合もあるため、SvoFXでトレードする際にも注意が必要です。

通貨ペアごとのスプレッド一覧表

通貨ペア

SvoFXでは、大きくマイクロ口座とスタンダード口座が同じスプレッドとなり、プロフェッショナル口座のみ狭いスプレッドでトレード可能です。

通貨ペア毎のスプレッドをまとめると、以下のようになります。

通貨ペア マイクロ・スタンダード口座 プロフェッショナル口座
AUD/USD 1.5pips 0.4pips
EUR/GBP 1.7pips 0.7pips
EUR/USD 1.4pips 0.2pips
GBP/USD 1.9pips 0.7pips
NZD/USD 1.9pips 0.7pips
USD/CAD 1.85pips 0.55pips
USD/CHF 1.7pips 0.5pips
USD/JPY 1.4pips 0.2pips

マイクロ口座、スタンダード口座と比較して、プロフェッショナル口座の場合は約1pips低い設定となっています。

また、全体的に英ポンド系のスプレッドが広めに設定されているのが特徴です。

なお、その他銘柄のスプレッドは以下のとおりです。

通貨ペア マイクロ・スタンダード口座 プロフェッショナル口座
WTIUSD 0.42pips 0.38pips
XAUUSD 2.5pips 2.1pips
XAGUSD 2.4pips 2pips
225JPY 12pips 10pips
NASUSA 4pips 3pips
U30USD 5pips 4.2pips
BTCUSD 480pips
ETHUSD 22pips

注目したいのが、スタンダード口座で暗号資産をトレードできる反面、BTCUSDで480pipsととても広いスプレッド幅になっている点です。

暗号資産をトレードしたい場合、十分注意してトレードしてください。

SvoFXのスプレッドの評判は?

評判

SvoFXに対して、Twitterにおいて以下のような評判が見られます。

このつぶやきでは、ゴールドのスプレッドが大幅に下げられた点を高く評価しています。

ただし、上記のように出勤の早さを評価するものの、スプレッドが広い点を懸念する声も見られます。

このつぶやきでも、ほかの海外FX業者と比較して若干スプレッド幅が広めな点を懸念されています。

SvoFXのスプレッドに関するよくある質問

faq

ここでは、SvoFXのスプレッドに関する、以下のよくある質問を紹介します。

1.SvoFXでスプレッドはどうやって確認できるのでしょうか?

2.スキャルピングは可能ですか?

3.フラクショナルピップ価格とはどのような意味ですか?

各質問に対する回答も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

1.SvoFXでスプレッドはどうやって確認できるのでしょうか?

SvoFXでは、以下のページで最新のスプレッド幅を紹介しています。

また、取引プラットフォームとしてMT4を利用されている場合、MT4にログインします。

そして、「気配置表示」の通貨ペアを選択して右クリックしてスプレッドをクリックすれば確認可能です。

2.スキャルピングは可能ですか?

SvoFXでは、全ての口座でスキャルピングが可能です

これにより、スプレッドが狭い通貨ペアを狙ってスキャルピングトレードを楽しめます。

ただし、過度にスキャルピングを繰り返すと迷惑行為と判断されてしまうため、注意してください。

3.フラクショナルピップ価格とはどのような意味ですか?

フラクショナルピックス価格とは、1pips未満のスプレッド幅のことを指します

通常、1pipsが下限に設定されていますが、フラクショナルピップ価格によってより狭いスプレッドを実現可能です。

SvoFXでは、より小さな桁の部分を使用することで、トレードのコントロールと精度を向上させています。

特に、毎秒3回あらゆる通貨ペアの価格更新を実現しており、現在の世界的な外国為替市場レベルを反映させているのが特徴です。

まとめ

SvoFXでは、スプレッド自体はほかの海外FX業者と比較して広めとなっています。

ただし、安定したトレードが可能でありトレーダーの声に耳を傾けてサービスを改善している姿勢が見られます。

特にプロフェッショナル口座では、通貨ペアによっては非常に狭いスプレッドで提供しているのが特徴です。

SvoFXでは、公式ホームページで随時スプレッドを公開しているため、常にチェックしておくことが重要です。

また、スプレッド幅が広がるタイミングを避けて、お得にトレードしてください。